リールのオイルとグリスの違い|注油箇所と使い分け

リールのオイルとグリスは、どちらも部品の動きを滑らかにする潤滑剤だ。違いは粘り気と使う場所にある。

サラサラしたオイルは普段の注油に使いやすく、粘り気のあるグリスはギアなどの潤滑に向いている。

僕はシマノのリールオイルスプレーとリールグリススプレーを両方持っているが、使うのはほとんどオイルだけだ。

海釣りもエリアトラウトも同じオイルで手入れしている。グリスを使ったのは、リールの内部を分解した時くらいだ。

目次

リールのオイルとグリスは何が違う?

オイルはサラサラしていて注油しやすい

リールオイルは液状で、細かな隙間にも入りやすい。スプール軸やハンドル周辺など、動く部分の潤滑に使われる。

粘り気が少ないので、少量でも広がりやすい。普段のメンテナンスでは、こちらを使う機会が多い。

グリスは粘り気があり、留まりやすい

グリスはオイルより粘り気があり、塗った場所に留まりやすい潤滑剤だ。

リールでは内部のギアや駆動部分などに使われる。

僕の場合、日常的な手入れでグリスを使うことはほぼない。以前、リールを分解して内部を整備した時に使った程度だ。

僕が使っているのはシマノのオイルとグリスの2本

手元に置いているのは、シマノのリールオイルスプレー(SP-013A)とリールグリススプレー(SP-023A)だ。

どちらも60ml入り。セットでも売られているので、最初に2本揃えた。

ただ、実際の使用頻度は感覚的に98%くらいがオイルで、グリスはほとんど減っていない。

オイルは1〜2回の釣行ごとに少し使う

オイルを注油しているシーン

僕がやっているのは、かなり簡単なメンテナンスだ。

釣行ごと、あるいは2回に1回くらいの頻度で、スプールを外して見える軸の周辺にほんの少しオイルを吹きかける。

そのままハンドルを何回か回して馴染ませる。それくらいで終わりだ。

毎回リールを分解するようなことはないし、オイルを大量に吹き付けることもない。

軸周辺でも注油する場所は機種によって多少違うので、そこは使っているリールに合わせている。

海釣りもエリアトラウトも同じオイルを使っている

海釣り用とエリアトラウト用で、オイルを分けてはいない。

どちらも普段使っているシマノのオイルスプレーで手入れしている。

海釣りでは塩分を洗い流して乾燥させてから使う。エリアトラウトでは、それほど細かく洗うことはなく、汚れを落として時々オイルを差すくらいだ。

エリアトラウトでのリールオイルの使い方と、実際のメンテナンスはこちら👇

60mlでも数年使えている

このオイルスプレーは2年ほど前に購入したものだが、まだ3分の1くらい残っていると思う。

週単位で釣行を続けていても、一度に使う量が少ないのでなかなか減らない。

僕の使い方なら、60mlでも数年は持つ計算だ。グリスはほぼ満タンなので、使い切るまでにどれくらいかかるのかも分からない。

シマノのオイルをダイワのリールに使ってもいい?

僕はメーカーを分けず、シマノのオイルを手持ちのリールに使っている。

ダイワのリールにシマノのオイルを使っている人もいるし、僕自身もメーカーが違うという理由だけで使い分けてはいない。

メーカーごとに純正オイルはあるが、すべてを同じメーカーで揃えないといけないとは考えていない。

純正品に統一したい人はそうすればいいし、僕のように共通のオイルを使う方法もある。この辺りは自分が納得できる使い方でいいと思う。

ただし、オイルを使う場所は別の話だ。メーカーや機種によって注油しない部分もあるので、そこは分けて考えている。

リールのどこにオイルとグリスを使う?

大まかには、外側の可動部分にオイル、内部のギアなどにグリスが使われる。

場所使われる潤滑剤
スプール軸周辺オイルなど
ハンドル周辺オイル・グリスなど
ラインローラーオイル・専用グリスなど
内部ギアギア用グリス
ドラグ内部専用グリス・無注油など

すべてのリールで同じというわけではないが、普段の手入れと内部整備の違いはこのくらいの理解で十分だと思っている。

ラインローラーはオイルだけとは限らない

ラインローラーは、ラインを巻き取る時に糸が通る小さな回転部品だ。

オイルを使う構造もあれば、専用グリスを使う構造もある。シマノにもラインローラー用の特殊撥水グリスがある。

僕はこの辺りを細かく分解して手入れすることは少ない。普段は外側の洗浄と簡単な注油が中心だ。

ドラグのグリスは普段ほとんど気にしていない

ドラグは、魚が強く引いた時にラインを送り出す機構だ。

ドラグの滑り方を細かく調整したい人なら、内部のグリスまで手を入れる楽しみもあると思う。

ただ、僕は普段の海釣りでドラグのグリスを気にすることはほとんどない。今のところ、それで特に困っていない。

自分でドラグを整備するなら専用グリスを使う方法もあるが、材質によってはグリスを使わない構造もある。僕にとっては日常的なメンテナンスとは別の作業だ。

注油しない場所だけは区別している

オイルのメーカーにはそれほどこだわっていないが、注油してはいけない場所は気にしている。

代表的なのが、ダイワのマグシールドとインフィニットストッパーだ。

マグシールドは磁性流体を使った防水機構で、通常のオイルやグリスを追加する場所ではない。

インフィニットストッパーはハンドルの逆転を防ぐ機構で、こちらもダイワでは注油禁止になっている。

ボディの隙間から適当にスプレーを吹き込むようなことはしていない。僕の場合は、普段触れる部分に少量使うだけだ。

以前、レブロスのローラークラッチが錆びて逆回転する故障を経験した。自分で部品交換して逆転は直ったものの、ゴリゴリした巻き心地までは完全に戻らなかった。

ローラークラッチの故障と、自分で部品交換した経験はこちら👇

普段のメンテナンスはオイル1本が中心

僕の海釣り後のメンテナンスは、真水で洗って乾燥させ、必要な場所へ少しオイルを使う程度だ。

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海釣り後の具体的なリールの洗い方はこちら👇

オイルとグリスの2本を手元に置いておけば、普段の注油と内部整備で使い分けられる。

ただ、僕の使い方ではグリスはほとんど減らず、オイル1本が圧倒的に活躍している。

素人だけど、検証して道具は選ぶ。

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