ジグサビキは、サビキ仕掛けの下にメタルジグを付けて投げ、広い範囲から魚を探る釣りだ。
普通のサビキがコマセで魚を仕掛けの近くへ寄せるのに対して、ジグサビキは仕掛けそのものを魚のいる場所へ入れていく。
同じ「サビキ」という名前でも、魚を寄せて待つのか、自分から探しにいくのかで釣り方はかなり違う。
ジグサビキの仕掛けはサビキ針+メタルジグ
基本構成はシンプルで、リールから出たラインの先にジグサビキ用の仕掛けを付け、その一番下へメタルジグを接続する。
メタルジグがルアーであると同時にオモリの役割もするため、サビキ針を付けたまま仕掛け全体を沖へ投げて沈められる。
上には小さなサビキ針、下にはそれより大きなメタルジグがある。魚から見れば、一つの仕掛けの中に大きさも動きも違うものが並ぶ形になる。
普通のサビキとの違いは魚の探し方
堤防で行う一般的なサビキ釣りでは、アミエビなどのコマセをカゴや網へ入れ、水中へ出して魚を寄せる。その近くにサビキ針を入れて食わせるのが基本だ。
ジグサビキには基本的にコマセカゴがない。仕掛けを沖へ投げ、沈める深さを変えたり、巻いて手前まで通したりしながら魚を探す。
足元に魚が見えない時でも、沖側や中層、底付近まで仕掛けを入れられる。ジグサビキの違いは、単にメタルジグが付いていることより、この探れる範囲の広さに出る。
普通のサビキの仕掛けと釣り方はこちら👇

ジグサビキと投げサビキも別の仕掛け
もう一つ混同しやすいのが投げサビキだ。どちらも沖へ仕掛けを投げるが、中身は違う。
投げサビキは、ウキやコマセカゴを組み合わせ、沖の狙った場所とタナへサビキ仕掛けを入れる。
ジグサビキはその代わりにメタルジグを付ける。投げた後も仕掛けを巻いたり沈めたりするため、同じ場所へ仕掛けを置いて狙う釣りではない。
足元サビキと投げサビキの違いはこちら👇

ジグサビキでは何が釣れる?
ジグサビキでは、アジ、サバ、イワシ、カマス、小型の青物など、岸近くを回遊する魚を狙える。
仕掛けにも小型回遊魚向けやカマス向けなどがあり、サビキ針の大きさや仕様は製品によって違う。
実際に何が食うかは、その時に岸近くへ入っている魚次第だ。同じ場所でも、仕掛けを通す深さを変えるだけで反応する魚が変わることもある。
ジグサビキの基本は投げて沈めて探る
まず狙う深さまで沈める
メタルジグの重さを使って仕掛けを投げたら、そのまま狙う深さまで沈める。
表層だけを巻くのではなく、反応がなければ中層、さらに深い場所と、仕掛けを通す層を変えていける。
巻くだけでなく途中で落とし直す
沈めた仕掛けを手前へ巻き、必要に応じて竿を動かしたり、途中でもう一度沈めたりする。
一投の中でも沖から手前、深い場所から浅い場所へと探る範囲を変えられる。ここが足元へ入れたサビキ仕掛けを同じタナで使う釣りとの大きな違いだ。
メタルジグを使って魚を探す釣りそのものはこちら👇

市販仕掛けで迷ったら一番下を見る
釣具店でサビキ仕掛けが並んでいて違いが分かりにくければ、仕掛けの一番下に何を付ける前提なのかを見ると早い。
メタルジグを接続して投げる構成ならジグサビキ。コマセカゴを使うなら一般的なサビキ、ウキとコマセカゴを組み合わせて沖を狙うなら投げサビキだ。
名前より仕掛けの下側を見た方が、実際にどう使う釣りなのかまで分かる。
素人だけど、検証して最適は選ぶ。
