仕掛けが絡まる時は、投げ方だけでなく投入する直前の仕掛けにも原因がある。
針が幹糸へ掛かっている。ハリスが天秤を一周している。道糸が穂先へ回っている。
こうなっていれば、きれいに投げても絡んだ状態のまま仕掛けが海へ入ってしまう。
僕はまず投げ方より、竿を構えた時に仕掛け全体が引っ掛からず伸びているかを見るようにしている。
仕掛けを持ち上げた時に自然に伸びるかで分かりやすい
投入前の仕掛けは、一部分ずつ細かく確認しなくても、全体を軽く張ると絡んでいる場所を見つけやすい。
竿側から軽く張った時に、仕掛けが下まで自然に伸びていれば分かりやすい。
途中でハリスだけが持ち上がる、針が別の糸についてくる、オモリの近くで糸が固まるといった状態なら、その周辺で何かが引っ掛かっている可能性がある。
長い仕掛けほど、手元だけでは途中の絡みに気付きにくい。投入前に一度全体を伸ばしてみると、こうした違和感が見つけやすくなる。
針が別の糸を拾っていることもある
複数針の仕掛けで起きやすいのが、針先の引っ掛かりだ。
枝スの先にある針が幹糸へ掛かったり、隣の枝スを拾ったりすると、本来は離れている部分が一か所にまとまる。
この状態で投入すると、着水後に自然に外れるとは限らない。沈む途中でさらに糸を巻き込み、回収した時には大きな絡みになっていることもある。
餌を付けている間にも針は動くので、仕掛けを出した直後は問題がなくても、投入直前には別の糸を拾っていることがある。
天秤やオモリの周りは糸が回り込むことがある
ちょい投げでは、天秤やオモリ周辺も絡みやすい場所の一つだ。
ハリスが天秤の腕やオモリの接続部分を一周すると、見た目では仕掛けがつながっていても、針側が自由に伸びなくなる。
道糸側から天秤へ入り、そこから針側の仕掛けが素直に離れていれば分かりやすい。途中で糸が金具を回り込んでいると、仕掛けを張った時にも不自然な引っ掛かりが出る。
オモリや天秤は重さがあるので、仕掛けを持ち上げると、その周辺だけ糸が引っ張られている状態にも気付きやすい。
竿先とガイド周りで絡んでいることもある
仕掛け側がきれいでも、道糸が穂先へ回っていることがある。
特に穂先へ糸が一周している状態は、針やオモリ側だけを見ていると気付きにくい。
竿を構えた時に、道糸がガイドを通ってそのまま仕掛けまで伸びているかを見ると、この部分の絡みも見つけやすい。
穂先やガイド周りで起きる糸絡みは、動画で動きを見ると状態をイメージしやすい。
仕掛け側に原因が見つからない時は、最後に竿先まで視線を戻すと切り分けやすい。
風がある日は確認した後にも仕掛けが崩れる
一度きれいに伸ばした仕掛けでも、投入するまで同じ状態が続くとは限らない。
細いハリスや枝スは風で動く。複数針の長い仕掛けなら、確認した後に針が幹糸へ戻ったり、枝ス同士が重なったりすることもある。
風がある日は、早い段階では問題がなくても、投入する直前には状態が変わっていることがある。
単純に「風が強いから絡んだ」で終わらせず、どの部分が動いてどこへ重なったのかが分かると、次の一投では対処しやすくなる。
絡みが続く時は同じ場所で起きているかを見る
一度だけなら、たまたま絡んだ可能性もある。
何度投入しても同じように絡む場合は、回収した仕掛けのどこで絡んでいるのかを見ると原因を絞りやすい。
針が毎回幹糸へ掛かるのか。ハリスが天秤へ巻き付くのか。穂先側で道糸が絡むのか。
同じ場所で繰り返しているなら、次の投入ではそこを意識して見るだけでも違いが分かりやすい。
反対に、投入前は毎回きれいなのに回収すると絡んでいるなら、原因は投入前ではなく、キャスト中の仕掛けの飛び方や着水後の沈み方にある可能性も出てくる。
投入前は仕掛けが自然に伸びているかを見ると分かりやすい
投入前に仕掛けの部品を一つずつ確認するより、まず全体を伸ばしてみる方が僕は分かりやすい。
針が別の糸を拾っていないか。天秤やオモリへハリスが回り込んでいないか。穂先へ道糸が絡んでいないか。
仕掛けが自然に伸びていれば、少なくとも投入前から絡んでいる可能性はかなり絞れる。
そこまで問題がなければ、次はキャスト中や着水後に絡んでいないかを考えやすくなる。
素人だけど、検証して最適は選ぶ。
