ICECO APL20 徹底レビュー|21時間稼働・電源オフ11時間保冷の実力を実験で検証

釣りとキャンプを往復するようになって、ずっと悩んでいたのがクーラー問題だった。

夏はどれだけ氷を入れても溶ける。

冬でも温度の維持はシビア。

ハードクーラーを何台買っても「絶対的な安定」はなかった。

そんな中で初めて“壁を超えてきた”のが ICECO APL20 だった。

ポータブル冷蔵庫はすごい。

ヤバいのは「電源ありの性能」もだが、 **電源が切れてからの持久力が、半端なかった。**

目次

ICECO APL20 のスペック(最低限だけ抜き取る)

APL20を地面に置いた状態の外観
  • 容量:20L(魚も横置き2Lペットも食材も入る黄金バランス)
  • 温度設定:−20℃〜20℃
  • 重量:約11kg(冷蔵庫のジャンルではかなり“軽い”)
  • 素材:アルミ外装(見た目が反則級にかっこいい)
  • 電源:AC / DC / ポータブル電源(3WAY)
  • 断熱:極厚フォーム(これが後で効いてくる)

スペック表だけでは普通のポータブル冷蔵庫に見える。

でも実戦投入すると印象が180度変わった。

実際に使って分かった「APL20の核」

APL20を使い始めた理由は、夏のSUP釣りで飲み物が一瞬でぬるくなるから。

そこからキャンプ、車中泊、真夏の遠征に持ち出すようになり、最終的にこう感じた。

→ APL20は“冷やす力”ではなく、“冷たさを維持する力”が別格。

アルミの質感は所有感が強く、デザインも無駄がない。

専用ケースから出すと毎回テンションが上がる。

武骨なキャンプサイトにもスッと馴染み、 車内で使っても邪魔しない。

冷蔵庫とは思えないほど軽く、男性なら余裕で持ち運び可能。

その上、保冷能力と消費電力のバランスが最高だ。

今では釣りもキャンプも、APL20無しでの運用は考えられないレベルになった。

実験①|フル電源稼働(−20℃設定)

実験で使った電源は DABBSSON 600L(768Wh) 設定温度はMAXの −20℃。

実測は −14℃までだった。

測定位置の問題もあるけど、ここは事実として扱う。

それでも20Lの庫内が常にマイナス温度帯。

消費は軽く、12時間運用でも安心できる余裕があった。

実用は −5℃で十分なので、実際の運転時間はもっと伸びる。

実験②|電源が切れてからの“異常な持久力”

ここがAPL20の真価だった。

ポータブル電源が 0% になったのは 実験開始から「21時間後」。 その時点で…

  • 氷残量:100%
  • 庫内温度:−14℃

つまり、電源が切れる瞬間まで完全に冷えた状態を維持していた。当然といえば当然だが。

しかし、ここからが本番。

電源オフ後の推移

✔ 電源オフ → 3時間後(実験開始24時間後) 氷残量:95% 庫内温度:8℃

✔ さらに2時間後(26時間後) 氷残量:85% 庫内温度:10℃

✔ さらに3時間後(29時間後) 氷残量:75% 庫内温度:11℃

✔ さらに3時間後(32時間後) 氷残量:35% 庫内温度:15℃(ここで終了)

結論:電源オフでも「11時間」強の保冷が成立

ペットボトル氷1本+広い庫内でこの温度推移ははっきり異常。

APL20は断熱性能が強すぎる。

ポータブル冷蔵庫は“電源が命”のはずが、 APL20はオフでもハードクーラー以上に踏ん張った。

この結果は信頼性に直結する。

電源問題をどうクリアするか(実運用での最適解)

EcoFlow Delta 3でAPL20を運用する様子

電源なしでも強い保冷力のAPL20だが、実際の運用ではやはり気になる「電源問題」。

だけどAPL20は断熱性能がかなり高くて、省電力性能も優秀。

実験でも実運用でも、想像以上にラクに扱えた。

キャンプでは Delta 3 × 走行充電で“無限運用”

キャンプでは EcoFlow Delta 3(1000Wh)を電源ベースにして、APL20を常時回している。

昼間に買い出しや観光で車を動かすタイミングで EcoFlow 800W Alternator Charger を使って走行充電。

これで実質電源切れとは無縁になる。

APL20は短時間(1時間前後)なら電源なしでも庫内温度はそこまで落ちない。

車移動でDeltaを充電して戻ってくるだけで、ずっと安定運用できる。

大袈裟にいえばガソリンが続く限り無限ループが可能だ。

釣り・SUP・デイキャンでは Dabbsson 600L を使う

日帰り釣りやドライブでは、軽くて持ち運びしやすい Dabbsson 600L を選んでいる。

768WhあればAPL20は丸1日余裕で動く。

実験でも「MAX設定で21時間稼働 → 氷100%キープ」という結果が出ていて、この組み合わせは本当に強い。

最適な組み合わせが必ずある

電源運用は「どうするか」に悩むより、「最適な組み合わせを作る」ほうが早い。

  • キャンプ…Delta 3 + 走行充電で無限運用
  • 釣り…Dabbsson 600L で1日余裕
  • 電源なしでも約11時間キープできる断熱構造
  • アプリ接続で温度管理が圧倒的にラク(後述する)

この4つが揃って、APL20は“外遊び用冷蔵庫の完成形”と呼べるレベルになった。

アプリ接続が圧倒的に便利(温度管理のストレスが消える)

APL20で一番“助かった”と感じたのが、アプリで温度を確認できるところだ。

使う前は正直そこまで期待していなかったが、実際に触ってみると生活レベルで手放せない。

スマホからできる操作は、

  • 庫内温度チェック
  • 運転モードの切り替え(ECO/MAX)
  • 電源状態の確認
  • 誤作動防止ロック

いちいちフタを開けずに確認できるのが大きい。

キャンプで焚き火している時も、SUPの準備中でも、釣りの仕掛け結んでいる時でも、スマホをサッと見れば「ちゃんと冷えてるか」がすぐわかる。

フタが“好きな角度で止まる”ギミックが便利すぎ

APL20のフタには地味そうで実はヤバいギミックが仕込まれている。

途中で手を離しても、その角度で止まる

ヒンジの硬さが絶妙に調整されていて、フタを途中で止めても勝手に閉じない。

  • 全開
  • 半開き
  • ちょい開け

どの角度でもピタッと自立する。

両手がフリーになる快適さがデカい

魚や飲み物を取り出す時、両手が完全に空く。

クーラーでありがちな「片手でフタ押さえながら片手でゴソゴソ」が完全に消える。

釣りでもキャンプでも、作業ストレスが明確に減るギミックだった。

APL20の“軽さ”は想像以上に実用的だった

マンションのエレベーターが止まった日に、APL20を両手で抱えて5階まで階段で上がることになった。

正直「これは無理だろ」と思っていたが、やってみたら普通にいけた。

  • 出発前(空の状態) → 両手で余裕
  • 帰り(魚+氷で重量アップ) → それでも階段5階を持ち上げられた

冷蔵庫というカテゴリを考えると、この携行性はかなり異常。

軽さ × 冷却力 × 消費効率が実用レベルで成立しているのがAPL20の本質だ。

見た目が強いだけじゃなく、“現場で実際に運べる冷蔵庫”になっている。

APL20を本気で運用するなら“専用ケース”のオプションもある

apl20専用ケースに本体を入れている様子

ケースは保護より“運用効率”を底上げするギアだった

専用ケースを使う前は「傷防止くらいだろう」と思っていたが、実際はそれだけじゃない。

釣りとキャンプの往復で、APL20を車へ放り込む時の気楽さが段違いで、雑に扱っても心が痛まない“精神的余白”を生む。

  • 衝撃吸収でガタつきに少しでも対抗できる
  • 他ギアと擦れてもアルミ天板が守られる
  • 車の積載で位置が安定する
  • 雨や汚れもむき出しに比べれば気にしなくていい

道具を気にしすぎない状態にしてくれる。

外側ポケットで“電源系が全部まとまる”

サブポケットには電源ケーブル・シガーケーブル・アダプタ類を全部入れられ、「あれどこ?」がゼロになる。

釣りもキャンプも、準備のストレスが減る恩恵はかなり大きい。

断熱が1層増えることで“わずかに保冷力が伸びる”

APL20は断熱性が元々バグっているが、ケースを重ねるとさらに強化が期待できる。

電源なしでも更に安心して放置できる。

そして“たまにケースを外す時間”が楽しい

ケースを外してむき出しのアルミを眺める瞬間がある。

ピカピカで、要素が削ぎ落とされた工業デザインは見るだけで心地よい。

キャンプサイトの夕方にコーヒー飲みながら眺めると、ただの冷蔵庫じゃなく“道具としての美しさ”が立ち上がる。

キャンプでの使い心地

APL20はキャンプで完全に主役になった。

  • 氷が絶対に溶けない安心感
  • 冷蔵庫として使える快適さ
  • 肉・乳製品を入れたまま丸2日維持
  • 真夏でもキンキンのドリンク

熱中症対策にも使えた。 冷やした水を頭からかぶるのは効く。

釣りでの実運用

SUP釣りの帰り道、車内でキンキンの飲み物が飲めるのは大きい。

釣った魚を冷やすときも、水氷を使えば完璧に維持できた。

APL20とピーコックIGN-100の二段構成は、 今のところ最強だった。

APL20の良いところ

  • 見た目が最高(所有感MAX)
  • 冷やす・維持するどちらも強力
  • 電源OFF後の持久力が規格外
  • 持ち運べる軽さ(冷蔵庫基準)
  • 釣り・キャンプ・車中泊すべてハマる

弱点と注意点

  • ポータブル電源がないと本領は出ない
  • 満タンはそれなりに重い
  • 広さゆえに「空気を冷やすコスト」はある
  • 真夏にMAX冷却で長時間は電力必須

ただ、弱点を理解して使えば問題はない。

どんな人に向く?

真夏のクールダウン用にAPL20で冷やしている飲み物
  • 釣り+キャンプを本気で両立したい人
  • 真夏の遠征をする人
  • ハードクーラーの限界を感じている人
  • 車中泊で確実に冷やしたい人
  • ギアの見た目にも全振りしたい人

まとめ|APL20は「冷やす道具」ではなく“安心を買うギア”

APL20は数字では測れない部分が大きい。

電源ありでも、なしでも強い。

見た目でもテンションが上がる。

釣りもキャンプも一気にレベルが上がった。

安心して冷やせる道具は、アウトドアの質を変える。

APL20はまさにその役割を担うギアだった。

素人だけど、検証して道具は選ぶ。

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この記事を書いた人

SUP釣り・海釣り・キャンプを“素人視点で検証する”アウトドアブロガーです。
安全・快適・コスパをテーマに、実際に使ったギアだけをレビューしています。

SUPでの落水、磯の夜釣りの失敗、クーラーボックスや虫対策の検証など、一次体験ベースの情報を発信中。

素人だけど、検証して道具は選ぶ。

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