2026年は、神奈川周辺のかなり広い範囲でカマスが釣れている。
自分も5月の西湘サーフから釣行を重ねるうち、掛かる魚のサイズも仕掛けの動かし方も少しずつ変わってきた。
5月の西湘サーフでは、まだ小さな鉛筆カマスだった

今年、自分が最初にカマスを見るようになったのは5月頃の西湘サーフだった。
この頃はまだ小さな鉛筆カマスが中心で、狙って釣るというより、他の魚と一緒に掛かってくる魚だった。
6月の相模湾SUP釣りでは、ベイトに混じって掛かる魚だった

6月に入って相模湾でSUP釣りをすると、キビナゴや小サバといったベイトに混じって、子カマスがよく掛かるようになった。
掛かったカマスは、そのまま落とし込みサビキのエサに使ったこともある。

この時点では、カマスはまだ本命というより、他の魚に混じって釣れてくる魚のひとつだった。
7月の熱海で、持ち帰りサイズが釣れ始めた

7月になると、熱海の堤防でいいサイズのカマスが釣れ始めた。
一時期はカマス目当てで熱海の堤防へ何度か通った。
この頃から、カマスは他の魚のついでではなく、単独で狙う価値がある魚に変わっていた。
8月は横浜・横須賀でも釣れ始め、釣れる距離の違いも明確に

8月に入ると、横浜の海釣り施設や横須賀の海釣り公園でもカマスがよく釣れるようになった。
三浦の方にSUP釣りに行った際も、岸際では本当によくカマスが釣れる。
8月後半に熱海の堤防へ行った時には、20〜25cmほどのカマスがよく掛かり、初夏の頃より釣りごたえも出てきた。
ただ、同じ夏のカマスでも、場所によって魚が群れているポイントへの距離がかなり違うと気づく。
熱海では、ある程度遠投した先で掛かることが多い。
一方、横浜や横須賀では、足元へ落としたジグサビキにも普通に掛かる。
その時にカマスがいる場所まで仕掛けを入れられるかが釣果を左右してくる。
動かし方は距離で使い分けている
この距離の違いに合わせて、動かし方も変えると反応がよくなった。
遠くへ投げた時はワンピッチを数回入れて止める
遠くへキャストした時は、狙いたいレンジまで仕掛けを落とし、ワンピッチジャークを3回ほど入れて一度止める。
そのまま元のレンジ付近まで仕掛けが落ちるのを待ち、またワンピッチを入れる。
広く探したい時は、完全に元の深さまで戻さず、少しずつレンジを上げながら同じ動きを繰り返す。
リフト&フォールでももちろん釣れるけど、こっちのほうが反応がいい気がしている。
疑似餌を素早く動かして一瞬で食わせるというより、カマスにサビキの存在を見つけてもらうくらいの速さで動かしている。
サビキへアタックが来ると、その一回で掛かることもある。
最初のアタックで掛からなくても、直後にもう一度アクションを入れると、そこで掛かることも多い。
やる気のあるカマスは、一度見つけたサビキへ何度かアタックしてくるように感じる。
そのため、反応があった直後に一気に回収せず、そのレンジでもう一度仕掛けを動かすようにしている。
足元ではリフトとフォールを繰り返すのが釣りやすい
最近の横浜や横須賀のように、カマスが足元まで入っている時は、ワンピッチよりリフトとフォールを繰り返す方が釣りやすい。
足元でワンピッチを何回も入れると、仕掛けがすぐ上へ浮き上がってしまい、カマスがいるレンジから外れやすくなる。
そのため、竿を持ち上げて仕掛けを上げ、そこから落とす。
また持ち上げて落とす。この上下の動きを繰り返す。
足元では横方向へ引ける距離がほとんどないため、この方が同じ深さの周辺にサビキを長く残せる。
遠投した時のワンピッチと、足元でのリフト&フォールは、どちらが優れているというより使う距離が違うだけで、自分は仕掛けを狙っているレンジに残しやすい方を選んでいる。
レンジは固定せず、反応が消えたら動かしてみる
自分の釣果では、ボトムより少し上から中層あたりで掛かることが多い。
ただ、その深さがずっと同じとは限らない。
西湘サーフでは、表層に近いところで掛かることもあった。
一日の中でも、さっきまでよく当たっていたレンジで急に反応がなくなることがある。
そういう時は少し深くしたり、逆に上を通したりすると、また掛かり始める。
そのため、一度決めたタナだけをずっと通すことはあまりしていない。
反応がなくなれば、仕掛けを通す深さを変える。
一度掛かった場所とレンジへもう一度通してみると連発しやすい
カマスが一匹掛かったら、その時に通していた場所やレンジを覚えておく。
キャストした方向、距離、レンジが分かれば、もう一度近い場所へ仕掛けを入れる。
群れがそこに残っていれば、同じ場所で続けて掛かることも多い。
一度反応がなくなっても、回遊している群れなら、しばらくして同じ場所へ入ってくることもある。
そのため、釣れた場所は何度か通している。
仕掛けそのものを細かく替え続けるより、魚がいたコースとレンジをもう一度通した方が反応が続く場面が多い。
仕掛けはメタルジグにジグサビキを付けたものが自分の基本

カマス狙いでは、メタルジグの上にジグサビキを付けた仕掛けを一番よく使っている。
掛かるのはサビキ側が多いが、メタルジグそのものへ食ってくることもよくある。

ジグサビキで反応が弱い時は、ジェット天秤+弓角に替えると釣れることもある。
自分の場合はこの2種類でカマスを狙うことが多く、メインはジグサビキだ。
メタルジグは20〜40gを状況に合わせて使う

メタルジグは20〜40gくらいを使っている。
重さは、投げたい距離、釣り場の水深、潮の流れに合わせて変えている。
個人的に神奈川近辺の堤防で一番よく使うのは30gだ。
遠投したい時や潮が効いている時は重くし、近距離や浅い場所ならそこまで重くしない。
普段ライトショアジギングで使っているタックルをそのまま流用しているため、このくらいの重量を使うことが多い。
メタルジグがなくても普通サビキだけで釣れる

カマスは、ナスオモリとサビキ仕掛けだけでも釣れる。
群れの中へサビキを入れて動かせば、メタルジグがなくても釣れる。
普通のサビキ釣りをしている時にカマスが回ってきたら、ナスオモリを付けたまま少し投げ、リフトとフォールを繰り返しながら巻いてくる方法でも狙える。
実際にこうして釣っていると、ジグそのものより、サビキをどう動かして見せるかで食ってくる魚だなと感じる。
タックルは普段のシーバスタックルをそのまま使っている

自分はカマス釣りに、普段ライトショアジギングで使っているシーバスタックルを、そのまま流用している。
- シマノ ディアルーナ100M(シーバスロッド)
- PE1号
- リーダー5号
- C5000番のリール
このセットで、カマスだけでなくキス釣りやサビキもしている。
横須賀では、このままカマスを狙い、タチウオの時合いが来たらテンヤに替えて、そのままタチウオを狙っている。
C5000番はカマス用に選んだ大きさではない

リールはC5000番を使っているが、普段LSJで使っているものをそのまま流用しているだけで、カマス用に選んだ大きさではない。
カマス狙いだけなら、もっと小さいリールでも成立する。
釣りごとに細かくタックルを替えず、普段使っているものをそのまま持っていくことが多い。
ディアルーナ100MHでも釣れている

100Mだけでなく、ディアルーナ100MHでもカマスは釣れている。
100MHはサーフで使っているため、そのままカマスにも流用している。
カマス専用として100MHを選ぶ必要はないが、手持ちにあるならそのまま使える。
ジグサビキを投げて操作できるルアーロッドなら、シーバスロッドやエギングロッドでも狙える。
歯で仕掛けを切られるため、予備のジグサビキを用意したい
カマスは歯が鋭く、ジグサビキを使っていると針やハリスを切られることがある。
そのため、予備のジグサビキをいくつか持っていくのがおすすめだ。
一つしかないと、カマスが回ってきたタイミングで仕掛けを切られ、そのまま釣りを続けられなくなる。
針も、10号程度の普通のジグサビキで十分釣れている。
カマスがいる場所とレンジへ通せるかが一番大きい

カマスは、そこにいればとても釣りやすい魚だ。
難しい釣り方もない。かなり素直にサビキやジグに食ってくる。
市販のジグサビキを付けて、カマスがいるレンジまで仕掛けを入れ、何度か動かして止める。
足元なら、リフトとフォールを繰り返す。
一度掛かったら、同じ場所へもう一度仕掛けを入れる。
やることはシンプルだ。
逆に、カマスがいない場所では、当然何をやっても釣れないので、逐一釣果情報をチェックして釣り場に向かうのが一番大事だ。
夏に釣れたカマスは天ぷらで食べるのが好き
で釣れたカマスは、持ち帰って食べている。
夏のカマスは、個人的には天ぷらにするのが一番好きだ。
塩焼きも美味しいが、天ぷらは絶品。
アオカマスはアカカマスより味が落ちると言われることもあるが、天ぷらにすると関係なくうまい。
特に20〜25cmくらいまで大きくなると、しっかり夕飯の一品になる。
今年の神奈川はカマスのあたり年みたいなので、まだ釣っていない方は是非釣りに行ってみてほしい。
素人だけど、検証して最適は選ぶ。
