エリアトラウトで、魚が見えているのに食わない。
ルアーを追ってくるのに、直前で止まる。
あと少しのところでUターンされる。
この状態はとてもどかしい。
ただ、見方を変えると、
あと一歩で食うところまで来ている状態でもある。
完全に無反応なときよりも、むしろ惜しい位置にいることが多い。
ここでは、魚が見えているのに食わないときに、どこがズレているのかを僕の経験上から整理してみる。
まず前提:魚はルアーをちゃんと見ている

魚が見えていて、なおかつ追ってくる場合。
それはルアーに気づいていないわけではなく、
しっかり認識している状態。
つまり、問題は「気づかせること」ではなく、
食うかどうかの判断の部分にある。
無反応の状態よりも一段進んでいるけど、
最後の一押しが足りていない、というイメージが近いと思う。
食わない理由は「違和感」があるから

追ってくるのに食わないとき、多くは違和感を感じている。
完全に嫌っているわけではないけど、
何かが引っかかって食いきれない。
この違和感は、
- 速度
- レンジ
- 動き
こういった小さなズレから生まれていることが多い。
ほんの少しの違いで、
「食う」に変わることもあれば、そのまま見切られることもある。
よくある原因①「速度が合っていない」

一番多いのが、巻き速度のズレ。
例えば、
- 速すぎる → 追うけど食うタイミングがない
- 遅すぎる → 見ながら判断して見切る
魚は追っているから反応しているように見えるけど、
そのままでは食うタイミングが作れていないことがある。
こういうときは、大きく変えるよりも、
ほんの少しだけ速度をズラしてみると変化が出やすい。
よくある原因②「レンジが微妙にズレている」

見えている魚でも、実はルアーと同じ目線に入っていないことがある。
少し上を通している、もしくは少し下を通している。
このズレがあると、魚は追ってくるけど、
最後に食う位置に入らないまま終わることがある。
ほんの数十センチの違いでも、結果は変わる。
釣れないときは、少しだけ沈める、少しだけ浮かせる、
それだけでも食い方が変わることがある。
よくある原因③「動きが合っていない」

ルアーの動きの強さも、食うかどうかに大きく影響する。
- 強すぎる → 警戒される
- 弱すぎる → 食うきっかけにならない
追ってくるということは、興味は持っている状態。
ただ、その動きが今の魚に対して少しズレていると、
最後の一口に繋がらないことがある。
同じ重さでも、違うスプーンに変えるだけで急に食うこともあるのは、こういう部分の違いが出ていることが多い。
よくある原因④「見切られている(プレッシャー)」

魚がルアーに慣れている場合もある。
人が多かったり、同じルアーが何度も通されていると、
追っても食わない状態になりやすい。
この場合は、
- 動きの質を変える
- シルエットを変える
こういった変化が効くこともある。
ただ、すぐに反応が変わるとは限らないので、
少しずつ試していく形になる。
食わせるためにやること(シンプルに)

やることはシンプルで、
- 速度を少し変える
- レンジを少しズラす
- ルアーの動きを変える
このあたりを一つずつ調整していく。
全部を一気に変えると分からなくなるので、
一つ変えて反応を見る、を繰り返していく方がやりやすい。
小さな変化でも、食い方が一気に変わる瞬間がある。
見えている魚にこだわりすぎない

つい見えている魚を追いかけ続けてしまうけど、
その魚が必ず食うとは限らない。
何度も見切ってくる魚は、かなり警戒していることも多い。
そういうときは、一度その魚から離れて、
別の魚を狙った方が結果的に早いこともある。
少し視点を変えるだけで、釣りが楽になることもあると思う。
まとめ

魚が見えているのに食わない状態は、
完全にダメなわけではなく、あと少しのところまで来ている状態。
ただ、その「あと少し」が、
- 速度
- レンジ
- 動き
こういった部分のズレとして出ていることが多い。
一つずつ調整していくと、食うタイミングが見えてくることもある。
無理にこだわりすぎず、少しずつ合わせていくのが一番分かりやすいと思う。
素人だけど、検証して最適は選ぶ。
