堤防釣りで大事なのは「釣れた魚が何なのか、瞬時に判断できること」です。
特に初心者が怖いのは、見た目が似ている毒魚をうっかり素手で触ってしまうこと。
刺されると数時間動けないレベルの痛みになる魚もいます。
この記事では、堤防でよく釣れる定番魚と、注意すべき毒魚を“写真なしでも分かる特徴”だけでまとめています。
▼この記事で分かること
・堤防で釣れる主要魚の見分け方
・初心者でも絶対に識別できる判断ポイント
・絶対に触ってはいけない毒魚の特徴
・安全に釣りを楽しむための基礎知識
アジ(安全)
・体が細長く、横に黄色いラインがある。
・目が大きい。背中は深い青。
・ヒレは丸く毒なし。素手でも安全。
サバ(安全)
・背中が迷彩模様。横から見ると丸く太い。
・アジより動きが速く暴れる。
・毒はなく、素手で触れるが暴れて落としやすいので注意。
イワシ(安全)
・細長い銀色。背中は薄い青。
・目が丸く大きい。うろこが手に付きやすい。
・毒なし。サビキのメインターゲット。
フグ(歯に注意、食べちゃダメ)
・丸い体。膨らむ。白〜緑の模様。
・歯が強く噛まれると危険。体に毒がある。皮膚にも毒があるので触ったらよく洗う。
・針外しは必ずプライヤー使用。
【危険】ハオコゼ(即アウト)
・茶色/オレンジ系の小型魚で“カサゴを小さくした見た目”。
・背ビレ・胸ビレ・尻ビレに毒針。
・刺されると灼熱の痛み+腫れ。必ずフィッシュグリップで扱う。
【危険】アイゴ(毒)
・体高が高く、黄色〜緑がかった体色。
・ヒレの棘すべてに毒。刺されると数時間動けない。
・堤防でも普通に掛かるので要注意。
【危険】ゴンズイ(夜釣り要注意)
・黒×黄色の縞模様。ナマズ型。
・背ビレ・胸ビレに毒。複数で群れる。
・夜の堤防で頻発するため特に注意。
【危険】エイ (尻尾が超危険)
・尻尾に毒がある。
・皮膚に刺さると抜けにくい構造。釣れたら無理せず糸を切ってリリースでもいい。絶対に尻尾を避ける。
【危険】 ウツボ (噛みつき注意)
・噛まれると流血必至。
・歯に雑菌が多いので絶対に歯に触らない。
・生命力が超強いので陸に上げても注意する。
触る前の「3秒チェック」
1. ヒレに棘があるか?
2. 色が茶色・黄色系でイカつい“カサゴっぽい”か?
3. ナマズ型か?(ゴンズイ)
4. ヘビみたいじゃないか?
どれか一つでも当てはまれば、素手で触らずフィッシュグリップ必須です。
安全のために持つべき道具
・フィッシュグリップ
・プライヤー(針外し)
・タオル
・応急処置セット(刺されたらすぐ病院へ)
堤防は初心者でも楽しめる釣り場ですが、見た目が似ている魚は本当に多いです。
ほとんどは安全な魚が多いですが、
最初のうちは「知らない魚は触らない」を徹底し、少しずつ覚えていくと安全に楽しめます。
素人だけど、検証して最適は選ぶ。
