エリアトラウトを始めるとき、最初のロッド選びで迷う人は多い。
僕自身もいろいろ使ってきたけど、
「初心者が最初に選ぶならどれが正解か?」と聞かれたら、
正直にこう答えている。
大多数の人にはトラウトライズS60SUL。
ただし、条件によってはイプリミ56XXUL-Sも最高の選択になる。
イプリミ56XXUL-Sというロッドの正体

イプリミ56XXUL-Sは、とにかく柔らかい。
最初に触ると、
「これで本当に釣りが成立するの?」と思う人もいるくらい、よく曲がる。
正直に言うと、
このロッドは操作をガンガン入れる竿ではない。
ただし、誤解してほしくないのは、
「操作できない竿」ではないということ。
慣れればピンポイントにも普通に投げられるし、
スプーンも問題なく引ける。
ただ、力の入れ方がシビアで、
力むと逆に全く飛ばない。
軽く振る。
ロッドの反動を信じる。
この感覚がつかめると、
1.0g以下のマイクロスプーンが驚くほど楽に飛ぶ。
僕はエステルラインと組み合わせて使っている。
エステルの高感度で情報は拾いつつ、
衝撃吸収はロッドに任せる。
この組み合わせは、
魚を掛けてからの楽しさが本当に大きい。
なお、クランク(パニクラMRなど)は普通に使えるが、
ミノーをバシバシ叩いてダートさせる釣りは正直厳しい。
実体験:女性・力の弱い人には本当に合う

僕の妻は、初心者の頃からずっとイプリミを使っている。
しかも、
小さい魚だけじゃなく、しっかりデカマスも釣っている。
今も現役で使っていて、
それを見て「この竿、本当にいいな」と思い、
僕自身も追加で1本買った。
つまり、
イプリミはハマる人には一生モノになり得るロッドだ。
特に、
- 力が弱い人
- 女性アングラー
- 軽い力で振りたい人
この条件に当てはまるなら、
初心者でもイプリミを選ぶ価値は十分ある。
トラウトライズS60SULは「万人向けの完成度」

一方で、トラウトライズS60SUL。
これは本当にバランスがいい。
6フィートという長さは、
エリアトラウトではかなりスタンダード。
硬さも、
柔らかすぎず、硬すぎず。
スプーン、クランク、ミノー、トップ、ボトム。
全部を一通り、無理なくこなせる。
僕はこのロッドにPEラインを合わせることも多い。
ストリーム型のエリアでは、
色付きPEでも魚の反応に大きな差を感じない場面が多い。
浮力があって感度が良く、
ルアー操作がとにかく楽。
自分で積極的に掛けにいってもいいし、
魚の反転に任せてもいい。
そのバランス感覚が、
トラウトライズS60SULの一番の強みだと思っている。
もっと高いロッドも持っている。
でも、
「釣れるか」「楽しいか」という点では、この竿は十分そのラインを満たしてくる。
初心者が最初に選ぶなら、結論はこれ

初心者が最初に1本選ぶなら、
トラウトライズS60SULをおすすめする。
理由はシンプルで、
- 扱いやすい
- 対応ルアーが広い
- クセが少ない
この3つが揃っているから。
ただし、
力が弱い人、女性、軽い力で投げたい人なら、
イプリミ56XXUL-Sはむしろ最高の選択肢になる。
どちらを選んでも、
「釣れないロッド」ではない。
違うのは、
どんな楽しみ方をしたいかだけ。
最初の1本は、
正解を引くことより、
続けられることのほうが大事だ。
素人だけど、検証して道具は選ぶ。