海釣り初心者でも、子連れで海釣りに行けないわけではない。
ただし、保護者が釣りの危険や基本的な流れを分からないまま、いきなり普通の堤防へ行くのは注意した方がいい。
海釣りは、水辺の遊びだ。
足元のすぐ先が海になっている場所もある。
針、ハサミ、魚のトゲなど気をつけたいポイントもある。
濡れた足場で滑ることもある。
子どもから目を離せない状況で、保護者も仕掛けを作り、エサを付け、魚を外す。
そこまで同時にやると、初めての釣りではかなり忙しい。
保護者が釣りに慣れていないなら、最初は海釣り施設の方が始めやすい。
施設によっては、釣り方を教えてくれる場所がある。
ライフジャケットを貸してくれる場所もある。
足場、トイレ、売店、ルールの案内が整っている施設も多い。
まずはそういう場所で、保護者が最低限の釣り方と危ない場面を知る。
そのあとで子どもを連れて普通の堤防へ広げる方が、安心して釣りをしやすい。
子連れ海釣りは行けるが安全準備が先になる
子連れで海釣りに行くこと自体はできる。
実際に、海釣り施設や釣り公園では家族で釣りをしている人も多い。
それでも、海釣りは公園遊びとは違う。
水辺に近く、足場が濡れていることもある。
針やハサミ、オモリを使うため、道具の扱いにも注意がいる。
魚が釣れたあとも、針外しや魚のトゲに気をつける必要がある。
保護者が先に見ておきたいのは、釣れるかどうかより次のようなところだ。
- 子どもにライフジャケットを着せているか
- 足元から海までの距離が近すぎないか
- 柵や手すりがあるか
- 足場が濡れて滑らないか
- 立入禁止場所に近づいていないか
- テトラや消波ブロックへ行かないか
- 針やハサミを子どもに持たせっぱなしにしていないか
- 周囲で仕掛けを投げている人がいないか
このあたりを見ながら、保護者は釣りの準備もする。
保護者が完全に初めてだと、この同時進行が大変になる。
保護者が初心者だと釣りと安全確認が重なる
子どもを連れて釣りに行くと、保護者は釣りだけをしていられない。
仕掛けを作る。
エサを付ける。
コマセを入れる。
釣れた魚を外す。
絡んだ仕掛けを直す。
その間も、子どもが海側へ行きすぎていないかを見ておく必要がある。
子どもが飽きたり、走ったり、針を触ろうとしたりすることもある。
保護者が釣りに慣れていれば、仕掛けや魚の扱いをある程度手早くできる。
その分、子どもを見る余裕も残しやすい。
反対に、保護者も初めてだと、釣りの準備と子どもの安全確認が同時に重なる。
最初は海釣り施設の方が始めやすい
保護者が初心者なら、最初は海釣り施設を選ぶ方が始めやすい。
海釣り施設や釣り公園は、普通の堤防より足場やルールが分かりやすい場所が多い。
施設によっては、柵がある。
トイレや売店がある。
レンタルタックルを用意している場所もある。
ライフジャケットを貸してくれる施設もある。
釣り方を教えてくれる場所なら、保護者が全部を自分で判断しなくて済む。
サビキの仕掛け、エサ、釣れている魚、危ない場所を聞けるだけでも、最初はかなり違う。
もちろん、海釣り施設なら絶対に安全という意味ではない。
それでも、初めての子連れ海釣りでは、普通の堤防より確認しやすいことが多い。
普通の堤防は自由度が高い分、判断も増える
普通の堤防は、自由に釣りやすい場所もある。
時間を選びやすい場所もあるし、人が少ない場所もある。
その分、安全判断は基本的に保護者が行うことになる。
柵がない場所もある。
足元から海まで近い場所もある。
段差、濡れた足場、ロープ、船の係留物が近くにある場所もある。
テトラや消波ブロックが近い堤防もある。
子どもが走ると、それだけで危ない。
普通の堤防では、釣り方を教えてくれるスタッフもいない。
仕掛け選び、エサの準備、針の扱い、魚の外し方、撤収の判断まで、保護者が見る必要がある。
保護者がある程度釣りに慣れてからの方が、子連れでは安心しやすい。
子どもにはライフジャケットを着せる

子連れで海釣りに行くなら、子どもにはライフジャケットを着せる。
これは海釣り施設でも、普通の堤防でも同じだ。
できれば大人も着用した方がいい。
ライフジャケットは、落ちても平気になる道具ではない。
まず落ちない場所で釣る。
そのうえで、万が一に備えて着せる。
子ども用は、体に合ったサイズを選ぶ。
肩ベルト、股ベルト、笛があるかも確認する。
施設で貸してくれる場合でも、着せたあとにサイズが合っているかを見ておきたい。
ライフジャケットを着せても、子どもから目は離さない。
最初の釣り方は足元サビキが現実的

子連れの最初の海釣りなら、足元サビキから始める方が現実的だと思う。
大きく投げなくていい。
足元に仕掛けを落とせる。
アジ、イワシ、サバなどが回ってくれば、魚の反応も見えやすい。
子どもにも、魚が釣れたことが分かりやすい。
ただし、サビキ仕掛けは針が多い。
子どもに仕掛けを持たせっぱなしにしない。
魚を外すときも、保護者が針の向きと子どもの手の位置を見ておく。
投げる釣りやルアーは、後ろに人がいないかを確認する必要がある。
針やオモリが飛ぶため、最初から子どもとやるには管理することが増える。
まずは足元でできる釣りから始める方が、保護者もやりやすいと思う。
保護者が先に一度釣りを経験しておくと楽になる
保護者が完全に初心者なら、子どもを連れていく前に、一度だけでも釣りを経験しておくとかなり違う。
- 竿の扱い
- リールの使い方
- 仕掛けの付け方
- エサやコマセの扱い
- 魚の外し方
- 針が刺さらないようにする動き
- 足場の見方
- 周囲との距離
- 撤収の判断
このあたりを一度やっておくだけで、当日の負担は変わる。
釣り場の足場や周囲との距離、危ない立ち位置も見えやすくなる。
自分の意見としては、子連れでいきなり普通の堤防へ行くより、まず保護者が海釣り施設で釣り方と危険を知る方が安心しやすい。
そのあと子どもを連れて行く方が、釣りの準備と安全確認を分けて考えやすい。
海釣り施設と堤防で違ったこと
海釣り施設と普通の堤防では、同じ海釣りでも保護者の負担が変わる。
海釣り施設は、ルールや設備が分かりやすい場所が多い。
- スタッフに聞ける場合がある
- ライフジャケットを借りられる施設もある
- レンタル竿がある場所もある
- トイレや売店があることが多い
- 釣り方を教えてくれる場所もある
- 営業時間や料金が決まっている
- 混雑することがある
普通の堤防は、自由に釣れる場所もある。
- 時間を選びやすい
- 人が少ない場所もある
- 料金がかからない場所もある
- 柵がない場所もある
- 釣り方を教えてくれる人はいない
- トイレや売店がない場所もある
- 安全判断を保護者が行う必要がある
子連れで初めて行くなら、自由度よりも確認しやすさを優先した方がいい。
子連れ海釣りで最低限確認したいこと
子連れで海釣りに行くなら、釣れる魚より先に安全確認をする。
- 子どもにライフジャケットを着せる
- 柵がある場所を選ぶ
- テトラや消波ブロックへ行かない
- 立入禁止場所に入らない
- 滑りにくい靴を履く
- 針やハサミを子どもに持たせっぱなしにしない
- 投げる釣りは周囲を確認してから行う
- 子どもから目を離さない
- 飽きたら無理に続けない
- 暑さ、寒さ、トイレ、食事も先に考える
ここまで見ると、子連れの海釣りは大げさに感じるかもしれない。
それでも、海に落ちてからでは遅い。
針が刺さってからでは遅い。
保護者が先に危ない場所と動きを減らしておくことが、子連れ海釣りでは大事になる。
保護者が安全と釣り方を見られる場所から始める
海釣り初心者でも、子連れで海釣りに行けないわけではない。
ただし、場所、子どもの年齢、保護者の釣り経験によって、行きやすさは変わる。
保護者が釣りの知識や危険をほとんど分からない状態で、いきなり普通の堤防へ行くのは大変だと思う。
子どもから目を離せない。
そのうえで、保護者も仕掛け、エサ、魚、針、足場を見る必要がある。
最初は、海釣り施設や釣り方を教えてくれる場所から始める方がいい。
そこで、ライフジャケット、足場、仕掛け、針の扱いを確認する。
ある程度釣り方と危険が分かってから、子どもと普通の堤防へ行く方が安心できるのではと思う。
素人だけど、検証して道具は選ぶ。
