ちょい投げは、専用ロッドがなければできない釣りではない。
ルアーロッドや万能竿、短めの投げ竿など、手持ちの竿を使えることも多い。
見るのは「ちょい投げ専用」と書かれているかではなく、使うオモリをその竿で投げられるかだ。
僕自身も、サビキの途中でキスを狙う時は竿を持ち替えず、サビキロッドの仕掛けだけをちょい投げ用へ変えている。
ちょい投げには専用ロッドがなくてもいい
本格的な投げ釣りでは、重いオモリを使って遠くまで仕掛けを飛ばすための長い投げ竿を使う。
ちょい投げはそこまでの遠投を前提にしないので、もっと短く軽い竿でも成立する。
候補になるのは、ルアーロッド、万能竿、コンパクトな振出竿、短めの投げ竿など。ちょい投げとサビキの両方に対応する万能竿もある。
つまり、「ちょい投げロッド」という一種類の竿を探すというより、持っている竿やこれから買う竿の中から、ちょい投げに使えるものを探す方が実際には近い。
ちょい投げという釣り方そのものはこちら👇

手持ちの竿ならまずオモリを投げられるかを見る
竿を流用する時に最初に確認したいのは、仕掛け全体の重さだ。
ちょい投げでは天秤とオモリを付けてキャストする。竿側がその重さに対応していなければ、竿の種類以前に組み合わせが合わない。
ルアーロッドならルアーウェイトやキャストウェイト、投げ竿や万能竿なら錘負荷などを確認する。
表記方法は竿によって違うので、数字だけを横並びにせず、その製品でメーカーが示している適合範囲を見る。
軽い天秤を使うちょい投げと、重いオモリでもう少し距離を出す釣りでは、同じ「ちょい投げ」でも竿に掛かる負荷は変わる。
竿に書かれたオモリ負荷の見方はこちら👇

6〜8ft前後のルアーロッドも使いやすい
堤防や港内で使うなら、6〜8ft前後、約1.8〜2.4mのルアーロッドや万能竿も候補になる。
このくらいなら取り回しがよく、足元より少し沖へ仕掛けを入れるちょい投げとも合わせやすい。
ただし、6〜8ftでなければできないわけではない。
3m前後の短い投げ竿や、それより長い万能竿でも、ちょい投げに対応する製品はある。
長さだけで正解を決めるより、釣る場所、必要な飛距離、オモリの重さまで含めて見る。
ルアーロッドを流用するなら適合重量を見る

シーバスロッドやエギングロッドなどを、ちょい投げへ流用することもできる。
短めで扱いやすく、もともとキャストするための竿なので、使う天秤とオモリが適合重量に収まれば組み合わせやすい。
逆に、ルアーロッドというだけで何号のオモリでも投げられるわけではない。
ライトゲーム用の細いロッドとシーバスロッドでは投げられる重量が大きく違う。手持ちの竿を使うなら、まずスペックを確認したいところだ。
僕はサビキロッドのままキスのちょい投げへ切り替えている
僕はサビキ釣りをしていて群れを待つ時間ができると、そのままキスのちょい投げへ切り替えることがある。
この時、ロッド自体は交換していない。
サビキ仕掛けを外し、ラインの先を天秤とイソメを使う仕掛けへ変える。その状態で砂地へ投げ、底を探ってキスを狙っている。
僕の釣りでは、ちょい投げだけのためにもう一本専用ロッドを持っていくより、この方が動きやすい。
もちろん、使っているサビキロッドがちょい投げのオモリを扱えることが前提になる。それさえ合えば、仕掛けを変えるだけで別の釣りへ移れる。
実際にサビキロッドでキスを狙っている流れはこちら👇

本格的に遠投するなら投げ竿の領域になる
ちょい投げから距離を伸ばし、重いオモリを使って本格的に遠投するようになると、竿に求めるものも変わってくる。
長い投げ竿には、重い仕掛けを背負って遠くへ送るための役割がある。
一方、近距離から中距離を探るちょい投げなら、そこまでの遠投性能が必要ない。その分、手持ちのルアーロッドや万能竿を使える余地が大きい。
専用品を探す前に手持ちの竿を確認する
これからちょい投げを始めるなら、最初から「ちょい投げ専用ロッド」を買う必要があるとは限らない。
すでにルアーロッドや万能竿、サビキに使っている竿があるなら、まずその竿の適合重量を見る。
使いたい天秤とオモリを無理なく投げられるなら、その竿で一度やってみることもできる。
僕自身、サビキロッドから仕掛けだけを変えてキスを狙っている。ちょい投げでは、竿の名前より今やりたい釣りの負荷にその竿が合っているかを見る方が実用的だ。
素人だけど、検証して道具は選ぶ。
