中通しウキは、ウキ本体の穴へ道糸を通して使うウキだ。
仕掛けを入れるとウキは水面に残り、オモリや針側が沈むにつれて道糸がウキの中を抜けていく。
半遊動ではウキ止めまで沈み、全遊動ではウキ止めを使わずに仕掛けを送り込んでいく。
中通しウキは投入後も道糸が動く
中通しウキでは、道糸がウキ本体の中を通る。
ウキとオモリを近づけた状態で投げ、着水してからオモリや餌を沈めていける。
水深5mを狙う場合でも、針からウキまで5mを垂らした状態で投げる必要はない。
着水後に道糸がウキの中を抜け、仕掛けが下へ入っていく。
半遊動と全遊動の動きは、SHIMANOの動画でも確認できる。
固定式と遊動式でウキの付け方がどう変わるかはこちら👇
半遊動はウキ止めで深さを決める
半遊動では、道糸にウキ止めを付け、その下へシモリ玉と中通しウキを通す。
道糸 → ウキ止め → シモリ玉 → 中通しウキ → オモリやサルカン → ハリス → 針
投入するとオモリと餌が沈み、道糸が中通しウキの中を抜けていく。
シモリ玉がウキ止めに当たると、そこでウキ下が決まる。
ウキ止めを動かすとタナも変わる
深く入れる時はウキ止めを針から遠ざけ、浅くする時は近づける。
ウキ止めの位置を変えるだけで、仕掛けが止まる深さも変わる。
シモリ玉がウキ止めを受ける
ウキ止め糸は細く、そのままだと中通し穴を抜けることがある。
間にシモリ玉を入れると、ウキ止めを受けて中通しウキがそこで止まる。
道糸から針まで仕掛け全体を組む順番はこちら👇

全遊動はウキ止めを使わずに送り込む
全遊動ではウキ止めを使わない。
仕掛けが沈むのに合わせて、道糸を中通しウキへ送り込んでいく。
オモリや餌の重さで仕掛けが入り、道糸もそのままウキの中を動き続ける。
仕掛けを止める位置を作らず、水中へ送り込みながら探っていく。
深いタナにも仕掛けを入れやすい
固定ウキで針からウキまで3m取れば、投げる時もその長さが仕掛けとして残る。
ウキ下が長くなるほど、投入時の仕掛けも長くなる。
中通しウキなら、ウキとオモリを近づけて投げ、着水後に道糸を送れる。
水深のある堤防や磯でも、仕掛けを長く垂らしたまま投げずに深いタナへ入れられる。
中通し穴を道糸が抜けながら仕掛けが沈む
仕掛けが沈んでいる間、道糸は中通し穴の中を動き続ける。
製品によって穴径や内部の形は違う。
軽い仕掛けでは、道糸が引っ掛かると沈み方にも影響する。
道糸の太さや、半遊動で使うシモリ玉との組み合わせも変わってくる。
0号・00号・000号は軽い仕掛けで使われる
中通しウキには、0号、00号、000号、G2、B、2B、3Bなど、浮力の違う製品がある。
0号、00号、000号は、ガン玉を付けないか、ごく軽いオモリだけで仕掛けを入れる釣りで使われる。
00号を基準にすると、0号は少し浮力が強く、仕掛けがゆっくり入る。000号は00号より沈みやすい。
B、2B、3Bなどは、その浮力に合わせてガン玉を使える。
同じ中通しウキでも、浮力によって水面に残す使い方から水中へ沈める使い方まで変わる。
ウキごと水中へ沈める釣りもある
00号や000号では、中通しウキ自体を水中へ沈めながら仕掛けを送り込む釣りもある。
この時のウキは、水面に浮かべてアタリを見るだけのものではない。
ウキも潮の中へ入り、仕掛けと一緒に流れていく。
潮を受けながら仕掛けを送り、道糸の張りや沈む速さにも関わる。
感覚としては、水面に浮かぶ目印よりも浮力を持ったフロートを仕掛けの中へ入れている方が近い。
ウキを水中へ沈めても、仕掛けを流したり沈めたりするための部品として働いている。
ウキ・オモリ・ハリスを含む仕掛け全体はこちら👇

円錐形以外の中通しウキもある
フカセ釣りでは、円錐形やどんぐり形の中通しウキをよく見かける。
中通しウキには、ほかの形もある。
球形や紡錘形でも、本体の穴へ道糸を通して使うものが中通しウキになる。
半遊動と全遊動で沈め方が変わる
半遊動では、ウキ止めまで仕掛けを沈める。
全遊動では止める位置を作らず、そのまま道糸を送り込む。
0号、00号、000号を使えば、ウキ自体を水面付近に残したり、仕掛けと一緒に水中へ入れたりもできる。
素人だけど、検証して最適は選ぶ。
