子供と一緒の堤防サビキは、最高に楽しい反面「装備の差」が釣果と安全に直結する釣りです。
このガイドでは、子供でも扱いやすい軽量装備と、安全に釣るための道具、そして釣れる確率を上げるアイテムまでまとめています。
目次
子供とサビキ釣りの大前提
大人より先に疲れる。飽きる。暴れる魚を落としがち。
だから「軽量・簡単・安全」の3点が最重要です。
① ロッド(最軽量が正義)
- 長さ:1.8m〜2.1m
- 重さ:〜110g(できれば100g以下)
- 硬さ:UL〜L(柔らかめ)
子供は腕力がないため、軽いロッドほど扱いやすく、疲労も少ない。
② リール(2000番がちょうど良い)
- サイズ:2000番前後
- ドラグが滑らか(魚をバラしにくい)
- ハンドルは左右切り替え可
③ ライン(絡みにくいセッティング)
- ナイロン:3号(初心者はこれで十分)
- PEは子供だとトラブルが増えるので推奨しない
④ サビキ仕掛け(子供は“短い仕掛け”が扱いやすい)
- 全長:1〜1.5m(短いほどトラブル減)
- 針:4〜6号(万能サイズ)
- 幹糸:2号前後
- 推奨:トリックサビキ(針に直接エサをつけるので超釣れる)
⑤ コマセと餌つけ器(手返しが爆上がり)
子供は飽きやすいので「釣れるテンポ」が重要。
- アミエビ(常温 or 解凍)
- アジパワー等の混ぜ物(寄りが段違い)
- 餌つけ器(トリック用)
⑥ 安全装備(ここが最優先)
- ライフジャケット(固形式)※絶対に必須
- 滑りにくい靴
- ヘッドライト(夕方以降)
- フィッシュグリップ(毒魚対策)
- プライヤー(針外し)
⑦ 快適装備(釣り継続時間が伸びる)
- 小型クーラー:9〜12L
- タオル(手拭き)
- 日焼け対策:帽子・日焼け止め
- 飲み物(夏は必ず多めに)
- お菓子(集中力回復に最強)
⑧ 子供が絶対釣れるシンプル手順
- ① 底まで落とす
- ② 1〜2mだけ上げる
- ③ そのまま動かさず待つ
- ④ 当たったらゆっくり巻く(アワセ不要)
- ⑤小魚が表層に来たらそこに落とす。待つ。
じっと待つより「当たる時間帯に集中」するのが勝ち筋です。
⑨ 時間帯の結論(子供は朝が最強)
- 朝マズメ:絶対に釣れる(本命)
- 夕マズメ:そこそこ釣れる
- 昼:飽きる+暑い+釣れない
最後に:子供と堤防は「安全が釣果より優先」
子供の堤防釣りは、とにかく安全が全て。
その上で“軽量装備 × トリックサビキ × 朝マズメ”を合わせると、驚くほど釣れるようになります。
素人だけど、検証して最適は選ぶ。
