エリアトラウトには、大きく分けて「止水」と「流れのあるエリア」がある。
同じスプーン、同じクランクを使っていても、ストリーム型エリアでは急に釣りが噛み合わなくなることがある。
それは腕の問題ではない。
前提が違う。
流れのあるエリアは、実質「別競技」だ。
この記事は、ストリーム型エリアをどう考えるべきか、その思考の前提を整理するためのまとめページ。
目次
ストリーム型エリアは「流れ」がすべてを変える
流れがあるだけで、エリアトラウトは別の釣りになる。
ルアーの速度は一定にならず、レンジは固定されず、魚の向きも制限される。
止水では「投げて・巻いて・調整する」ことで成立していた操作が、ストリームでは思った通りに再現されない。
これは異常ではない。
環境が違うだけだ。
ストリームでは、ルアー操作よりも先に「水の構造」を読む必要がある。
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ストリーム型エリアでは、同じ水面でも流速が違う。
早い筋と遅い筋は、魚にとって完全に別の世界になる。
魚はランダムに泳いでいるわけではなく、居られる流れの線に付いている。
立ち位置を変えるだけで、釣りが成立したり、まったく反応がなくなったりするのがストリームだ。
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ストリームでは、ボトム・中層という言葉が曖昧になる。
流速、水圧、ルアー姿勢によって、同じ重さでもレンジは常に揺れる。
重要なのは、何cmにあるかではなく、その層に留められているか。
「この辺を通しているつもり」が成立しないのがストリームの特徴だ。
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流れは魚を分断する。
同じエリアの中に、浮いて反応する魚と、沈んでほとんど動かない魚が同時に存在する。
止水の感覚でローテーションすると、「さっきまで釣れていたのに急に無反応」になることがある。
それは魚が消えたのではなく、いる層が変わっただけ。
ストリームは常に多層構造だ。
止水の理屈が通用しない瞬間
重さを変えても答えが出ない。
カラーが急に意味を失う。
速度調整が噛み合わない。
こういう瞬間は珍しくない。
原因はルアーではなく、そのルアーが置かれている環境そのものにある。
止水の調整手順をそのまま当てはめると、判断が空転しやすい。
ストリームでは「判断の順番」が逆になる
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止水エリアでは、
重さ → 色 → 速度 → レンジ
という順番で考えることが多い。
ストリームでは違う。
立ち位置 → 流速 → レンジ → 重さ → 色
この順序を理解しないまま釣ると、「何を変えてもダメ」という状態に陥りやすい。
流れのあるエリアでは、投げる前にすでに勝負の大半が決まっている。
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釣る前に、見る。
投げる前に、立つ。
巻く前に、水を理解する。
僕はなるべくそう肝に銘じて釣りを始めている。
素人だけど、検証して最適は選ぶ。