PEラインとリーダーの号数は、1対1では決まらない。
「PE0.8号ならリーダー3号」「PE1号なら4号」という組み合わせは一つの目安にはなるが、それだけが正解ではない。
同じPE号数でも、狙う魚や釣る場所、擦れの多さによってリーダー側は変えられる。
僕はSUPやキス釣りではPE1号+フロロ4号をよく使う。磯場や海底にゴミが多そうな場所では、PE1.5号+フロロ5号まで上げている。
PEとリーダーには組み合わせの幅がある
PEはリールから伸びるメインライン、リーダーはその先に入るラインだ。
役割が違うので、PEを1段階太くしたらリーダーも必ず同じ割合で太くする、という関係にはならない。
実際に市販品の適合例を見ても、一つのPE号数に対して複数のリーダー号数が組み合わされている。
リーダーが仕掛けのどこにある糸なのかはこちら👇

PE0.8・1・1.2・1.5号とリーダーの組み合わせ例
一例として、ダイワのショックリーダー製品に記載されている適合PEから見ると、次のような組み合わせがある。
| PEライン | 組み合わせ例 |
|---|---|
| 0.8号 | 2.5号・3号・4号・5号 |
| 1号 | 2.5号・3号・4号・5号・6号 |
| 1.2号 | 4号・5号・6号 |
| 1.5号 | 5号・6号 |
これは全釣種共通の対応表ではない。
見たいのは、同じPE号数に複数のリーダーを合わせられるということだ。
シマノのタイラバ例でも、PE0.8号にはフロロ3号、PE1号には4号という組み合わせが紹介されている一方、ダイワではPE0.8〜1号に3〜5号のリーダーを使う例もある。
釣り方が変われば、組み合わせも変わる。
そもそもPE側を何号にするかはこちら👇

僕はPE1号+フロロ4号を基準にしている
僕の海釣りでは、PE1号+フロロ4号を使う場面が多い。
SUPでも使うし、キス釣りでもこの組み合わせを使っている。
PE1号に対して4号しか使えないという意味ではなく、僕が普段やっている釣りをまとめて考えた時に、この組み合わせへ落ち着いている。
キスだけに合わせてラインを組んでいるわけではなく、海釣り全体で同じタックルを使うことまで含めた太さだ。
キス釣りでPE1号+フロロ4号を使っている理由はこちら👇

擦れが増えそうならPE1.5号+フロロ5号まで上げる
僕がラインを太くするのは、魚の大きさだけを見た時ではない。
磯場が近い、海底にゴミが多そう、根や障害物へラインが触れそう。こういう場所ではPE1.5号+フロロ5号まで上げる。
先端側のリーダーは、海底や障害物へ直接触れる可能性がある。
だから同じ魚を狙っていても、場所が変わればリーダーを太くする理由が出てくる。
リーダーを太くするかは先端側の負荷で考える
PE号数を決めたあと、リーダー側で見たいのはその先に何があるかだ。
- 岩や根へ擦れる可能性
- 海底の障害物
- 狙う魚と掛かった後の負荷
- 使うルアーや仕掛け
擦れや負荷が増えるなら、同じPEでもリーダーを太くする余地がある。
反対に、細い仕掛けや軽いルアーを使う釣りで、障害物も少ないなら、必要以上に太いリーダーを入れる理由は減る。
太いリーダーほどいいわけでもない
同じ素材なら、号数を上げるほどラインは太くなり、強度も上がっていく。
ただ、太くなれば硬さも増し、結束部も大きくなる。
キャスト時にノットをガイドへ通すなら、その太さも無関係ではない。
擦れが心配だからと際限なく太くするより、その釣り場で必要なところまで上げる方が使いやすい。
リーダーをナイロンとフロロのどちらにするかはこちら👇

PEとリーダーは号数だけで強度を合わせない
PE1号とフロロ4号を並べても、「1対4だからこの強度になる」という換算はできない。
同じPE1号でも製品によって表示強度は違い、リーダー側も素材や製品によって強度表示が変わる。
さらに実際のラインシステムでは、PEとリーダーをつなぐノットも間に入る。
号数は太さを見る基準として使い、その上で製品の強度表示と実際の釣り方を見る。
PE号数を決めた後にリーダー側を調整する
PE0.8号、1号、1.2号、1.5号のどれを使っていても、リーダー号数の答えは一つではない。
まずその釣りで使うPEを決める。
その先で、擦れや障害物がどれくらいあるか、何を狙うのかを見てリーダー側を調整する。
僕の場合ならPE1号+フロロ4号が普段の基準で、擦れが増えそうな場所ではPE1.5号+フロロ5号へ上げる。
PE○号ならリーダー○号と機械的に当てはめるより、先端側にどれだけ余裕が必要かを見る。
素人だけど、検証して最適は選ぶ。
