SUP釣りで魚探を入れたい。でも「Garmin?HONDEX?Deeper?安いやつで十分?」と悩みがち。
この記事では、SUPでよく名前が挙がる魚探4機種、Garmin STRIKER Plus 4+/HONDEX PS-611CN/Deeper PRO+ 2/LUCKYLAKERを、SUP目線で比較していく。
テーマはシンプルで、
「どれが最強か?」ではなく、「自分のSUPスタイルに合う1台はどれか?」
を整理すること。
1. SUPで魚探を選ぶときの基準
ボートやカヤックと違い、SUPには独特の条件がある。
- 落水・波しぶきが前提(=防水性が最重要)
- 荷物が少ない(=軽さ・コンパクトさが重要)
- バッテリーはなるべく軽くしたい
- 転覆時のロストリスクが高い(=固定方法が重要)
だからSUPで魚探を選ぶときは、カタログスペックより、
- 防水性
- 電源(モバイルバッテリー運用しやすいか)
- 本体サイズ・重量
- 振動子の固定のしやすさ
この4つを基準に考えた方が失敗しにくい。
2. 4機種の比較表(先に結論)
| 機種 | 強み | 弱み | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| Garmin STRIKER Plus 4+ | 防水・電池持ち・等深線・軽さのバランスが非常に良い | 海図は入っていない(自作マップ運用) | SUPでコスパと実用性を両立したい人 |
| HONDEX PS-611CN | 海図搭載・日本語表示で地形把握が速い | 本体が重め・サイズ大きめ・価格もやや高い | ボート寄りのスタイルで地形表示を最優先したい人 |
| Deeper PRO+ 2 | ワイヤレスで手軽/岸釣りでも使い回せる | バッテリー持ち・風&波による位置ズレがネック | SUPと岸釣りを両方やり、荷物を減らしたい人 |
| LUCKYLAKER | とにかく安く魚探を試せる | 精度・安定性は価格なり | 「まず魚探ってどんなものか」を体験してみたい人 |
ここから、各機種ごとの特徴と、SUPとの相性をもう少し深く見ていく。
3. Garmin STRIKER Plus 4+|SUP目線だと“基準機”になる1台
4+は、ぼく自身が実際にSUPで使い込み、「これを基準に他機種を見てしまう」と感じる魚探。
- IPX7防水で丸洗いOK
- 4インチ画面でコンパクト&軽量
- モバイルバッテリー+12V昇圧で2釣行ぶんは余裕で駆動
- Quickdraw Contoursで自作等深線マップが作れる
特にSUPとの相性が良いのは、
- 防水性能が高く、塩を浴びても洗えばOK
- 軽いので転覆時のダメージが小さい
- 振動子用パーツが豊富で、SUP用の固定構造を組みやすい
「海図が入っていない」という弱点はあるが、Quickdrawで自分のSUPコースを何度か流せば、等深線マップがどんどん育っていく。
HOMEフィールドが決まっている人には、むしろRPGのマッピングみたいで楽しいと感じるはず。
4. HONDEX PS-611CN|海図重視なら今でも強い選択肢
PS-611CNは、ボート界隈では定番の一台。
- 日本語表示で直感的に使える
- 海図搭載で、最初から地形がある程度分かる
- 画面が見やすく、情報量が多い
一方でSUP目線だと、気になる点もある。
- 本体サイズが大きめで、デッキを圧迫しやすい
- 防水ではないため、塩水環境では扱いに注意が必要
- 価格も4+よりやや上がる
SUPよりも、「ボート寄りのスタイル」「海図で最初から地形を見たい」人に向く1台という印象。
5. Deeper PRO+ 2|ワイヤレスの手軽さとSUPの相性
Deeper PRO+ 2は、ルアーのようにキャストして使えるワイヤレス魚探。
- 振動子=本体で、ロッドに結んで投げるだけ
- スマホアプリで魚探画面を表示
- 岸釣り・SUP・ボートをまたいで使える
荷物が減るのは大きなメリットだが、SUPでは次のような弱点も見えてくる。
- 風や流れで本体が流されると、位置ズレが発生する
- バッテリーの持ちは、Garmin+モバイルバッテリー構成ほどは長くない
- スマホ側の防水・固定も別途考える必要がある
「SUPだけ」なら有線魚探の安心感が欲しいが、
「岸釣りでも同じ魚探を使いたい」「荷物を徹底的に減らしたい」人には、かなり魅力的な選択肢になる。
6. LUCKYLAKER|安く魚探体験をしてみたい人向け
LUCKYLAKER(ラッキーライカー系)の魚探は、価格がとにかく安いのが特徴。
- 「魚探ってどんな感じか」を試すにはちょうど良い
- 水深の目安や“魚っぽい反応”は確認できる
一方で、Garmin・HONDEX・Deeperと比べると、
- 反応の精度や安定性
- 画面の見やすさ
- 全体の耐久性
といった部分は明らかに“価格なり”。
「本気でSUPで魚を追いかける」というよりは、
魚探の世界を体験してみて、その後Garminなどにステップアップする前段階として捉えるのがちょうどいい。
7. SUPスタイル別のおすすめ
最後に、SUP釣りのスタイル別に「どの機種がハマりやすいか」をざっくり整理する。
- SUPメイン、ホームエリアを作り込みたい人
→ Garmin STRIKER Plus 4+(Quickdrawで自作マップ運用) - ボート寄り・地形優先・日本語表示重視
→ HONDEX PS-611CN - SUPと岸釣りを両方やる/荷物を極端に減らしたい
→ Deeper PRO+ 2 - まず魚探の雰囲気だけ体験してみたい
→ LUCKYLAKER
どれも「正解」になり得るが、SUPで安全に・長く運用することを考えると、
防水・軽さ・電源・固定の4つを満たしているか?
ここを一度チェックしてから選ぶと、自分にとっての最適解が見えやすくなる。
素人だけど、検証して道具は選ぶ。
