堤防釣りは「どこに立つか」で釣果が変わる。
これは経験者ほど強く意識しているポイントで、混雑した日ほど差がハッキリ出る。
初心者が見落としがちな“立ち位置の構造”を、OSとして整理した。
1. 基本の原理:堤防は“潮上の人が勝つ釣り”
海の水は常に動いている。潮が流れる方向に対して、
- 潮上=コマセが流れ始める起点(魚が集まりやすい)
- 潮下=他人のコマセの“残りカスゾーン”(魚が薄い)
同じ仕掛けを使っても、潮上と潮下では釣果に2〜5倍の差が普通に出る。
2. どっちが潮上か?簡単な見分け方
潮の方向は、現場で必ずチェックすべき最重要情報。見分けは超シンプル。
- 水面のゴミ・泡が流れていく方向を見る
- 軽い仕掛け(L字の糸)を垂らすと流れる方向が分かる
- 風ではなく“水の動き”を優先して判断
潮の方向が分かったら、迷わず潮上にまわるのが最適解。
3. 混雑時の“立ち位置オペレーション”
混雑した堤防では自由に場所を選べない。そんな時はこの3ステップ。
① 潮上の端っこ(ベスト)
最も魚が溜まりやすい「入口ポジション」。空いていたら即入る価値がある。
② 潮上から数人以内(セカンドベスト)
コマセの流れの恩恵をまだ受けられるポジション。混雑時はここを狙う。
③ 潮下しか空いてない時の対処法(第3解)
- トリックサビキで“自分の仕掛けそのもの”にエサをつける
- 重いオモリでタナを早くとる
- コマセ負けしないよう手返しを速くする
潮下でも釣り勝つ唯一の方法が「自分がコマセを発生源にする」こと。
4. 足元が深い堤防は“角”が最強
堤防の角は、潮のヨレ(流れの弱いポケット)が必ず生まれる構造になっている。
- 角はコマセが滞留しやすい
- 魚が休む場所になる
- 流れの変化が出て魚が付きやすい
横浜の海釣り施設、江ノ島、うみかぜ公園などでも角は毎回強い。
5. 逆に“釣れない立ち位置”はここ
- 潮下の端(魚が来る前に分散される)
- 潮が全く動いていない内側(魚が着きにくい)
- 船の近く(影響で流れが複雑になり難しい)
初心者ほど「空いてる場所に入る→釣れない」という流れになりがち。
6. サビキ・ルアー・投げで違う“立ち位置の最適解”
サビキの場合
潮上が絶対正義。魚に“寄せる釣り”だから。
ルアーの場合
潮のヨレ・泡のラインが“ベイトの通り道”。角・先端が強い。
投げ釣り(キス・カワハギ)
流れが緩い場所(ヨレ)や砂地が多いゾーンを優先。潮上にこだわらなくてOK。
7. 行動オペレーション:現場でやることはたった3つ
- ① 潮の流れを見る(ゴミ・泡)
- ② 最も潮上に近い位置を選ぶ
- ③ 自分が潮下なら“手返し×トリック”で戦う
この3つを守るだけで、堤防釣りは安定して釣れる。
最後に
堤防は「立ち位置の釣り」。技術よりも、どこに立つかで釣果が決まると言っていい。
今日からは「人の多さ」ではなく「潮の流れ」で場所を決めてみてほしい。
素人だけど、検証して最適は選ぶ。
