朝イチって本当に有利なのか。
エリアに通い始めると、一度は気になるテーマだと思う。
実際、開場前から並んでいる人もいるし、「朝が一番釣れやすい」と言われることも多い。
自分もエリアトラウトをやる日は朝イチから気合を入れていくことが多い。
その中で感じているのは、有利になりやすい構造はある。でも絶対ではない。ということ。
朝イチが有利になりやすい理由

プレッシャーがまだかかっていない
一番大きいのはこれだと感じている。
前日の営業が終わってから、人のキャスト圧を受けていない時間がある。
魚がルアーを見続けていない状態でスタートできる。
同じ魚でも、何十投もルアーを見た後と、見ていない状態では反応の出方が違うのは当然と推測できる。
前日の放流魚が“水に馴染んでいる”
前日に放流が入っている場合、すべての魚がその日のうちに抜かれるわけではない。
釣られずに残った個体は、一晩かけて水に慣れ、群れやレンジの中に自然に溶け込んでいく。
こういう魚をまず朝イチにとっていく。
光量の立ち上がりでスイッチが入る
夜明けから日が出るまでの時間帯は、光量がゆっくり変わる。
水面も比較的静かで、魚の動きがはっきり出る瞬間がある。
この“立ち上がり”にうまく合うと、短時間で連発することもある。
朝イチは何から入る?

重さはやや強めから広く探る
最初はどのレンジの反応が当たりなのか絞れないので
スプーンの1.6g〜1.8gあたりで広く探ることが僕は多い。
ある程度スピードを出せて、レンジも刻みやすい。
反応が出る層と引くスピードをまず掴む。
そこからカラーチェンジ、シルエット変更、gを落とすなどをすると流れが作りやすい。
カラーは“反応を出す色”から入る
朝イチはまず、魚に気づいてもらうことを優先する。
- 蛍光ピンクなどの蛍光系
- 黄色系(とりあえず1匹釣りたい場合はカラシもあり)
- はっきりした緑系
まずは強めに見せて、反応の有無を確認する。
追うけど食わないのか。
無反応なのか。
その差で次の一手を決めていく。
朝イチでも有利にならない日

気温が低すぎる朝
氷点下に近い朝や、水温がかなり下がっている日は、
立ち上がりが遅いことがよくある。
こういう日に魚が動き出すのは、日の光がうっすら空に出初めて水面に変化が出てからだ。
朝イチは静かで、少し時間が経ってから反応が出始めることも多い。
前日に強く叩かれている日
大会や混雑で強くプレッシャーがかかっていた翌日は、
朝だからといって簡単に反応が出ないこともある。
こういう日は、最初から少し抑えた重さやカラーに落とす方が噛み合うことがあるので、「あれ、変だな」と思ったタイミングで探る方向性をチェンジするようにしている。
結局、朝イチは有利なのか?

有利になりやすい構造はある。
プレッシャーが少なく、魚がまだ素直な状態であることがほとんどだからだ。
でも、気温や前日の状況次第で、やる気の立ち上がりが遅れる日もある。
朝イチは「毎回100%釣れる時間」ではないけど、放流並みに釣りやすいタイミングでもあると感じている。
放流のようなボーナスタイムとは違い、朝に得られた情報はその釣り場の1日の組み立て材料にできる。
重さ、カラー、速度、今日の難易度。
その日の基準を作るための最初の時間になる。
素人だけど、検証して道具は選ぶ。
