夏でも長時間使えて、そのまま釣り場まで持っていける10L前後のクーラーが欲しくなり、DAIWA クールラインα III VS1000Xを購入した。
手持ちには、CHUMS Camper Cooler 9L(キャンパークーラー9L)とPeacock クーラーバケット9.5Lがある。
CHUMSは軽く、秋の後半から初春までなら1日の釣りでも使えている。
ただ、真夏の炎天下で6時間前後使うと、自分の運用では氷がほぼ溶けるところまで来る。
Peacockは反対に保冷力が高い。
本体だけで約4.7kgあるため、車に置くベースクーラーとして使うことが多い。
この2つの間に、夏でも長時間使える保冷力があり、持って歩けるクーラーがなかった。
VS1000Xは、手持ちに足りなかった「高保冷力と機動力」を埋めるために買った10Lクーラーになる。
実際に真夏の13時頃から使い、21時に家へ戻った時点でも、500mlのペットボトル氷は7割ほど残っていた。
10Lで3万円前後するので安くはない。
それでも、今のところ買ったことに後悔はない。
クールラインα III VS1000Xを買った理由
VS1000Xを選んだ理由は、今持っている2台のクーラーの弱点に行き着く。
CHUMS Camper Cooler 9Lは涼しい時期なら1日使えている

10L前後でよく使ってきたのが、CHUMS Camper Cooler 9Lだ。
秋の後半から初春にかけては、自分の釣りでもこれで1日十分に持つ。
保冷力が足りなくなるのは夏だ。
炎天下で長時間使うと氷の減りが速くなり、6時間ほどでほぼ溶けるところまで来る。
SUPフィッシングでも、魚の反応が予想より長く続き、6時間ほど釣りをしたことがある。
その時は先に氷が持たなくなり、まだ釣りを続けられる状況で帰還した。
釣りの状況ではなく、クーラーの保冷時間で終了になった。
夏用のクーラーを追加しようと思ったのは、この経験が大きい。
Peacock クーラーバケット9.5Lは保冷力が高いが持ち歩くには重い

Peacock クーラーバケット9.5Lも持っている。
こちらは真空二重構造で、実際に使っていても保冷力は高い。
本体だけで約4.7kgある。
今は車内へ置くベースクーラーとして使うことが多い。
キャンプで飲み物を冷やす用途にも使っている。
車から近い堤防なら持っていけるが、足場の悪い場所まで歩いたり、SUPへ持ち込んだりするには自分には重い。
夏だけ「高保冷力と機動力」の間が空いていた
CHUMSクーラーがダメなわけではない。
涼しい時期ならこれで十分足りる。
Peacockも、車に置いて保冷力を優先する用途では使える。
ただ、足りなかったのは、夏でも通用する保冷力と機動力を両方持ったクーラーだった。
真夏でも長時間使えて、堤防まで持って歩ける。SUP釣りにも持ち込める。
その条件を10L前後で探した結果、VS1000Xに行き着いた。
5面真空でも本体重量は2.6kg

VS1000Xは容量10L。
断熱材は5面真空パネル+ウレタンで、保冷性能はKEEP55になる。
本体重量は2.6kg。
購入前は、真空断熱パネルを増やすほどクーラーも重くなるイメージがあった。
10Lのクールラインα IIIの他のラインナップと比べてみても、その重量差は思っていたより小さかった。
スチロールモデルとの差は500g
同じ10LのS1000Xは、スチロール断熱で2.1kg。
5面真空のVS1000Xは2.6kgなので、差は500gになる。
5面まで真空断熱パネルを入れても、増えるのは500gだけだった。
ここは購入時の判断を大きく変えた。
2.6kgをめちゃくちゃ軽いとは思わない。
それでも、釣り場まで持って歩ける重さには収まっている。
この500g増量の差なら、自分は軽さより夏の保冷力UPを取った。
3面真空のTS1000Xとも迷った

購入時に最後まで迷ったのが、3面真空のTS1000Xだった。
TS1000Xは2.5kg。
VS1000Xとの差は100gしかない。
実際には、TS1000Xでも自分の夏の釣りに間に合った可能性はある。
結局、VS1000Xを選んだ。
これまで夏に氷が持たなくなった経験があり、買い直しは避けたかった。
3面真空まで上げるなら、そこから100g増やして10Lで一番保冷力の高いモデルを選ぶことにした。
これで足りなければ、その時は諦められる。
真夏に8時間使ってもペットボトル氷が7割ほど残った

購入後、真夏の釣りへ持っていった。
使い始めたのは13時頃。
家へ戻ったのが21時頃だった。
中に入れていた冷却材は、LOGOS 倍速凍結・氷点下パックL 900gと、500mlのペットボトル氷1本。
帰宅した時点で、LOGOSの保冷剤はうっすら溶けている程度だった。
ペットボトル氷も7割ほど残っていた。
以前は6時間ほどで氷がほぼなくなることがあった。
今回は8時間使った後でも氷が残った。
自分が夏のクーラーに欲しかったのは、この余裕だった。
ペットボトル氷を2本から1本へ減らせた
以前はLOGOSの900gの保冷剤に、500mlのペットボトル氷を2本入れることが多かった。
冷却材だけで約1.9kgになる。
VS1000Xでは、今のところペットボトル氷1本で使えている。
900gの保冷剤と500mlのペットボトル氷で約1.4kg。
ここで約500g減る。
仮にS1000Xへこれまで通り約1.9kgの冷却材を入れると、本体2.1kgと合わせて約4kg。
VS1000Xは本体2.6kgに現在の冷却材約1.4kgを入れて、こちらも約4kg。
本体では500g重くなった。
その分を、実際に減らせたペットボトル氷1本で戻せた。
自分の運用では、持ち歩く総重量を増やさずに保冷時間を伸ばせている。
LOGOS 倍速凍結・氷点下パックLが底にほぼぴったり入る

使っているLOGOS 倍速凍結・氷点下パックLは、VS1000Xの底面にほぼぴったり収まる。
横へ大きく余らず、底へそのまま敷ける。

ぴったり入りすぎて取り出しづらいという情報も見たが、自分が使っているものでは指を掛けられる隙間がある。
取り出しで困ることはなかった。
10Lは小さい?神奈川の堤防釣りでは足りることの方が多い

10Lを選ぶ時に、小さすぎないかは考えた。
ただ、自分が神奈川の堤防で実際に持ち帰っている魚を見ると、10Lで足りることの方が多い。
アジ、サバ、カマスならほぼ対応できる。
タチウオも長いが、折り曲げれば収まる。
クロダイなど大きめの魚が釣れる場所もある。
とはいえ、自分は特に夏のクロダイを持ち帰らない。
普段持ち帰っている魚に合わせると、20Lは自分には大きい。
めったに釣れない大物へ普段のクーラーを合わせていない

SUP釣りでブリのような大物が掛かれば、10Lにはそのまま入らない。
もっとも、そのサイズを基準にすると、20Lでもそのまま収めるのは厳しい。
そして、自分の釣りではそんな魚が毎回釣れるわけでもない。
ほとんどの釣行では、10Lで収まる魚を持ち帰っている。
大物が出たらストリンガーへ逃がす。
必要なら頭や尾を落とし、折り曲げて収める。
それでも入らなければ、車にはランガンクーラーバッグを置いている。
帰りにコンビニで氷を買い足し、そちらへ移して持ち帰ることもできる。
釣れるか分からない最大魚のために、毎回大きなクーラーを持ち歩くことはしていない。
両開きで外せる蓋は使いやすい
使ってから便利だったのが、左右どちらからでも開けられる蓋だった。
釣り場では、自分がいる側からそのまま開けられる。
蓋自体も取り外せる。
魚を入れた後はクーラーを洗うので、蓋を外して水洗いできるのも使いやすい。
小さな投入口は今のところ使っていない

上蓋には小さな投入口が付いている。
自分は魚を袋へ入れてからクーラーへ入れるため、結局大きな蓋を開けている。
今の使い方では、投入口を使う場面はほぼない。
エアー口は泳がせをやる時に使えそう

エアーポンプのホースを通せるエアー口もある。
これはまだ使っていない。
今後アジを生かして泳がせ釣りをするなら使うことになりそうだ。
CPキーパーロングとCPポケット185を取り付けた

別売りのCPキーパーロングとCPポケット185も購入し、クーラーの側面へ取り付けた。
竿を立てる場所と小物を入れる場所が増え、この2つも実際に使いやすい。
気になったのは、取り付けにビスを使うことだった。
真空断熱パネルを使ったクーラーにはビス留めできないという情報も見ていたため、3万円前後するクーラーへ穴を開けるのは抵抗があった。
取り付け前にダイワ公式の対応を確認すると、クールラインα III 1000はCPキーパー系の対応機種に入っていた。
使ったのは、その対応機種向けにダイワ純正オプションへ付属しているビスで、長さや太さを自分で選んだわけではない。
公式の対応を確認したうえで、その範囲内で取り付けたところ、現時点では問題なく使えている。
VS1000Xを使って分かったデメリット
10Lクーラーとしては値段が高い
一番大きいのは値段だ。
10Lのクーラーに3万円前後出すとなると、購入時は迷った。
自分の使い方なら、TS1000Xでも夏を越せた可能性はある。
両方を試してみないとわからないが、そこは否定できない。
とはいえ、買い直す可能性を残したくなかったので、VS1000Xまで自分は予算を上げた。
カラーがゴールドしかない
VS1000Xはゴールドになる。
これは完全に好みだが、自分はあまり好きではない。
他の色も選べればよかったというのが正直なところだ。
保冷剤へ魚を直接置いたらカマスが凍った

底にはLOGOS 倍速凍結・氷点下パックLを敷いている。
その保冷剤の上へカマスを直接置いていたところ、実際に凍った。
それ以降は、魚が保冷剤へ直接触れないようにしている。
低い温度まで下がる保冷剤の上に魚を直接置いたまま長く釣りを続けていたら、こうなった。
よく冷えること自体はメリットだが、置き方までは想定していなかった。
3万円前後払ってVS1000Xまで上げたことに後悔はない
VS1000Xを選んだことで、真夏の釣行中に氷の残りを気にする場面はもうほぼないかもしれない。
VS1000Xは、その位置に確実に収まった。
持ち運び面でもとても楽だ。
クールライン現行の10Lで一番上まで選んだことで「もう一つ上にしておけばよかった」という迷いも残っていない。
とてもいいクーラー!
素人だけど、検証して道具は選ぶ。
