ライトショアジギングを始めた頃は、遠くへ投げれば魚に近づけると思っていた。
少しでも沖へ飛ばしたくて、まずキャストを覚えることばかり考えていた。
実際に続けてみると、遠くへ投げても何も起きない日は普通にある。反対に、西湘サーフの手前のブレイク付近でワカシが釣れた日もあった。
そこから、飛距離だけではなく、どこへ投げるか、何gを使うか、どの深さを通すかを見るようになった。
今は30gを一つの基準にして、近い距離や浅い場所では20g、風や波、流れ、距離、水深で足りなければ40gへ替えている。色も使い分けるが、その前にジグが魚のいる場所まで届いているかを確認することが多い。
最初はキャストを覚えたくてサーフへ行くことが多かった

自分はライトショアジギングを始めた頃、サーフへ行くことが多かった。
魚が釣れやすいと思ったからではなく、まずキャストを覚えたかったからだ。
最初は真っすぐ投げることも安定せず、力を入れすぎてジグが斜めへ飛ぶこともあった。
混んでいる堤防では左右や後ろが気になり、何度も投げて練習する余裕を作りにくかった。人との距離を取れるサーフなら、着水位置を確認しながら繰り返し投げられた。
ただ、西湘の人気サーフも朝まずめは人が多い。広いサーフならいつでも投げやすいわけではなかった。
逆に空いている堤防では、足場が安定していて着水位置も確認しやすかった。今は堤防かサーフかだけで決めず、周囲と距離を取って投げられる場所を選んでいる。
最初の基準にするなら自分は30gから考える

メタルジグを使い始めた頃は、20g、30g、40gの違いもよく分かっていなかった。
実際に投げていく中で、自分は30gを基準にすることが多くなった。
30gを投げて、どこまで届くか、どのくらいの速さで沈むか、狙ったレンジを通せるかを確認する。
それで足りれば30gのまま使う。近い距離や浅い場所なら20gへ落とし、風や流れで押される、もう少し沖へ入れたい、底まで入りにくい時は40gへ替える。
重さそのものに正解があるというより、30gを投げた結果から次の重さを決める形になった。
堤防でも西湘サーフでも30gをよく使っている

神奈川でライトショアジギングをしてきた中では、30gを投げる場面が多かった。
堤防や海釣り施設でも使ってきたし、西湘サーフでも30gから投げることがある。
西湘ではワカシだけでなく、小サバ、小カマス、イワシなどのベイトが手前へ入ることもある。そんな日は遠くへ投げることより、魚がいる距離へジグを通す方を優先する。
30gで届くなら、そのまま使う。ベイトがさらに近く、浅い場所を通したい時は20gへ替えることもある。
30gを中心にしているのは、どこでも30gで足りるからではない。自分が釣ってきた場所で、そこから軽くするか重くするかを決めることが多かったからだ。
30gで足りない日は40gへ替える

西湘サーフでは、30gから40gへ替える日もある。
向かい風や横風で30gが押される。波や流れがあり、狙った場所へ入れにくい。もう少し沖まで届かせたい。底まで入れるのに時間がかかる。
そういう時に40gへ替えている。
40gは飛距離だけのために使っているわけではない。重くすると沈み方や流され方も変わるので、30gでは狙った場所を通しにくい時に出番が増える。
反対に、手前にベイトがいる日や浅い場所では40gを使わないこともある。投げる前にはロッドの適合ルアー重量も確認している。
西湘では30〜40gを一日投げ続けられるタックルへ変わった

ライトショアジギングを始めた頃は、飛距離とパワーを優先してコルトスナイパーBB S106MHを使っていた。
40gのメタルジグはよく飛び、パワーにも不足はなかった。ただ、西湘を歩きながら30〜40gを一日投げるようになると、コルトスナイパーBBの自重と5000番リールの組み合わせはかなりしんどく感じていた。
一度は20〜30gを軽いシーバスロッドで投げる釣りへ寄ったが、沖の潮目で50〜60cmほどのイナダを釣っている人がいた日、同じように投げてみたが、30gでは群れまで届かなかった。
手前を探る軽さは欲しい。それでも、魚が沖にいる日は距離も必要になる。
そこで今は23ディアルーナ100MHを使っている。PE1.5号で30〜40gを投げても振り抜きが軽く、今のところとても扱いやすく感じている。
飛距離だけでも、軽さだけでもなく、30〜40gを一日投げながら歩けて、必要な時には沖まで届かせられる。この形が今の西湘ではしっくり来ている。
メタルジグの色はピンクを一番よく使っている

自分が一番よく投げている色はピンクだ。
神奈川のサーフや堤防だけでなく、東京湾側のSUPでも使ってきた。実際にピンクで魚が釣れた経験も多い。
それでも、ピンクだけが釣れるとは考えていない。
ミドキン、レインボー、グロー、シルバー系も使う。暗い時間や濁り、深さ、その日の海の色を見ながら替えることもある。
迷った時に最初へ戻せる色として、自分の中ではピンクが残っている。
色を替える前に重さとレンジを変えることが多い

色を替えた後に反応が出て、違いを感じた日はある。
だから色が釣果に関係ないとは思っていない。
ただ、海では魚がどこにいるのか見えない。魚がいる距離まで届いていなかったり、その下や上を通していたりすれば、色だけ替えても状況は変わらない。
自分は反応がなければ、まず投げる距離を変える。必要ならジグの重さを替え、沈める時間や巻く速度も変える。
同じ場所へ通せている状態を作った後で、ピンクから別の色へ替えることもある。
朝に何もなくても昼過ぎに海が動いた日がある

自分もライトショアジギングでは朝まずめを狙う。
ただ、朝は何もなかったのに、昼過ぎや15時ごろになってベイトが回ってきた日があった。
それまで静かだった波打ち際に小魚が見える。鳥が動く。ジグサビキに小サバや小カマス、イワシが掛かる。
こういう変化を経験してから、朝に釣れなかったことだけでその日の海を判断しなくなった。
朝を外した後は、小魚や鳥、波打ち際、手前のブレイクを確認する。変化が出れば、そこへもう一度メタルジグを通す。
反対に何も変わらなければ、青物だけに固定せず、サーフならキス、堤防ならサビキやちょい投げへ切り替える日もある。
ボウズが減ったのは遠投より先に確認するものが増えてからだった

始めた頃は、遠くへ投げること自体が目的に近くなっていた。
それでもボウズは続いた。
自分の場合、反応を拾える日が増えたのは、魚が通りそうな場所を探し、そこへ届く重さを使い、通すレンジを変えるようになってからだった。
西湘サーフでは、手前のブレイク付近でワカシが釣れた日がある。その経験もあり、遠くばかりではなく、ブレイク、流れ込み、濁りの境目、ベイトの位置を確認するようになった。
堤防でも、ただ正面へ投げるのではなく、先端や角、潮の動き、足元の変化、ベイトが見える場所へ投げる。
届かなければ重さを替える。反応がなければ表層、中層、底付近とレンジを変える。
遠投は今も使う。ただ、飛ばすこと自体ではなく、魚がいると思う場所へジグを届けるために使っている。
メタルジグが増えてからケースへまとめるようになった

メタルジグが数本だった頃は、買った時の箱のまま持っていったこともある。
本数と交換回数が増えると、箱を探して開け、使ったジグを戻す作業が面倒になった。
今は、自分が使う40g前後までのメタルジグをDAIWAのリバーシブルケース86Lへ入れている。
水抜き穴があるので、釣行後はジグを入れたままケースごと洗い、水を切って開けて乾かしている。
MEIHOのVS-7055NとVS-7070Nにも収めて使っている。長いミノーやシンペンは86Lへ無理に入れず、別ケースかストッカーへ分けている。
30〜40gを投げる日はフィンガープロテクターを使っている

30〜40gのメタルジグをPEラインで投げる日は、フィンガープロテクターを必ず使っている。
PE1.5号でも素手で投げ続けると人差し指が痛くなり、PE1.0号ではラインの食い込みをさらに強く感じた。
指が痛くなると、ラインを離す瞬間やロッドを振り抜く時に力を抜いてしまう。
フィンガープロテクターを付けていると、指の痛みを気にせず最後まで振り抜けるので、結果的に飛距離も伸びる。
夏も薄手のフィッシンググローブの上から付けている。グローブだけでは人差し指の先が出ていることがあるので、PEラインが掛かる場所は別に守っている。
まとめ|遠くへ投げることより、どこへどう通すかを見るようになった
ライトショアジギングを始めた頃は、遠くへ投げれば釣れると思っていた。
今は、まず魚が通りそうな場所を確認し、30gを基準にその日の条件で重さを変えている。
届く場所だけでなく、表層、中層、底付近のどこを通すかも変える。朝に何もなければ、昼以降のベイトや鳥の動きも見る。
飛距離、重さ、色はそれぞれ必要だが、単独で釣果が決まるものではなかった。自分の中では、魚がいると思う場所へメタルジグを入れるために、それぞれを使う形へ変わってきた。
素人だけど、検証して道具は選ぶ。
