SUPで海に浮いて釣りをするようになってから、ひとつ痛感したことがある。
「SUPの海水環境は、普通の海釣りよりリールが壊れやすい」
揺れる足場、飛沫、落水。どれもリールにとっては致命的になりやすい。

最初に使っていたレブロス20 LT4000-CHは、数回の塩かぶりで巻きが重くなり、その後完全停止。分解するとローラークラッチが錆びて崩れかけていた。
この経験を経て「SUPで壊れないリールとは何か?」を真剣に考え、実釣10回以上使って導き出した答えが25アルテグラ C5000XGだった。
この記事では、SUP釣りの過酷さ、必要なリール性能、そしてアルテグラ25を選んだ理由を一次体験ベースでまとめる。
SUP釣りは“普通の海釣り”より確実にリールが壊れやすい
SUPは水面に近い位置で釣りをするため、以下のような状況が日常的に起こる。
- 波しぶきが直接リールに当たる
- ボードごと揺れて、手を離した瞬間に落水する
- ロッドスタンドからリールが半分海へ浸かる
- 濡れた手で握るため内部へ水が入りやすい
- 塩気を帯びた風が常に当たる
- 転覆して完全水没
つまりSUPは「半分海の中」のような環境で、陸っぱりの海釣りよりもはるかにリールへの負荷が大きい。
入門機であるレブロス20 LT4000-CHは本当に良いリールだが、SUPの環境には耐えられなかった。
SUP釣りで“壊れにくいリール”に求める条件
実際に壊した経験から、SUPで生き残れるリールに必要な条件をまとめた。
- 防水機構(内部侵入を防げる構造)
- 耐塩害性能(ローラークラッチが錆びない)
- パワーのある巻き(揺れる足場で安定性が必要)
- 丸型ノブ(SUPではT型より握りやすい)
- 大径スプール(飛距離が安定)
- 4000〜5000番のパワーライン
- 1〜2万円台の現実的な価格
- 壊れてもまだ諦められる値段
この条件に完璧に当てはまったのが25アルテグラ C5000XGだった。
SUP10回・陸っぱり10回で分かった|25アルテグラ C5000XGの強さ

SUP5回、陸っぱり5回以上使って、巻き心地は「購入初日そのまま」。
むしろ油が馴染んで当初よりヌルヌルで、ゴリ感ゼロ。
SUPでは必ず塩をかぶるが、洗って適宜オイルを差せば問題なし。
防水性能への信頼感が段違いだった。
ラウンドノブがSUPで強すぎた──レブロスのT型と比較

SUPで最も体感した差はハンドルノブの形状だった。
レブロスのT型は、濡れた手では指が滑りやすく、青物とのやり取りや高速巻きでは不安定になる。
一方アルテグラのラウンドノブは、手のひらごと“包んで握る”形になるため、パワーを入れやすい。SUPの揺れで体勢が崩れそうな瞬間でも、ブレずに巻けた。
- 高速巻きが安定
- 青物でも握力が持つ
- 濡れた手でも滑りにくい
- 揺れるSUPでもパワーが逃げない
“T型はつまむ。ラウンド型は握る。”SUPではこの違いが大きすぎた。
スペック比較|25アルテグラ vs レブロス20
| 項目 | 25アルテグラ C5000XG | レブロス20 LT4000-CH |
|---|---|---|
| メーカー | シマノ | ダイワ |
| ギア比 | 6.2(XG) | 5.7(CH) |
| 巻取り長 | 101 cm | 87 cm |
| 自重 | 260 g | 255 g |
| 最大ドラグ力 | 11 kg | 12 kg |
| 防水機構 | Xプロテクト | 簡易防水のみ |
| ノブ形状 | ラウンド | T型 |
| SUP耐久(体感) | 非常に高い | 低い |
| 価格帯 | 17,000〜19,000円 | 8,000〜9,000円 |
アルテグラ25が向いている人
- SUP釣りでリールが壊れがちな人
- レブロスなど入門機からステップアップしたい人
- 青物も狙いたい人
- 陸っぱりとSUPを兼用したい人
- 1〜2万円台で長く使える1台を求める人
結論:SUP釣りの“壊れない1台”なら25アルテグラが最適解
SUP釣りは塩と水のダメージが避けられない世界で、入門機では耐久に限界がある。
その中でアルテグラ25は、巻き心地・防水性・ハンドル・パワー・価格のバランスが最も高かった。
これからSUPに挑戦する人にも、今レブロスを使っていて悩んでいる人にも、胸を張っておすすめできる。
素人だけど、検証して道具は選ぶ。
