サビキ用のリールは、何年使ったら買い替えるという基準では見ていない。
巻き心地が悪くなっても、仕掛けを回収できる間はそのまま使う。ハンドルが止まり、逆転し始めたところで、ようやく買い替えを考える。
これは一般的な交換時期の話ではなく、手持ちのダイワ レブロス20 LT4000-CHを使い続けて、実際にたどり着いた線引きになる。
使い始めて一年でゴリつきが出た
レブロス20 LT4000-CHは、買って一年ほどでゴリゴリした感触が出始めた。
新品の時にあったスルスルした巻き心地はなくなり、巻くとシャリシャリした音も出るようになった。
それでもハンドルは回り、仕掛けは回収できた。だからこの時点では買い替えず、そのまま使い続けた。
サビキでは、その状態でも釣りを続けられた
サビキは、仕掛けを落として回収できれば釣りを続けられる釣りだった。
ルアーのただ巻きのように、巻き抵抗の変化を手元で拾い続ける必要はない。シャリ音やゴリ感が出ていても、釣果に直接影響している感覚はなかった。
巻いていて気持ちよくはない。それでも、使えない状態ではなかった。釣り場でも、音が出ているリールをそのまま使っている人は見かける。
サビキだけに使うなら、巻ける間は使い続けるという選択もあると、自分はこの時思っていた。
当時は洗い方もよく分かっていなかった

レブロスを使っていた頃、海で使ったリールをかなり適当に洗っていた。とりあえず水をかければいいと思い、隙間へ水を入れるような洗い方もしていた。
塩を流しているつもりで、実は内部へ水を入れていた可能性がある。買って一年ほどでゴリ感が出始めたことにも、この洗い方が影響していたと思う。
その後はSUPでも使うようになり、波しぶきや水没も重なった。最後に大きく錆びた原因を、SUPでの一度の水没だけに絞ることはできない。陸っぱりで使っていた頃から、少しずつ傷んでいた。
巻きが重くなり、最後はハンドルが逆転した
ゴリ感が出ている間は、まだ使えていた。
そこから巻きがさらに重くなった。ハンドルが途中で止まるようになり、最後はほとんど回らなくなった。
逆転防止も効かなくなり、ハンドルが反対方向へ回り始めた。仕掛けを回収できず、魚が掛かっても巻けない。
ここまで来ると、サビキでも使い続けられなかった。自分の中では、巻き心地の悪化が機能の故障へ変わった地点だった。
分解するとローラークラッチが錆びていた

動かなくなった後に分解すると、ローラークラッチが錆びて崩れかけていた。外側から見ただけでは、そこまで傷んでいるとは分からなかった。
ゴリ感や巻きの重さが出ていた時点で、内部では錆や傷みが進んでいたのかもしれない。最初の違和感から、完全に動かなくなるまでには時間があった。使える状態から、少しずつ悪化していった。
部品を交換しても元の巻き心地には戻らなかった
自分で内部の部品を取り寄せ、交換も試した。ハンドルは回るようになった。
それでも、新品時のスルスルした巻き心地までは戻らなかった。別の場所にも傷みが残っていたのかもしれない。
分解と組み直しには手間がかかり、部品代もかかった。自分で直してみた経験は残ったが、道具として使い続けるなら、新しいリールへ替えた方が早いと思った。
買い替え後は防水機構のあるリールを選んだ

次に選んだのは、25アルテグラ C5000XGだった。入門機より価格は上がるが、極端に高いリールではない。
防水機構があり、自分はSUPや船の釣りにも持ち込んでいる。ここまで二回水没させているが、今のところ巻き心地の悪化や逆転は出ていない。
水没させていいという意味ではないが、レブロスの時より不具合は出ていない。洗い方も、レブロスの頃より気を付けるようになった。
リールだけの差とは言い切れない。それでも同じように海水を受ける環境で、不具合が出にくくなった実感はある。
次に同じ症状が出たら、もっと早く買い替えると思う
シャリ音だけの段階では、手を止めなかった。ゴリ感が出ても、巻ける間はそのまま使った。巻きが重くなっても、仕掛けを回収できるうちは使い続けた。
ハンドルが止まったところで、初めて使用をやめた。逆転が始まった時点では、修理か買い替えが必要だと判断した。内部の強い錆を見てからは、部品交換を試したうえで買い替えた。
部品交換までしても元の巻き心地には戻らなかった、その経験がある。だから次に同じ症状が出たら、完全に動かなくなる前でも買い替えを考えると思う。
サビキだけに使うなら、巻ける間は使い続ける選択もある。気持ち良くはないけれど、それでも釣りは続けられる。
ただし、ハンドルが止まる、逆転する、仕掛けを回収できないところまで来たら、自分は買い替える。
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素人だけど、検証して道具は選ぶ。
