トリックサビキは、サビキ仕掛けの針へアミエビなどの餌を付け、その餌を魚に直接食わせる釣りだ。
普通のサビキではスキンや魚皮などが付いた針を使うが、トリックサビキでは針そのものに餌を付ける。名前は同じサビキでも、魚に食わせているものが違う。
そして、コマセカゴの有無でトリックサビキになるわけではない。カゴなしでも使えるし、魚を仕掛けの周りへ寄せたい時はカゴを足せる。
普通のサビキの仕掛けと釣り方から確認するならこちら👇

普通のサビキとの違いは針に付いているもの
普通のサビキでは、ピンクや白のスキン、魚皮などが付いた針をコマセの中へ入れ、餌のように見せて魚に食わせる。

トリックサビキでは、その部分をアミエビなどの餌に変える。
仕掛け自体はどちらも複数の針が縦に並ぶが、普通のサビキが疑似餌を使うのに対し、トリックサビキでは針に付いた餌そのものを魚が口にする。
普通のサビキ仕掛けにある針号数・針数・ハリス・スキンの違いはこちら👇

コマセカゴは必須ではない
トリックサビキは針そのものに餌が付いているので、コマセカゴがなくても釣りは成立する。
僕は実際に、カゴを付ける時と付けない時を分けている。
すでに魚が回っていて仕掛けへ反応している時は、カゴなしでもよく釣れる。余計な仕掛けが減るので準備や手返しも軽くなる。
逆に、魚をもう少し仕掛けの周りへ寄せたい時はカゴを付ける。針には餌を付けたまま、カゴからもコマセを出す形だ。
つまりカゴは「トリックサビキに必要な部品」ではなく、その場で集魚力を足すかどうかの選択になる。
トリックサビキの餌はアミエビが基本
トリックサビキでは、アミエビを針へ付けて使うのが基本だ。
普通のサビキではコマセとして撒いているアミエビを、トリックサビキでは針にも付ける。カゴを併用するなら、同じ餌を針とコマセの両方で使う形になる。
複数の針へ餌を付ける時は餌付け器を使える
トリックサビキは針が複数あるので、1本ずつ手でアミエビを刺していくと手間が掛かる。
そこで使われるのが餌付け器だ。アミエビを入れた餌付け器へ仕掛けを通し、仕掛けを動かしながら複数の針へ餌を付けていく。
トリックサビキは「針へ餌を付ける」という部分が普通のサビキより一手間増えるので、この作業をどうするかで釣り場での扱いやすさがかなり変わる。
トリックサビキはなぜ釣れる?
トリックサビキでは、魚が針に付いたアミエビを直接食う。その時に針も一緒に口へ入る。
普通のサビキのように、疑似餌をコマセへ紛れ込ませて食わせる構造とはここが違う。
ただし、餌が本物だから魚がいない場所でも釣れるわけではない。魚がいる場所とタナへ仕掛けを入れることは変わらない。
トリックサビキが釣れる理由と、実際の餌付け手順はこちら👇

普通のサビキとトリックサビキはどっちを使う?
普通のサビキで魚がしっかり反応しているなら、コマセと疑似餌針の組み合わせでそのまま狙える。
トリックサビキは、そこから「針に餌そのものを付ける」方向へ変えた釣り方だ。
僕の場合は、さらに魚の寄り方を見てカゴを付けるか外すかを変える。魚が回っているならカゴなし、仕掛けの周りへもう少し寄せたいならカゴを足す。
普通のサビキとトリックサビキの差を、カゴがあるかないかだけで見ると分かりにくい。釣具店で仕掛けを見るなら、針に疑似餌が付いているのか、針へ実際の餌を付けて使うのかを見ると違いが分かる。
素人だけど、検証して最適は選ぶ。
