釣りをしていると、誰かが必ずこう言う。
「偏光サングラスは一度使ったら手放せない」
正直、最初の僕はこの意味がまったく分かっていなかった。
日差しを防げれば何でもいいと思っていたし、ホームセンターの2,000円サングラスで十分だと思っていた頃もある。
でもSUP釣りを始めた瞬間、世界が一変した。
海面の反射で“何も見えない”状況が頻発し、浅場では岩が見えずフィンが当たりそうで不安になる。
磯でも波の屈折に騙されて根掛かり連発。
そんな時に先輩から借りたのが Zeque(ゼクー)の偏光サングラスだった。
その瞬間、視界が嘘みたいに開けて、まるでゲームの「HDRフィルター」をONにした空気になる。
偏光サングラスは“安全装備”であり、“釣果を変えるアイテム”だ。
ようやくこの言葉の意味が腑に落ちた。
この記事では、僕が愛用している Zeque STEALTH(ステルス)のイースグリーンと、JULIA のラスターオレンジを軸に、色の違い・視界の性格・フィールド適性を一次体験ベースでまとめる。
偏光サングラスの役割は「見える」だけじゃない
偏光サングラスの本質はこの2つに尽きる。
① 水中の情報を可視化する
② 目を守る(これが本体)
特にSUP釣りでは、偏光サングラスがないと危険が一気に増える。
- 水面の反射で地形が見えない → 岩に衝突する
- フィンが当たりそうな浅場に気づけない
- ルアーの跳ね返りから目を守れない
- 日差しと潮風で目が乾き、集中力が落ちる
視界の質は行動判断の精度に直結する。 だからこそ色の選び方は釣りスタイルに合わせるのが正解だ。
Zeque「STEALTH」と「Julia」の違いを最短でまとめる
Zeque(ジール)は釣り用偏光サングラスの定番ブランドだ。
その中でも STEALTH と Julia は目的がまったく違う2モデルになる。(フレーム形状が異なる)
STEALTH(ステルス)とは?
「とにかく軽くてズレない」スポーツ特化モデル。SUPのように動きが大きい釣りで頼れる一本だ。
- TR-90フレームで超軽量
- 顔に沿うラップ構造で隙間が少ない
- 鼻パッド調整がしやすい
- 長時間でも痛くなりづらいフィット感
- SUP・磯・ボートなど動く釣りに最適
Julia(ジュリア)とは?
「おしゃれ × TALEX性能」を両立したミックススタイル。釣りだけでなく普段使いにも向く万能フレームだ。
- 丸みのある小ぶりフレームで男女問わず使える
- メタルブリッジの上品デザイン
- TALEX CR-39 偏光レンズ採用
- タウンユース・キャンプにも馴染む外観
どっちを選ぶ?(最短比較)
- SUP釣り・動く釣り → STEALTH
- 釣り+普段使い → Julia
- STEALTH:軽くてズレにくいスポーツ寄り
- Julia:雰囲気が良く普段使いも強い
レンズは「EASE GREEN」「LUSTER ORANGE」が鉄板
どちらのフレームでも、イースグリーンとラスターオレンジは釣り全般で相性が良い。
僕が愛用している2色「イースグリーン」「ラスターオレンジ」
偏光サングラスは色で視界が別物になる。 ここからは僕が実際に使い込んだ2色を徹底比較する。
イースグリーン|落ち着いた視界&長時間向け

イースグリーンは一言でいうと“自然で疲れにくい視界”だ。
SUPとの相性は抜群で、浅場や岩礁帯の地形がとても分かりやすい。
- 自然なトーンで違和感が少ない
- 水中を落ち着いたトーンで把握できる
- 長時間でも疲れにくい
- 晴天〜薄曇りまで幅広く対応
- SUPで重要な水底チェックがしやすい
特に安全性能が高く、岩や浅瀬を避ける時の視界の安定感は大きい。
SUP / 磯 / 砂地のどれでも強い万能カラーだ。
ラスターオレンジ|波・揺れ・ベイトの“情報量が爆増”する

ラスターオレンジは視界のエッジが鋭く、細かい情報を拾いやすい色だ。
- 波の細かい粒や揺れが見える
- ベイトの影・光が拾いやすい
- 管釣りのクリアウォーターで魚が丸見え
- 地形の変化が強調される
その反面、長時間だと少し疲れやすい。 ただし短時間勝負やベイト探しでは圧倒的に強い。
実体験から感じた「2色の根本的な違い」
- イースグリーン → “安心して見える”
- ラスターオレンジ → “細かく見える”
フィールド別「どっちが最適か?」
SUP釣り(海)
→ イースグリーンが最適だ。
- 地形の把握がしやすい
- 浅瀬の回避が容易
- 長時間でも疲れにくい
SUPは安全のために“安定した視界”が重要になる。
磯(ショアジギ・ロック)
→ どちらも良いが、安全はイースグリーン寄り。
根掛かり回避や足元確認では落ち着いた視界が活きる。
管釣り(クリアウォーター)
→ ラスターオレンジが無双する。
- 魚の位置が丸見え
- レンジ・泳ぎ方が読みやすい
- サイトフィッシングに強い
2色を使い分けると“世界が二つある”ことに気づく
色が変わると、水中のどの情報が強調されるかが変わる。
- イースグリーン → 地形・安全・自然な視界
- ラスターオレンジ → 魚・ベイト・波の細部
これはカメラのレンズ交換に近い感覚だ。
偏光サングラスの“安全効果”は過小評価されがち
視認性以上に重要なのが目の保護だ。
- ルアーの跳ね返り防止
- 日差し・紫外線による疲労軽減
- 乾燥で視界がぼやけるのを防ぐ
- 潮風による炎症の防止
SUPは風を正面から受け続けるので、目のダメージはかなり大きい。 偏光サングラスは安全装備として必須だ。
僕の最適解|イースグリーン+ラスターオレンジの2色持ち
半年以上使い続けた結果、僕の答えはこれだ。
- メイン → イースグリーン
- 勝負所・サイト → ラスターオレンジ
SUPでは安全性のためにイースグリーンが欠かせない。 管釣りやベイト探しの日はラスターオレンジが刺さる。
| 項目 | イースグリーン | ラスターオレンジ |
|---|---|---|
| 視界の性格 | 自然で落ち着いたトーン。長時間向き。 | エッジが立ち情報量が多い。 |
| 疲労感 | 非常に少ない | 長時間は少し疲れやすい |
| 得意なシーン | SUP・磯・水底の地形把握 | 管釣り・朝マズメ・ベイト探し |
| 水中の見やすさ | 地形・水深変化が安定して見える | 魚・ベイトの動きが分かる |
| 安全性 | 浅瀬回避がしやすい | 情報量は多いが長時間は疲れやすい |
| 向いている天候 | 晴天〜薄曇り | 晴天・クリアな光量 |
| フィールド適性 | 海・磯・SUP全般 | 管釣り・サイト |
| 総合評価 | 万能で快適。最初の1本に最適。 | 情報量の多さが武器。2本目に最高。 |
まとめ|色が変わると釣りが変わる

偏光サングラスは釣りの世界を変える装備だ。 特にZequeのイースグリーンとラスターオレンジは「視界が二つある感覚」になるほど違う。
- 自然で疲れにくい → イースグリーン
- 細かな情報が拾える → ラスターオレンジ
- 安全性はイースグリーンが特に優秀
- 釣果に刺さるのはラスターオレンジ
最初の1本ならイースグリーンが間違いない。 世界が広がったらラスターオレンジを追加してほしい。
素人だけど、検証して道具は選ぶ。
