SUP釣りで一番見落とされがちな装備が「フラッグ(安全旗)」
ライフジャケットほど注目されないけれど、実は海での安全度を大きく左右する重要なパーツだ。
SUPは目線が低く、少し波が立つだけで他船から完全に見えなくなる。
沖に出れば、プレジャーボートや釣り船の視点は高く、こちらを見つけるのが遅れればそれだけで危険が増える。
だからこそ、SUP釣りではフラッグが「命を守る装備」に近い役割を持つ。
SUP釣りでフラッグが必須装備になる理由
SUP本体の高さはわずか数十センチ。
波の裏側に入れば、一瞬で視界から消える。
フラッグを立てると、目印は1.3〜1.8mの位置まで伸び、波の上に常に突き出す形になる。
船からの視認性は体感で10倍以上変わり、進路を大きく避けてもらえるようになる。
僕の現場経験でも、フラッグを付け始めた日から明らかに「船が遠くを通る」ようになった。
見えるか見えないかの差は、それだけ大きい。
SUP事故の多くは“見えない”ことから始まる
SUPのトラブルは風や波よりも、相手に気づかれないことが原因になるケースが多い。
特に釣り船は一定速度で走ってくるため、相手の視認が1〜2秒遅れるだけで危険度が跳ね上がる。
フラッグは「ここに人がいる」と遠くから知らせる唯一のシンプルな手段。
見えるものは避けてくれるし、見えないものは避けようがない。
フラッグの最適な仕様(高さ・色・素材)
SUP釣りに向くフラッグは、次の条件を満たしていることが重要。
- 高さ:1.3〜1.8m
- 色:オレンジ/蛍光イエロー(海上で最も目立つ)
- 素材:しなりがあり、折れにくいロッド素材
- 取り付け位置:クーラー後方 or デッキ後方
特に色は安全性と直結する。 黒・赤・青は海上では背景に溶けやすく、曇りや夕方はさらに見えづらくなる。
オレンジ系はどんな光量でも目立ち、船からの識別が圧倒的に速い。
船が多い海域ではフラッグなしは本当に危険
神奈川・東京湾・相模湾のようなプレジャーボートの多い海域では、フラッグはほぼ必須装備。
船の引き波でSUPは簡単に揺れるし、姿勢が低いSUPは波の合間に完全に隠れる。
風・うねり・船が多い日が重なれば、視認されないリスクは一気に高まる。
SUP釣りは「見られること」が最大の防御。 その防御をシンプルに実現できるのがフラッグだ。
まとめ|フラッグは“保険”ではなく“必須装備”
SUP釣りは自由で楽しいけれど、海での位置は圧倒的に弱者だ。
その弱さを補い、確実に守ってくれるのがフラッグ。
視認性が上がれば、ストレスも事故リスクも大幅に減る。
そして安全が整えば、海の景色はもっと美しく見える。
SUP釣りを続けるなら、フラッグは最初に揃えるべき相棒だ。
素人だけど、検証して道具は選ぶ。
