キャンプ用のクーラーボックスを選び始めた頃は、「何人なら何Lなのか」が分かれば決められると思っていた。
ソロなら小型、家族なら大型。最初はそのくらいの感覚だった。
しかし、実際にサイズの違うクーラーを使うと、それだけでは決まらなかった。
家族3人でも、食材、飲み物、氷まで1台へまとめる日は大きなクーラーを使う。
一方で、食材を電源式の冷蔵庫へ入れ、飲み物や氷を別へ分ければ、1台あたりの容量は小さくできる。
今は、まず人数から容量の範囲を考え、そのあとに「1台へ何を入れるか」で決めている。
結論|人数で目安を出して、入れる物で容量を動かす
キャンプでクーラーボックスの容量を考えるなら、人数は分かりやすい入口になる。
| 人数 | 容量を考え始める目安 | 容量が増えやすい条件 |
|---|---|---|
| ソロ | 10〜20L前後 | 1泊、飲み物が多い、食材をまとめる |
| デュオ | 15〜30L前後 | 1泊、飲み物と食材を1台へ入れる |
| ファミリー | 30L以上も含めて考える | 食材・飲み物・氷を1台へまとめる |
これは「この人数なら必ずこの容量」という線引きではない。
実際には、飲み物、食材、氷や保冷剤をどこまで1台へ入れるかで必要な容量は変わる。
特にキャンプでは、クーラー本体の容量より、中に入れる冷却材まで含めて考えた方が実際の荷物に近くなる。
ソロは10〜20L前後から考える

1人で日帰りなら、飲み物と軽い食材だけで終わることも多い。
この使い方なら10L前後でも収まる。
自分も小型クーラーをデイキャンプで使っているが、飲み物と少量の食材なら大きな箱は必要なかった。
1泊になると朝食分が増える。
飲み物も翌朝まで残すなら、10Lでは中身をかなり絞ることになる。
ソロでも宿泊なら、15〜20L前後まで見た方が中身を組みやすい。
デュオは飲み物が増えると20L前後を使いやすくなる

2人になると、食材より先に飲み物の量が増える。
500mlのペットボトルを数本追加するだけでも、小型クーラーでは使える場所が減る。
日帰りで食材が少なければ15〜20L前後でも組める。
1泊で夕食と朝食、飲み物、冷却材まで1台へ入れるなら、20〜30L前後まで見ておくと余裕を作りやすい。
逆に、飲み物を別へ分けるならメインクーラーを大きくする必要はなくなる。
人数そのものより、「飲み物まで同じ箱へ入れるか」。デュオの容量は、ここで変わりやすい。
ファミリーは30L以上も見た方がいいが、1台にまとめるかで変わる

家族3人でキャンプすると、食材だけでは終わらない。
肉、野菜、夕食用と翌朝用の食材、2Lや500mlの飲み物、そこに氷や保冷剤も加わる。
自分は家族3人のキャンプで54Lの大型クーラーを使っている。
この容量なら食材と飲み物をかなりまとめられる。
満載すると重い。
車を横付けできるサイトでは困らないが、駐車場所から運ぶ距離があると、この大きさがそのまま負担になった。
ファミリーは大きければいいわけでもなかった

家族分を1台へまとめるなら30L以上を考える理由はある。
とはいえ、自分は大型クーラーだけでなく、複数の冷却道具へ役割を分けることもある。
この使い方を始めてから、「家族3人だから何L」と人数だけで固定しなくなった。
氷や保冷剤を入れると、表示容量を全部は使えない
容量を考えるときに抜けやすかったのが、氷と保冷剤の場所だった。
30Lのクーラーを買っても、30Lすべてを食材と飲み物に使えるわけではない。
底へ保冷剤を入れ、氷や凍らせたペットボトルを追加すれば、その分だけ中身を入れる場所は減る。
暑い時期だから容量を大きくする、というより、どれだけ冷却材を入れるのかまで含めて容量を見る方が実際の使い方に近い。
電源式を使うと、同じ20Lでも中の使い方が変わる

氷で冷やすクーラーボックスとは別に、自分は20Lクラスのポータブル冷蔵庫も使っている。
電源で庫内を冷やす。氷だけで温度を維持するクーラーとは、そもそも中の使い方が違う。
保冷剤を一緒に冷やすことはあるが、食材や飲み物のために使える場所を確保しやすい。
そのため、20Lという数字だけを見て、30Lや40Lのクーラーボックスより小さいから足りない、とは判断できない。
容量を比べるときは、氷で冷やす箱なのか、電源で冷やす箱なのかも分けて見ている。
連泊では容量より、途中で補充できるかも効いてくる
泊数は容量を増やす条件ではあるが、実際には補充するかどうかで変わる。
泊数が増えるほど、最初から全部を積むと必要容量は大きくなる。
もっとも、2泊だから必ず40L、3泊だから50Lという決め方はしていない。
途中で飲み物や食材を買い足すなら、出発時に全日程分を入れる必要はない。
反対に、現地で買わずに全部持っていくなら、その分だけ容量が増える。
大きいクーラーは、入る代わりに満載時の重さが増える
容量不足を避けようとして大きくすると、今度は運ぶときに困る。
家族キャンプで使っている54Lも、中身が少ない状態では扱える。
食材、飲み物、氷を入れると一気に重くなる。
大型クーラーを使ってからは、容量だけでなく、車からサイトまでどう運ぶかも一緒に見るようになった。
入る容量と、実際に運べる重量。その両方が残るサイズを選ぶ方が使い続けやすい。
今は「人数→中身→運び方」の順で容量を決めている
最初は、人数と泊数だけで必要な容量が決まると思っていた。
実際に使うと、そこからさらに分かれた。
- 何人で使うか
- 食材と飲み物をどこまで入れるか
- 氷や保冷剤をどれだけ入れるか
- 1台へまとめるか、複数へ分けるか
- 車からどこまで運ぶか
この順で考えると、同じ3人でも30Lで収まる使い方と、50L前後まで欲しくなる使い方が分かれる。
クーラーボックスの容量は、人数で入口を決めて、中に入れる物と運び方で最後のサイズを決める。
今はこの考え方で選んでいる。
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素人だけど、検証して道具は選ぶ。
