西湘サーフで青物を狙い始めた頃、僕は「遠投こそ正義」という考えにどっぷり浸かっていた。
そこで手に取ったのがコルトスナイパーBB 106MH。
飛距離とパワーを優先し、メタルジグ80gまで背負えるスペックに安心感を感じていた。
遠投重視でスタートしたワカシシーズン
5月中旬、ワカシが回り始めると聞き、西湘のメッカ・国府津海岸へ通い始めた。
夜明け前からアングラーがずらりと並ぶ光景を前に、飛距離で差を付けようとMHクラスを選択。
実際、40gジグは気持ちよく飛び、パワーも申し分なかった。
手前で魚が出る現実とシーバスロッドへの寄り道

通ううちに、国府津以外の静かなサーフでも魚が出ることに気づく。
西湘は岸からブレイクが近く、20〜30gジグでも十分ヒットがある。
そこで20〜30gのジグをシーバスロッドで投げる日も増え、ブレイクや底質を見ながら移動する釣りにハマった。
軽いロッドで歩き回ると疲労が段違いに減り、地形やベイトを見る余裕も生まれる。
「飛距離だけじゃないんじゃないか」そう思い始めたタイミングだった。
イナダ連発を目撃し“距離も必要”に揺り戻される

ところが5月下旬のある朝、静かなポイントで隣のアングラーが50〜60cmくらいのイナダを連発。
群れは沖の潮目付近を回遊し、シーバスロッドで投げた30gジグではまるで届かない。
指をくわえて見送った瞬間、手前攻略を重視するようになっていた僕の考えが再び揺れ動いた。
コルトBBは安心だが“振り続ける”には重かった

再びコルトBBを手に取ると、飛距離とパワーの安心感はやはり大きい。
ただ10ft超のブランクと5000番リールの組み合わせは歩き回る釣りでは重く、30〜40gジグ中心の西湘にはオーバースペック気味に感じ始めた。
30〜40g主体で“ちょうどいい”ディアルーナ100MH
そこで選んだのが23ディアルーナ100MH。
同じMHでもコルトBBよりかなり軽く感じ、30〜40gジグを投げると程よく曲がって気持ちよく飛ぶ。
PE1.5号+40gジグでも振り抜きは軽快で、今のところパワー全く不足は感じない。
実際に使い比べると、一日振った時の疲れ方はかなり違った。
西湘でよく使う30〜40g帯なら、ディアルーナの方がしっくり来ている。
まとめ|飛距離だけでも、軽さだけでもない“西湘バランス”
遠投重視で始まり、手前攻略に傾き、5月のイナダ連発を見て距離の重要性を再認識。
たどり着いたのは、飛距離も欲しいし、一日振り続けられる軽さも欲しいという考え方だった。
結局、必要なのは魚と場所に合わせて、自分が続けやすいタックルを選ぶことだった。
僕の場合は「一日歩いて投げ続けられるMHロッド」に価値を感じ、ディアルーナ100MHへ乗り換えた、というのが今の結論だ。
素人だけど、検証して道具は選ぶ。
