堤防の足元サビキでは、3〜10号程度のオモリを水深や潮に合わせて使い分ける。
浅くて潮が弱い場所では軽めのオモリでも仕掛けが沈む。水深があり、ラインが斜めに入る場所では重さが必要になる。
自分が水深のある堤防で使うことが多かったのは、10号、12号、15号だった。
これは堤防サビキ全体の最低ラインではなく、深さや潮に合わせて重くした結果だ。
この記事では、足元サビキで使うオモリの一般的な号数と、重さを変える判断を整理する。
足元サビキのオモリは3〜10号程度が一般的
足元サビキでは、3〜10号程度のオモリが広く使われる。
水深が浅く、潮が弱い港では3〜5号でも仕掛けを落とせる。
一般的な堤防では5〜8号、水深や潮に重さが必要なら8〜10号が候補になる。
10号でも仕掛けが横へ流れる場所では、12号や15号を使うこともある。
最初から10号以上に固定するのではなく、軽いオモリで仕掛けの入り方を見て、必要な時だけ重くする。
基準になるのは号数そのものではない。
仕掛けが底まで届くか。ラインが横へ流れていないか。竿がその重さに対応しているか。
この3つで使う重さが変わる。
浅い港では3〜5号から使える
水深が浅く、潮がほとんど動いていない港では、3〜5号でも仕掛けは沈む。
軽いオモリは、仕掛けの上げ下げが軽い。
短い竿や柔らかい竿でも扱いやすく、魚が掛かった時の動きも竿先へ出やすい。
表層や中層にイワシや小サバが見えている時は、底まで早く落とす必要もない。
仕掛けが真下に入り、狙った深さで止まるなら、その重さで足りている。
軽いオモリでもラインが斜めに入らない場所で、最初から10号や15号を使う必要はない。
一般的な堤防では5〜8号が使いやすい
足元の水深が数mあり、多少潮が動く堤防では、5〜8号が使いやすい範囲になる。
3号では仕掛けがゆっくり流される場所でも、5号や6号へ変えると真下へ入りやすくなる。
さらに水深がある場所や、少し流れが出た時は8号を使う。
市販のサビキセットやカゴにも、このあたりの重さが組まれているものが多い。
初めて行く一般的な堤防なら、5号と8号を用意すると、浅い場所と少し深い場所を分けやすい。
水深がある場所では8〜10号を使う
水深がある海釣り施設や堤防では、8〜10号が使いやすくなる。
軽いオモリでは、底へ着く前に仕掛けが横へ流れることがある。
8号や10号へ変えると、仕掛けが底まで早く入り、どの深さを釣っているかも分かりやすくなる。
アジを底付近から探る時も、着底が分かる重さが必要になる。
10号を使ってラインが真下に入り、底も取れているなら、それ以上重くする理由は少ない。
12号や15号は深い場所や潮が速い時に使う
12号や15号は、足元サビキの標準というより、水深や潮に重さが必要な時に使う。
10号でもラインが斜めに入る。
底まで落とす前に、仕掛けが隣の方向へ流れる。
混雑した堤防で、横へ流れる仕掛けを抑えたい。
こうした場面では、12号や15号が候補になる。
自分が水深のある堤防で使うことが多かったのも、10号、12号、15号だった。
最初から15号を付けていたわけではない。
10号で仕掛けが流れる時に12号へ変え、それでもラインが斜めに入る場所で15号を使った。
一般的な3〜10号の範囲から始め、深さと潮に合わせて重くした形になる。
オモリが軽すぎると仕掛けが横へ流れる
オモリが軽すぎると、潮に押されて仕掛けが横へ流れる。
ラインも斜めに入り、仕掛けがどの深さにあるのか分かりにくくなる。
底まで落としたつもりでも、途中で流されて底へ届いていないことがある。
カゴから出たコマセと針の位置も離れやすい。
カゴを動かした場所にコマセが残り、針の付いた仕掛けだけが横へ流れる。
これでは、魚がコマセへ寄っても針が同じ場所に入らない。
周りは釣れているのに自分だけ反応がない時は、棚だけでなくラインの角度も見る。
仕掛けが隣の方向へ流れ続けるなら、オモリを1段階重くする。
重すぎるオモリは竿と仕掛けを扱いにくくする
オモリは重いほど安定するが、必要以上に重くすると扱いにくくなる。
仕掛けの上げ下げが重くなり、竿先にも負担が掛かる。
サビキでは、オモリだけでなくカゴとコマセの重さも加わる。
柔らかい竿や短いルアーロッドでは、竿先が大きく曲がり、仕掛けを持ち上げにくくなることもある。
魚が掛かった時も、魚より先にカゴとオモリの重さが伝わりやすい。
浅い場所で5号や8号でも真下へ入るなら、10号や15号へ変える必要はない。
仕掛けが流されず、上げ下げもしやすい重さを使う。
水深と潮を見て1段階ずつ重くする
オモリは、釣り場へ着く前に1つへ決め切るものではない。
最初は、その竿で扱える軽めのオモリを付ける。
仕掛けを落とし、底まで届くか、ラインがどの角度で入るかを見る。
5号で流れるなら8号。
8号でも流れるなら10号。
10号でも流れる深い場所や速い潮では、12号や15号を使う。
重くしても隣の方向へ流れるなら、さらに号数を上げる前に立ち位置や仕掛けを入れる場所を変える。
混雑した堤防では、仕掛けが横へ流れる状態のまま続けにくい。
カゴ付きオモリと別付けオモリがある
足元サビキで使う下カゴには、カゴとオモリが一体になったものがある。
一体型は、仕掛けの下へ取り付ける。
このタイプに別のオモリは追加しない。
仕掛けの上にカゴを付ける上カゴ式では、仕掛けの下へ別のオモリを付けることがある。
商品によっては、カゴだけでオモリが付いていない。
購入する時は、カゴにオモリが付いているか、表示された号数はいくつかを確認する。
竿のオモリ負荷を超えない
オモリを選ぶ時は、竿が対応している号数も確認する。
サビキ竿や磯竿には、適合するオモリ号数が表示されている。
ルアーロッドやシーバスロッドでは、グラムで表示されていることが多い。
オモリ1号は約3.75gになる。
- 3号:約11.25g
- 5号:約18.75g
- 8号:約30g
- 10号:約37.5g
- 12号:約45g
- 15号:約56.25g
この重さに、カゴとコマセも加わる。
対応重量が40gまでのルアーロッドへ10号のオモリを付けると、コマセを入れた時点で表示重量を超える可能性がある。
15号のオモリは、それだけで約56.25gある。
ルアーロッドを使う場合は、オモリだけでなく、カゴとコマセを含めた重さを見る。
足元サビキと投げサビキでは選び方が変わる
足元サビキは仕掛けが流されない重さを使う
足元サビキでは、仕掛けを真下へ落とす。
3〜10号程度を基準に、水深と潮で重さを変える。
深い場所や潮が速い場所では、12号や15号まで使うこともある。
飛距離ではなく、魚がいる深さまで仕掛けを入れ、コマセの近くに針を置けるかで決める。
投げサビキはウキの号数と合わせる
投げサビキでは、オモリとウキの号数を合わせる。
10号のオモリには、10号前後に対応するウキを組み合わせる。
ウキに対してオモリが重すぎると、ウキが沈む。
軽すぎるとウキが正しく立たず、当たりも取りにくくなる。
投げサビキでは仕掛け全体を投げるため、竿の対応重量も足元サビキより厳しく確認する。
最初に揃えるなら5号・8号・10号
一般的な堤防の足元サビキなら、5号、8号、10号を用意すると使い分けやすい。
浅くて潮が弱い場所では5号。
少し水深がある場所では8号。
水深があり、仕掛けが流される場所では10号を使う。
10号でも足りない場所へ通うようになったら、12号や15号を追加する。
自分の場合は、水深のある堤防へ行くことが多く、10号、12号、15号を使う場面が増えた。
全国向けの最初の基準は3〜10号程度。その中でも5号、8号、10号が揃えやすい組み合わせになる。
釣れない時はオモリ以外も見る
オモリは、仕掛けを魚のいる深さへ入れ、コマセの近くに針を置くために使う。
重さを変えても、魚がいない場所では反応は出ない。
周りも釣れていないなら、魚が回っていない可能性がある。
周りだけ釣れているなら、棚、コマセの出方、針の大きさ、仕掛けの角度を見る。
ラインが斜めに入っている時は、オモリを重くする意味がある。
すでに仕掛けが真下に入り、魚がいる深さまで届いているなら、オモリ以外に原因がある。
まとめ|足元サビキは3〜10号程度から選ぶ
堤防の足元サビキでは、3〜10号程度のオモリを水深と潮に合わせて使い分ける。
浅くて潮が弱い場所では3〜5号。
一般的な堤防では5〜8号。
水深があり、仕掛けが流される場所では8〜10号が基準になる。
10号でもラインが斜めに入る深い場所や速い潮では、12号や15号を使うこともある。
自分が10号、12号、15号を使うことが多かったのも、水深のある堤防へ行く場面が多かったためだ。
軽すぎると仕掛けが横へ流れ、コマセと針の位置が離れやすい。
重すぎると竿への負担が増え、仕掛けの上げ下げも重くなる。
最初に揃えるなら5号、8号、10号。通う釣り場で重さが足りなければ、12号や15号を加える。
素人だけど、検証して道具は選ぶ。
