釣りに魚つかみは必要?タチウオ・アジ・サバ・カマスで使った結果

トング型の魚つかみは、釣れた魚の胴体を挟んで保持するための道具だ。ただし、すべての魚に必要というわけではない。

僕が実際に使ってみたところ、タチウオでは欠かせない道具になり、アジやサバでも出番が多い。一方、カマスでは購入前に想像していたほど使わなかった。

使っているのはDAIWAのフィッシュホルダー240C。魚の胴体を左右から挟む、細身のトング型だ。

魚つかみの必要性は、歯の鋭さや魚の大きさだけでは決まらない。釣り上げた魚をどう保持し、針を外してクーラーへ入れるか。その一連の作業によって出番が変わってくる。

目次

トング型の魚つかみが役立った魚・あまり使わなかった魚

フィッシュホルダー240Cを購入した時は、タチウオ、カマス、アジ、サバなどに幅広く使うつもりだった。

ところが、実際に釣りへ持っていくと、魚種によって使う頻度にはかなり差があった。

タチウオは胴体を固定できるので非常に使いやすい

今、トング型の魚つかみが一番役立っているのはタチウオ釣りだ。

タチウオは歯が非常に鋭く、針を外す時に口元へ不用意に手を近づけられない。魚体も細長く、釣り上げた後に激しく動く。

240Cで胴体を挟むと、かなりしっかり固定できる。実際に使った範囲では、一度きちんと挟めば途中でズレることもなかった。

片手で魚つかみを持ち、もう片方の手でプライヤーを使ってフックを外している。

魚が動くたびに素手で押さえ直す必要がなく、口元から距離を取ったまま作業できる。この使い方が自分にはかなり合っている。

タチウオ釣りでは、トング型の魚つかみを持っていてよかったと感じる場面が多い。

アジ・サバはサビキ釣りで出番が多い

アジやサバを釣る時にも、トング型の魚つかみをよく使っている。

サビキで釣り上げた魚は、地面へ置いても跳ねたり暴れたりする。手で押さえようとすると滑りやすく、針も邪魔になる。

魚つかみで胴体を保持すれば、直接魚に触れずに針を外せる。手にぬめりが付くのも減らせる。

特に魚が続けて掛かるサビキ釣りでは、針を外して次の仕掛けを投入するまでの作業が多い。魚を保持する道具があると扱いやすい。

タチウオほど危険な歯への対策が中心になるわけではないが、アジやサバでもトング型を使う意味は十分に感じている。

カマスは購入前に思っていたほど使わなかった

カマスをプライヤーで掴んでいる状態

意外だったのがカマスだ。

購入前はカマス釣りでもかなり使うと思っていた。カマスは手で触ると臭いが残るので、なるべく魚体に触れずにクーラーへ入れたかったからだ。

ところが実際には、プライヤーでフックを外し、そのまま口元や胴体などを保持してクーラーへ入れる流れで間に合っている。

そのため、カマスでは魚つかみの出番が想像していたほど増えなかった。

もちろん、カマスにも鋭い歯があるが、カマスではプライヤーで対応できている。この違いは実際に使ってみて分かった部分だ。

トング型と口つかみ型のフィッシュグリップは用途が違う

魚つかみとフィッシュグリップは、製品名として同じ意味で使われることもある。

ただし、形状を見ると、魚の胴体を挟むトング型と、下あごなどを保持する口つかみ型では使い方が違う。

トング型は魚体を固定して針を外しやすい

太刀魚を魚つかみで挟んでいる状態

トング型は、魚体を左右から挟んで保持する道具だ。

タチウオのように細長い魚や、アジ・サバなどの小型魚を扱う時に使いやすい。

胴体を固定したまま、反対の手でプライヤーを操作できることが利点になる。

ただし、魚の太さとトングの開く幅が合わなければ保持しにくい。大きな魚や体高のある魚まで、同じように挟めるわけではない。

口つかみ型は魚の下あごなどを保持する

フィッシュグリップで魚の血抜きをしているシーン

口つかみ型は、魚の下あごなどを挟んで保持する道具だ。

口を保持しやすい魚ではこちらが使いやすい。比較的大きな魚を扱うための製品もある。

一方、口が小さい魚や口の弱い魚では、保持しにくかったり魚を傷めたりすることがある。

どちらが優れているというより、胴体を固定したいのか、口を保持したいのかで選ぶ道具が変わる。

フィッシュグリップ全般の必要性や、使う場面についてはこちらで整理している。

トング型の魚つかみとプライヤーの使い分け

プライヤーでショゴの口元を押さえているシーン

トング型の魚つかみは魚体を保持する道具で、プライヤーは主にフックをつかんで外すための道具だ(フック交換にも使うけど)

タチウオ釣りでは、魚つかみで胴体を固定し、プライヤーでフックを外すと安全に針外しができる。

一方、カマスではプライヤーだけで針外しからクーラーへ入れるところまで対応できている。

つまり、魚つかみを持っているからといって、毎回必ず使うわけではない。

針を外す時に魚体を固定する必要があるならトング型が役立つ。プライヤーだけで魚を安全に扱えるなら、魚つかみを使わずに済むこともある。

なお、毒棘のある魚や種類の分からない魚は、魚つかみで胴体を挟めば安全というわけではない。トゲの位置や魚種を確認せずに扱うと危険なので、注意しながら使いたい。

使いやすかったプライヤーはこちら👇

トング型の魚つかみは握りやすさと魚体に合う幅で選ぶ

トング型を選ぶなら、魚をしっかり挟めるかだけでなく、握り続けた時の負担も気になるところだ。

僕は240Cとは別に、もっと幅の広い魚つかみも持っているが、実際に使って気に入ったのは、細身の240Cだった。

幅広タイプは魚を挟む面積が広い一方、保持する時にある程度指の力を使う。

240Cは握った力を先端へ伝えやすく、タチウオを保持していても指がほとんど疲れない。どのくらいの力で挟んでいるかも分かりやすい。

ただし、細身なら何でも使いやすいとは限らない。魚の体形とトングの開く幅が合っていることが前提だ。

また、魚つかみにはぬめりや臭いが付く。使った後に洗いやすい形状かどうかも、繰り返し使う道具としては気になる部分になる。

DAIWAフィッシュホルダー240Cの保持力や握り心地、手入れについては個別レビューで詳しく書いている。

トング型の魚つかみが必要かは釣る魚と針外しの方法で決まる

僕の場合、タチウオではトング型の魚つかみが欠かせない。アジ・サバでも出番は多い。一方、カマスではプライヤーだけで対応できることが多かった。

購入前はどの魚にも同じくらい使うと思っていたが、実際にはそうならなかった。

よく釣る魚をどう保持し、どのように針を外すか。胴体をしっかり固定したい場面が多いなら、トング型の魚つかみは役立つ道具だ。

素人だけど、検証して道具は選ぶ。

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