“広く探る”クランクの引き速度|速すぎても遅すぎてもダメな理由

クランクで「広く探る」という話になると、色やレンジに意識が向きがちだけど、
実釣では速度が反応を分けていると感じる場面が多い。

速すぎると拾えない。
遅すぎると状況が濁る。
このちょうどいい速度を見つけられるかどうかで、その日の展開が変わることが多い。

目次

「広く探る」とは、どんな状態を作ることか

まず前提として。

自分の中では、
広く探るクランクの役割は食わせることではないと捉えている。

狙っているのは、次のような情報を短時間で拾うこと。

  • 魚がどこにいるか
  • どのレンジに反応が出るか
  • 追う余裕がありそうかどうか

だから、見せすぎてもよくないし、
かといって存在感が薄すぎても意味がない。

速すぎるクランクが合わない場面

速く巻けば広く探れる。
そう感じることもあるけれど、速すぎると次のような状態になりやすい。

  • 魚が追う前に視界から消える
  • 反応そのものが出にくくなる
  • 魚がいたのかどうか判断しづらくなる

この状態が続くと、
「反応がない=魚がいない」と読み違えやすくなる。

遅すぎるクランクが合わない場面

逆に、慎重になりすぎて遅く巻いた場合。

  • 一匹ずつ見切られやすくなる
  • スレを進めてしまう
  • 探るテンポが極端に落ちる

この状態は、
探っているというより、最初から食わせに寄っている感覚に近い。

状況が見えてから使いたい速度だと考えている。

自分が「探れる」と感じている速度帯

じゃあ、どんな速度が探れている状態なのか。

自分の感覚では、この境界に近い。

  • 魚が「追おうと思えば追える」
  • でも「迷っているうちに通り過ぎる」

追い切れないほど速くもなく、
じっくり見せるほど遅くもない。

魚に判断だけを委ねるような速度、という感覚だ。

同じクランクでも、速度で役割は変わる

ここがクランクの面白いところだと感じている。

例えば、パニクラやモカのようなクランクも、速度を少し変えるだけで役割が変わる。

  • 少し速め:探索寄り
  • 一定スピード:反応確認
  • 減速:食わせ寄り

「探れるクランク」と「食わせのクランク」は別物というより、
同じルアーのフェーズ違いだと捉えている。

探る速度で出る反応を拾う

広く探索できるクランク、モカの実写

探る速度で大事なのは、ヒットさせることじゃない。

  • 後ろに付く
  • 反転する
  • 一瞬浮く

こうした未遂の反応を拾うこと。

これが出たら、そこから速度やレンジ、ルアーを詰めていけばいい。

個人的にはモカは探索寄りの運用がとてもやりやすいクランクだと感じている。

探っているつもりが、そのまま釣れてしまうことも少なくない。

まとめ:広く探る速度は「答えをもらうための速度」

広く探るクランクの速度は、釣るための速度ではないと考えている。

状況を言語化するための速度

速すぎず、遅すぎず。
魚に考えさせる前に、こちらが反応を受け取る。

そのための速度、という位置づけだ。

素人だけど、検証して道具は選ぶ。

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