キス釣りでは、「底を感じる」という言葉がよく出てくる。
でも、釣りを始めた頃はその意味がよく分からなかった。
仕掛けが底に着いたのか。砂地を引いているのか。小石に当たったのか。魚が触ったのか。
自分も最初は、手元に伝わる感覚がほとんど同じに思えた。
今は、仕掛けが海底に着いたあと、オモリを引いた時に出る抵抗の変化を感じることが「底を感じる」に近いと思っている。
キス釣りで「底を感じる」とは何か

自分が天秤仕掛けでキスを狙う時は、オモリを底まで沈めてから、仕掛けをゆっくり引いている。
砂地なら比較的スーッと引ける。
小石や貝殻に当たるとコツコツした感触が出て、かけ上がりに入ると少し重くなる。
海藻や沈んだゴミに触れれば、引っかかるような抵抗が出ることもある。
自分にとって底を感じるというのは、こうした違いを手元や竿先から拾っていくことだった。
最初は底に着いたかどうかも分からなかった

最初は、仕掛けが底に着いたかどうかすら分かりにくかった。
投げたあと、オモリが沈んでいる間はラインが出ていく。
底に着くとラインの出方が止まったり、糸ふけが出たりする。
自分は手元の感覚だけで判断せず、ラインの動きと竿先も一緒に見ていた。
風や波がある日や、オモリが軽い時は、それでも着底が分かりにくかった。
ゆっくり引くと底の違いが分かってきた
着底したら糸ふけを取り、仕掛けをゆっくり引く。
少し引いて止め、また引く。
自分は速く巻き続けるより、この動かし方の方が底から伝わる抵抗の違いを感じやすかった。
引いている途中で急に重くなったり、コツコツした感触が出たりする。
そうした底の変化が出た場所の近くで、キスのアタリが出ることもあった。
遠くへ投げることだけではなく、どの距離で抵抗が変わったのかを覚えておくようになった。
底が分かりにくい時はオモリの重さも変えた

オモリが軽すぎると、着底した瞬間や底を引く感覚が分かりにくかった。
そういう時は、使っている竿の適合範囲を確認して、少し重いオモリへ替えることもある。
ただ、風や波が強ければ、オモリを替えても感覚は分かりにくくなる。
最初から手元の感覚だけで判断するより、ラインや竿先も合わせて確認する方が自分には分かりやすかった。
PEラインに変えると底の感覚が分かりやすくなった

自分は最初、ナイロンラインでキス釣りをしていた。
そこからPEラインに変えると、底を引いた時の感覚が手元へ伝わりやすくなった。
ナイロンは伸びがあるのに対して、PEラインは伸びが少ない。
小石に当たるコツコツした感触や、仕掛けが重くなる変化も、ナイロンを使っていた頃より分かりやすかった。
もちろん、PEに変えれば全部分かるわけではない。風や波がある日は、PEでも感覚がぼやける。
それでも、自分にとってナイロンからPEへの変更は、底の変化を感じる上ではっきり違いが出た部分だった。
底のコツコツと魚のアタリも最初は混ざっていた

底の感覚が少し分かってきても、今度は小石と魚のアタリを間違えることがあった。
小石に当たってもコツコツするし、キスが触った時も手元に振動が出る。
小石だと思ったら魚だったこともあれば、魚だと思ったら底の感触だったこともある。
底を引いて似た感触が続く時もあれば、急にブルブルとアタリが出る時もある。
最初からきれいに区別できたわけではなく、何度も引いているうちに少しずつ違いが分かってきた。
まとめ|底を感じるのは海底から伝わる変化を拾うことだった
自分も最初は、仕掛けが底に着いたのかどうかすらよく分からなかった。
まずラインと竿先で着底を確認し、そこから仕掛けをゆっくり引く。
砂地、小石、かけ上がりなどを通ると、手元へ伝わる抵抗が変わる。
ナイロンからPEラインへ変えてからは、その違いも分かりやすくなった。
最初は魚のアタリとも混ざっていたが、繰り返しているうちに少しずつ違いが見えてきた。
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