SUP釣りを始めて1年くらい、「ルアーの種類多すぎ問題」にかなり頭を抱えてました。
釣具屋へ行けば色・重さ・形が違うジグが何十種類も並んでいて、初心者からすると何を買うべきか本当に分かりません。
でも、三浦の東京湾(砂地エリア)でSUP釣りを続けた結果、「初心者はTGベイト60gだけでいい」という結論に到達しました。
理由は単純で、60gひとつで“最初のイナダ”に最短で届くから。
SUPという限られた体勢・不安定な足場で釣る以上、迷わず使えて、しかも魚が釣れる一本が必要です。
この記事では、SUP初心者が東京湾(砂地)でイナダを釣るための最短ルートを、一次体験ベースでまとめます。
なぜSUP初心者は“TGベイト60gだけ”でいいのか?
SUP釣りは堤防や船釣りと違い、揺れる・不安定・落水リスクありという特殊環境です。
そのため「ルアーを複雑に使い分ける余裕」があんまりない。

そこで最も重要になるのが、「どんな状況でも最低限の動作だけで釣れる一本」を使うことです。
実際に三浦の砂地エリアでSUP釣りを繰り返した結果、TGベイト60gには以下の5つの本質メリットがあります。
- ① 60gは着底が非常に分かりやすい(初心者の壁を突破)
- ② 潮に負けず“まっすぐ落ちる”ので余計なこと考えなくていい
- ③ アクション不要(落として巻くだけでも釣れる)
- ④ SUP特有の揺れでも扱いやすい重量
- ⑤ 実際にイナダ釣果何度もあり(一次体験)
特に①の着底が分かるは、初心者にとって革命的です。
SUPは足元が不安定なので、繊細なアタリや着底を取りづらい。
しかしTGベイト60gは“コツッ”と明確に返ってくるため、初心者でも一撃で「底が分かる」。
東京湾(砂地)× SUP × イナダ=60gが最適解の理由
青物狙いの東京湾でSUP釣りをしていると、海底はほぼ砂地がメイン。
岩礁エリアのようなロックフィッシュ地帯ではありません。
時期によりますが、夏場付近で確率が高いメインの獲物は
- ① ワラサ・イナダなどの青物
- ② タチウオ
この2つを「一本で」狙えるのがTGベイト60gです。特に青物にはベストマッチ!
他のもカイワリ、ソウダガツオ、サバなど釣れたら美味しいゲストがかかることもよくあります。
海底は砂地なので、根掛かりが極端に少ない。初心者でも安心。
60gが“砂地のイナダ”に強い観察から得た結論
青物(イナダ)はベイトを追いながら回遊しますが、東京湾SUP地帯だと底から上までどこで食ってくるかわからないほどレンジが広い日も多いです。
そこで必要なのは、「素早くジグを落として全レンジを巻き切ること」こと。
当たってくるレンジがわかったらカウントを入れて集中攻撃します。
60gは、40gよりも潮を切って落ち、90gよりもSUPで扱いやすい絶妙な重量。結果、以下のメリットが生まれます。
- 狙いのレンジまで最短で落ちる
- 潮に流さにくく垂直めに落ちる
- 着底が速いから効率が良い
- 底から1〜3巻きでヒットすることも
“落として巻くだけ”で釣れる理由
TGベイトはタングステン素材でできており、小型シルエット+高速沈下=青物の大好物。
SUPでやるべき動作はたったこれだけです。
- ① ボトムまで落とす
- ② 一定速度で手前まで巻き切る
- ③ 再び落とす(この繰り返し)
複雑なアクションなしでも釣れます。
実際に僕も、ただ巻きでイナダを掛けています。
それで反応がなかったらワンピッチジャークやればほぼOK。
魚がいればまず結果が出ます。びっくりするくらい。
SUPは“装備を減らすほど”釣れる
SUPは落水リスクがあり、デッキが狭い。
余計なルアーが増えるほど、焦りや迷いも増える。
- 迷いがゼロで釣りに集中できる
- 交換時間がなく安全
- デッキが散らからない
- 結果的に釣果が上がる
色はミドキン・ピンクの2色が僕の最強色
東京湾(砂地)SUPでは、実釣ベースで以下の2色が最も強かった。
- ミドキン: 小型ベイトが多い夏に強い
- ピンク: ミドキンダメならピンク
この2色で大体釣れます。実体験上。
実際の釣果:SUPでイナダを釣ったルーティン
僕がイナダを釣った日の実際の流れ。
- 夜明け前に出艇準備
- 沖2km前後(遠浅なので漕ぎます)、水深20-30mあたりでTGベイト60gミドキンを落とす
- 着底→ワンピッチジャークで巻き切る→再び落とす
- 3回目の着底後の巻き上げで強い引き
- SUPの真下でイナダがヒット
SUPで釣るイナダは本当に強烈。
体が海面に引っ張られながら、SUPも一緒に引っ張られるパワー。
パドルが転がらないように管理しながらのファイト。
これを一本のルアーで成立させたのがTGベイト60gです。
タチウオ・ホウボウなどの嬉しいゲストも同じ60gで釣れる
砂地でのSUP釣りでは、イナダ以外にもホウボウやタチウオが食ってきます。

これも60gの強い動きとボトム反応の良さのおかげ。
- 着底が分かる→底物の反応を拾いやすい
- 小型シルエット→ホウボウがよく食う
- 速いフォール→周囲の魚に強くアピール
- ピンクだと太刀魚が食ってくる時も
60g以外を使うとどうなる?(初心者向け)
40g →場面によっては全然ありですが、60gの方が沈むのが早いので使いやすいと思います。
80g〜100g → 重くて初心者は扱いづらいかも。
SUP初心者の「最適解」はやはり60gです。
まとめ:SUP ×青物(砂地)で最初の1本を釣るなら60g一択
- 着底が分かる → 初心者の壁を突破
- 真下に落ちる → レンジが外れない
- 落として巻くだけで釣れる
- 一番安全に扱える重量
- 砂地で青物も底物も両方行ける
- SUPの揺れを補正してくれるジグ設計
SUP釣りは“余裕”がそのまま釣果になります。荷物を減らし、選択肢を減らし、自分の動作を減らす。
そのための最強の一本がTGベイト60g。
ぜひ試してみてください。
素人だけど、検証して道具は選ぶ。
