釣り竿のスペックを見ると、「オモリ負荷」「錘負荷」「適合オモリ」という表示が出てくる。
たとえば、オモリ負荷5〜15号、錘負荷10〜20号、適合ルアー10〜30gのような表記だ。
これは、その竿で扱うオモリや仕掛けの重さを合わせるための数字になる。
サビキならカゴやオモリ。ちょい投げなら天秤オモリ。竿を選ぶときは、使う仕掛けの重さが竿のオモリ負荷に入るかを確認する。
オモリ負荷は、その竿で扱うオモリの重さの目安
オモリ負荷は、その竿に付けるオモリの重さを合わせるための表示だ。
竿のスペックに「オモリ負荷5〜15号」と書いてあれば、5号から15号前後のオモリを扱う竿として見る。
サビキ竿や磯竿では、号数で書かれていることが多い。
ルアーロッドでは、オモリ負荷ではなく「適合ルアー重量10〜30g」のようにgで書かれていることが多い。
- 竿に付けるオモリの重さを合わせる
- サビキではカゴやオモリの号数を見る
- ちょい投げでは天秤オモリの号数を見る
- ルアーロッドでは適合ルアー重量を見る
オモリ負荷は、竿にどの重さの仕掛けを付けるかを確認するための数字だ。
「号」と「g」が混ざるので、重さを換算して見る

オモリ負荷で混乱しやすいのは、号数とg表記が混ざるところだ。
サビキやちょい投げのオモリは、5号、8号、10号、15号のように号数で売られていることが多い。
一方で、ルアーロッドやメタルジグは、10g、20g、30g、40gのようにgで書かれている。
オモリ1号は約3.75g。10号なら約37.5g、15号なら約56gになる。
| オモリ号数 | 重さの目安 |
|---|---|
| 5号 | 約18.75g |
| 8号 | 約30g |
| 10号 | 約37.5g |
| 15号 | 約56g |
| 20号 | 約75g |
号数で書かれたオモリと、gで書かれた竿やルアーを比べるときは、まず重さをそろえる。
10号のオモリは約37.5g。適合ルアー10〜30gの竿に10号オモリを付けると、表記上は上限を超える。
号数とgを同じ重さとして扱うと、竿に付ける仕掛けの重さを間違えやすい。
サビキでは、カゴやオモリの重さを見る
サビキ仕掛けでは、カゴやオモリを付ける。
足元サビキなら、5号から10号前後のオモリを使う場面が多い。
水深がある場所、潮が流れる場所、仕掛けを早く沈めたい場面では、10号、12号、15号のように重くすることもある。
竿を選ぶときは、使うカゴやオモリの号数が、竿のオモリ負荷の範囲に入っているかを確認する。
- 5号オモリを使うなら、5号が範囲に入る竿を見る
- 10号オモリを使うなら、10号が範囲に入る竿を見る
- 15号オモリを使うなら、15号が範囲に入る竿を見る
竿のオモリ負荷より重いカゴやオモリを付けると、仕掛けをぶら下げた時点で竿先が大きく入る。
軽すぎるオモリを使うと、仕掛けが落ちるまで時間がかかる。潮が流れる場所では、仕掛けが横へ流されやすくなる。
サビキでは、竿に書かれたオモリ負荷と、実際に使うカゴやオモリの号数を合わせる。
ちょい投げでは、天秤オモリの重さを見る
ちょい投げでは、天秤オモリを使う。
5号、8号、10号、15号などの天秤オモリを道糸の先に付け、その先に仕掛けをつなぐ。
ちょい投げでは、オモリをぶら下げるだけではなく、その重さを投げる。
だから、竿に書かれたオモリ負荷の上限を超えないようにする。
- 8号の天秤を使うなら、8号が範囲に入る竿を見る
- 10号の天秤を使うなら、10号が範囲に入る竿を見る
- 15号の天秤を使うなら、15号が範囲に入る竿を見る
オモリ負荷の範囲内でも、上限ぎりぎりの重さを強く振り抜くと竿に負担がかかる。
最初は、上限いっぱいのオモリからではなく、竿の表記の中に余裕を残した重さから使う。
オモリ負荷の上限は、毎回そこまで強く投げるための数字ではない
オモリ負荷の上限は、竿選びの目安になる。
でも、上限いっぱいのオモリを付けて、毎回強く投げるための数字ではない。
たとえば、オモリ負荷5〜20号の竿に20号のオモリを付けられるとしても、投げ方や仕掛けの抵抗で竿への負担は変わる。
足元にサビキ仕掛けを落とす動作と、ちょい投げでオモリを投げる動作では、竿にかかる力が違う。
仕掛けが長い。風を受ける。投げる時に力が入る。竿が古い。こういう条件でも、竿への負担は変わる。
上限付近の重さは、竿に残る余裕が少ない。
最初は、竿のオモリ負荷の真ん中あたりから使う。仕掛けを落としたときに竿先が入りすぎないか、投げたときに重さが乗るか、巻き取るときに竿が曲がりすぎないかを確認する。
竿のオモリ負荷より重い仕掛けを使うと、竿に負担がかかる
竿のオモリ負荷より重い仕掛けを付けると、仕掛けをぶら下げただけで竿先が大きく曲がる。
その状態で投げると、竿に強い負荷がかかる。
穂先の細い竿では、重すぎるオモリを付けた時点で竿先が入りすぎる。
さらに、投げる時にはオモリの重さだけでなく、仕掛けの抵抗、振り抜く力、風の抵抗も加わる。
- 仕掛けをぶら下げた時点で竿先が大きく曲がる
- 投げる時に竿へ強い負荷がかかる
- 竿先や継ぎ目に負担が集中する
- 最悪、破損につながる
オモリ負荷を超える重さは、竿に無理をさせる重さとして見る。
竿に書かれた数字を超えるオモリを付けるなら、その竿で使う重さではないと考える。
竿のオモリ負荷より軽すぎると、仕掛けを動かしにくいことがある
重すぎるオモリは竿に負担をかける。
反対に、軽すぎるオモリでは、竿を壊しにくい代わりに、仕掛けを扱いにくくなることがある。
投げる時にオモリの重さが竿へ乗らないと、仕掛けを飛ばしにくい。
水深がある堤防や潮が流れる場所では、軽いオモリだと仕掛けが沈むまで時間がかかる。
底を取りたい釣りでは、軽すぎるオモリだと底に着いたかどうかを確認しにくい。
- 投げる時に竿へ重さを乗せにくい
- 仕掛けが沈むまで時間がかかる
- 潮に流されやすい
- 底を取る釣りで着底を確認しにくい
軽すぎるオモリは、竿への負担は小さい。
でも、仕掛けが沈むまで時間がかかる。投げるときに竿へ重さが乗らない。底を取りたい釣りでは、着底したかどうかを判断しにくくなる。
サビキ・ちょい投げで最初に見るオモリ負荷の目安
最初の堤防釣りでは、サビキやちょい投げで使うオモリの重さから竿を見る。
足元サビキなら5〜10号前後。少し水深がある堤防や投げサビキでは8〜15号前後。ちょい投げでも5〜15号前後の天秤オモリを使うことが多い。
| 釣り方 | よく使うオモリ | 見る竿の表記 |
|---|---|---|
| 足元サビキ | 5〜10号前後 | オモリ負荷5〜10号、5〜15号など |
| 投げサビキ | 8〜15号前後 | オモリ負荷10〜20号前後 |
| ちょい投げ | 5〜15号前後 | 使う天秤オモリが範囲内に入る竿 |
| サーフや遠投 | 20号以上、または30〜40g以上 | 投げ竿やショアジギングロッドの適合重量を見る |
この表は、サビキやちょい投げで使うオモリと、竿のオモリ負荷を合わせるための目安だ。
実際には、釣り場の水深、潮の速さ、仕掛けの長さ、投げる距離で使う重さは変わる。
竿を選ぶときは、よく使うオモリが竿のオモリ負荷の中に入るかを確認する。
ルアーロッドでは「適合ルアー重量」を見る
ルアーロッドでは、オモリ負荷ではなく「適合ルアー重量」と書かれていることが多い。
たとえば、適合ルアー10〜30g、15〜40g、20〜60gのような表記だ。
メタルジグやプラグを投げるなら、そのルアーの重さが竿の適合ルアー重量に入るかを見る。
30gのメタルジグを使うなら、30gが範囲に入っている竿を選ぶ。
ジグサビキでは、メタルジグの重さだけでなく、サビキ仕掛けの空気抵抗も加わる。
適合ルアー重量の上限に近いジグを使う場合は、ジグサビキを付けると負担が増える。ジグの重さに加えて、サビキ仕掛けの空気抵抗も受ける。
- ルアーロッドでは適合ルアー重量を見る
- メタルジグの重さが範囲に入るか確認する
- ジグサビキでは仕掛けの抵抗も加わる
- 上限ぎりぎりの重さは余裕が少ない
ルアーロッドでオモリを使う釣りをするときも、g表記の重さが竿の範囲に入るかを確認する。
竿選びでは、使う仕掛けの重さから見る
竿を選ぶときは、先に使う仕掛けの重さを見る。
サビキなら、カゴやオモリの号数を見る。
ちょい投げなら、天秤オモリの号数を見る。
ルアーなら、メタルジグやプラグのg数を見る。
その重さが、竿に書かれたオモリ負荷や適合ルアー重量の範囲に入るかを確認する。
- 使うオモリを決める
- 号数ならgに換算する
- 竿のオモリ負荷を見る
- 仕掛けの重さが範囲内に入るか確認する
- 上限ぎりぎりを避けて使う重さを決める
竿のスペックだけを先に読むと、5〜15号、10〜30g、10〜20号のような数字だけが並ぶ。
先に使う仕掛けの重さを決めると、その数字を竿のオモリ負荷や適合ルアー重量に当てはめられる。
まとめ|オモリ負荷は、竿に付ける重さを見る数字
オモリ負荷は、その竿で扱うオモリの重さを見るための数字。
サビキならカゴやオモリ。ちょい投げなら天秤オモリ。ルアーロッドなら適合ルアー重量を見る。
号数とgは混ざりやすい。1号は約3.75gなので、10号は約37.5g、15号は約56gになる。
竿のオモリ負荷を超える重さを付けると、竿先が入りすぎたり、投げる時に竿へ強い負担がかかったりする。
軽すぎるオモリでは、仕掛けが沈むまで時間がかかる。投げるときに竿へ重さが乗らない。底を取る釣りでは、着底を判断しにくくなる。
最初は、使う仕掛けの重さが竿の表記内に入るかを確認する。
素人だけど、検証して道具は選ぶ。
