釣りでは、道糸、ハリス、幹糸、リーダーなど、仕掛けの場所によって糸の名前が変わる。
その中で道糸は、リールから竿のガイドを通り、仕掛け側まで伸びている主となる糸だ。
サビキやちょい投げなら道糸の先に仕掛けをつなぐ。PEラインを使うルアー釣りなら、その先にショックリーダーを結ぶ。
名前が増えて分からなくなったら、まずリールに巻かれている糸を見る。そこが道糸のスタートになる。
道糸とはリールから伸びる主となる糸
リールを使う海釣りでは、スプールに巻いた糸を竿のガイドへ通し、その先に仕掛けやリーダーをつなぐ。
このリール側から伸びているラインが道糸だ。
仕掛けやルアーを投げれば道糸も一緒に出ていき、リールを巻けば先端の仕掛けとともに戻ってくる。魚が掛かれば、その引きも道糸を通して竿やリールへ伝わる。
延べ竿のようにリールを使わない釣りでも、穂先から仕掛け側へ伸びる主となる糸を道糸と呼ぶ。
道糸・ハリス・幹糸・リーダーはどこが違う?
糸の名前で迷うのは、一本の釣り糸にいくつも呼び方があるからではない。
仕掛けの場所と役割が変わると、名前も変わる。
道糸とハリス
道糸はリール側から伸びる主な糸。ハリスは針につながる側の糸。
この2つは位置で見ると分かりやすい。
リールから針まで全部を道糸と呼ぶわけではなく、仕掛けに入るとハリスなど別の名前が出てくる。
道糸とハリスを仕掛けの位置から整理した記事はこちら👇

道糸と幹糸
サビキ仕掛けを見ると「幹糸」という表記も出てくる。
道糸の先にサビキ仕掛けをつないだ場合、その仕掛けの中央を通っている軸の糸が幹糸だ。
さらに幹糸から短い糸が枝分かれし、その先に針が付く。
一直線につながって見えても、リールに巻いてある糸と、完成仕掛けの中にある糸では名前が違う。
道糸とショックリーダー
PEラインを使うルアー釣りでは、リールに巻いたPEが道糸になる。
その先にナイロンやフロロカーボンのショックリーダーを結び、さらにスナップやルアーへつないでいく。
ルアー釣りでは道糸を「メインライン」と呼ぶことも多い。
PEラインの先にショックリーダーを結ぶ理由はこちら👇

道糸にはPE・ナイロン・フロロカーボンが使われる
「道糸」は素材の名前ではない。
同じ道糸でも、釣り方によってPE、ナイロン、フロロカーボンなどが使われる。
PEライン
PEラインは伸びが少なく、強度に対して細いラインを使える。
ルアー釣り、投げ釣り、船釣りなどで道糸として使われ、その先にショックリーダーを組み合わせる構成も多い。
ナイロンライン
ナイロンは伸びがあり、しなやかで扱いやすい。
サビキ、ちょい投げ、ウキ釣りなど、海釣りでも道糸としてよく使われる。
フロロカーボンライン
フロロカーボンを道糸に使う釣りもあるが、海釣りではハリスやリーダーとして目にすることも多い。
同じ素材でも、どこに使っているかで道糸にもハリスにもリーダーにもなる。
道糸の号数はラインを選ぶ基準になる
道糸にも0.8号、1号、2号、3号といった号数がある。
ナイロンやフロロカーボンでは、数字が大きくなるほど基本的にラインも太くなる。
ただし、PEは構造や規格の考え方が違う。同じ「1号」でも、ナイロン1号とPE1号を同じ強度の糸として考えることはできない。
実際に何号を巻くかは、狙う魚だけでなく、釣り方、仕掛け、リールに巻ける量まで含めて決まる。
針・ライン・オモリでそれぞれ違う「号数」の意味はこちら👇

実際の海釣りでは道糸はこう見える
サビキ・ちょい投げ
サビキやちょい投げなら分かりやすい。
リールに巻いてある糸をガイドへ通し、その先に市販の完成仕掛けをつなぐ。
仕掛けの袋を開ける前から竿についている側が道糸で、袋から出した仕掛けの中には幹糸やハリスがある。
実物を見ると、この境目はかなりはっきりしている。
ルアー釣り
PEを使うルアー釣りなら、スプールに巻かれているPEが道糸だ。
その先にショックリーダーがあり、さらにルアーへ続く。
餌釣りとは先端の作りが違うが、リールから出ている主となるラインを見るという点は同じだ。
道糸が分かれば仕掛けの名前を追いやすくなる
道糸という言葉自体は難しくない。
ややこしく感じるのは、その先にハリス、幹糸、枝ス、リーダーと別の名前が続くからだ。
そんな時は、リール側から糸をたどる。
どこまでが道糸で、どこから仕掛けなのかが見えれば、その先の名前もかなり追いやすくなる。
素人だけど、検証して最適は選ぶ。
