リールへラインを巻く時は、ロッドのガイドへラインを通し、ベールを開いてスプールへ固定する。
そこから新品ラインのボビンを回転できる状態にし、ラインへテンションを掛けながらハンドルを回して巻いていく。
難しい作業ではないが、ベールを通し忘れないこと、ラインを緩く巻かないこと、スプールへ詰め込みすぎないことは気をつけたい。
リールへラインを巻く前に準備するもの
用意するのは、リール、新しいライン、ロッド、ラインを切るハサミ。
新品ラインのボビンは、ラインを引き出した分だけ回転できる状態にしておく。
ボールペンや棒を軸にして誰かに持ってもらう方法でも巻けるが、僕は第一精工の高速リサイクラー2.0を使っている。
ボビンを固定したままテンションを掛けられるので、一人でライン交換するならかなり使いやすい。古いラインを回収する時にもそのまま使える。
僕が高速リサイクラー2.0でライン交換している方法はこちら👇

ガイドへラインを通してからベールを開く
リールをロッドへ取り付け、新しいラインを手元側のガイドからリールまで通す。
次にスピニングリールのベールを開き、その状態でラインをスプールへ結ぶ。
先にスプールへラインを結んでからベールを開こうとすると、ラインがラインローラーを通らない。
ガイドへ通す → ベールを開く → スプールへ結ぶ
ここは最初に順番を確認しておくとやり直しが減る。
ラインをスプールへ固定する
ラインをスプールへ一周させ、結んで固定する。
僕はユニノットを使うことが多い。
結び目を締め、スプール上で動かないことを確認したら余った端糸を切る。
その後ベールを戻せば、巻き始められる状態になる。
ラインへテンションを掛けながら巻く
ボビンからラインが出る時に適度な張りを作り、そのままリールのハンドルを回していく。
ラインがたるんだ状態で巻くと、スプールへ緩く入ってしまう。
特にPEは緩く巻くと、後から負荷が掛かった時に下のラインへ食い込みやすい。
最初はゆっくり巻き、ラインローラーをきちんと通っているか、スプールへ正常に入っているかを見る。
問題がなければ、そのまま大きくテンションを変えずに巻き続ける。
PEへ直接強いテンションを掛ける場合、素手の指へ巻き付けると食い込むので注意したい。
途中でラインの偏りも見る
ある程度巻いたところで一度止め、ラインがスプールの上側や下側だけへ極端に寄っていないかを見る。
正常ならスプール全体へラインが積み重なっていく。
明らかに一方向へ偏っているなら、そのまま最後まで巻かず、リール側の糸巻き状態を確認する。
スプールの縁まで巻きすぎない
ラインがスプールの外周へ近づいてきたら、残りを少しずつ巻く。
一つの目安は、スプールの縁より2〜3mmほど内側。
縁いっぱいを超えるほど巻くと、キャストした時にラインがまとまって飛び出すなどのトラブルが起きやすくなる。
反対に極端に少なければ、スプール外径を十分に使えない。
スプールへどこまで巻くかを詳しく見るならこちら👇

リールの糸巻量とラインの長さも合わせる
スプールには、ナイロンやPEを何号なら何m巻けるかという糸巻量が設定されている。
新品ラインを買ったからといって、必ず全部巻くわけではない。
スプール容量よりラインが多ければ必要なところで止める。反対に少なすぎる場合は、先に下巻きを入れて外径を調整する方法がある。
最初に何m巻くか迷っているならこちら👇

PEラインはスプール上で空転することがある
PEラインを巻く時は、スプールへの固定にも気をつけたい。
PEは滑りやすいため、スプールへ直接巻くとライン全体がスプール上で空転する場合がある。
リール側にPEを直接固定できる構造があるか確認し、必要ならナイロンなどの下巻きや滑り止めを入れてからPEを巻く。
ラインそのものを大量に巻けていても、根元がスプールへ固定されていなければ正常には使えない。
ナイロンやフロロはボビンを回転させて送り出す
ナイロンやフロロを巻く時は、ラインへ余計なヨレを入れないことも気になる。
市販ラインのボビンを軸で固定し、ボビン自体を回転させながらラインを送り出す。
途中で強くねじれたり、大きな輪になって浮いてきたりするなら、一度止めて状態を見る。
巻き終わったら全体を一度確認する
必要な量まで巻いたら、最後にスプール全体を見る。
確認するのは、巻き量、上下の偏り、緩み、ヨレ。
問題がなければラインを切り、スプールのラインストッパーへ固定すれば完了だ。
自分で何度か巻くなら、高速リサイクラー2.0のようにボビンを固定してテンションまで掛けられる道具があるとかなり楽になる。
素人だけど、検証して道具は選ぶ。
