コルトスナイパーBBは本当に初心者向けなのか|西湘サーフで使って見えてきたこと

サーフジギング用ロッドを探していた時、「コルトスナイパーBB 106MH」は“初心者向けショアジギングロッド”の定番として紹介されていた。

価格が手頃で、青物まで狙えるパワーがある――そんな触れ込みに背中を押され、西湘サーフ用の一本として最初に選んだ。

目次

なぜ初心者向けと言われるのか

最大の理由は価格だ。

実売2万円前後で、メタルジグ80gまで投げられるスペックは魅力的。

青物が掛かっても折れにくい頑丈さも“最初の一本”として推される要因になっている。

西湘でコルトBBを選んだ背景

5月にワカシが回り始めると聞き、国府津をはじめとする西湘の青物シーズンへ通い始めた。

国府津海岸のような人気ポイントでは、青物狙いのアングラーがずらっと並ぶ。

当時は「遠投=正義」だと思い、飛距離重視でMHクラスを選択した。

使って感じた強み

40g前後のジグは確かに気持ちよく飛ぶ。60gのジグも頑張れば飛ばせる。

ワカシ〜イナダサイズなら確実に余裕があり、根掛かりの多いポイントでも強引に外しても大丈夫なくらいの安心感があった。ブリもちゃんと抜ける強さも感じる。

でも「初心者向け=扱いやすい」ではなかった

まず重い。

10ft超のブランクにPE1.5号を巻いた5000番リールを組むと、サーフを歩き回るだけで腕が張る。

ブランクが硬く、習熟しないとフルキャスト時に曲がらず失速しやすい。

さらに西湘で僕がよく投げるジグサイズ(30〜40g)では“余裕がありすぎて楽しくない”瞬間もあった。

また60gになると、ロッドの重さも相まってかなりの負荷が体にかかるのが正直な体感だ。

筋トレにはもってこいな釣りになる。

考えを変えた出来事

手前のブレイクポイント

そんな中、西湘へ通ううちに考え方も少し変わった。

実際には手前のブレイク付近でも魚が出ることが多く、20〜30gのジグをシーバスロッドで投げる機会も増えていった。

手前で釣れる魚を狙うスタイルに落ち着いていたある日、人気のないポイントで隣のアングラーがイナダを連発。

5月はまだワカシサイズが中心の時期だっただけに、その光景はかなり印象に残った。

遠投でしか届かない距離に群れが入り、シーバスロッドでは届かず指をくわえて見送った。

「距離も選択肢として持つべきだ」と痛感した瞬間だった。

ディアルーナ100MHへ乗り換え

23ディアルーナ100MHの実物写真

飛距離は欲しいが、重量と疲労は抑えたい。

コルトBBの飛距離やパワーに不満があったわけではない。

ただ、西湘で実際によく投げる30〜40gをもっと楽に扱いたかった。

そこで選んだのが23ディアルーナ100MH。

シーバスロッドとされているが、サーフジギングで大型青物も抜ける強さがある評判が高いロッドだ。

30〜40gを中心に投げる西湘の実釣域でちょうどよく曲がり、コルトBBより100g以上軽い(これがデカすぎる)

PE1.5号+40gジグでもしっかり振り抜け、青物相手でも十分なパワーがある。

正直なところ、コルトBBとは比にならないくらい投げやすい。飛距離も同じ力で10mくらい伸びた気がする。

価格は1万ほど上がるけど、それでもコスパがいいと思える噂に違わないギアだった。

まとめ|価格は魅力、でも“楽に振れる”とは限らない

コルトスナイパーBBは「安くて強い」という意味では確かに初心者向けかもしれない。

しかし、西湘のワカシ〜イナダ中心の釣りでは重さとパワーが過剰になりやすい。

最初の一本として買うなら、「振り続けられるか」「投げるルアー重量を快適に投げられるか」をちゃんとイメージした方が後悔しないと思う。

そう言いつつコルトBBの重さを感じに、また海には持っていくと思うけど。筋トレには最高だ。

素人だけど、検証して道具は選ぶ。

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