友人と船釣りに行く前の仮眠として、1月の関東で冬の車中泊を試してみた。
今回あえて検証したかったのは、「寝袋なし、マットだけで冬の車中泊は成立するのか?」という点だ。
服装は冬の船釣りと同じレベル。
海上は風や気温の影響が大きいため、普段からかなり防寒している。
さらにUSB電気毛布も用意し、「これなら関東の1月でもいけるのでは?」という仮説を立てて実行した。
今回検証した冬の車中泊の条件

検証時期・環境
- 時期:1月(冬)
- エリア:関東
- 外気温:-2℃〜2℃
車両と車中泊仕様

- 車:デリカD:5
- 車中泊方法:マット使用(詳細は別記事に準拠)
- 寝袋:使用せず
服装と使用装備
- 服装:冬のボートフィッシング相当の重防寒
- USB電気毛布:あり(最初は使用せず)
- 車の暖房:就寝前のみ使用
寝始めは「正直いける」と思った

就寝開始は2:30頃。
準備を終えて横になる時点では、車内にまだ暖房の熱が残っており、正直なところ「これ、いけるかもしれない」と感じていた。
マットの感触も悪くなく、この時点では大きな不安はなかった。
3:30頃から寒さを感じ始める
3:30頃から、じわじわと違和感を覚え始めた。
すぐに震えるほどではないが、確実に眠りが浅くなっていく。
特に寒さを感じた部位は以下の通り。
- 顔
- 肩
- 足先
「寒い」というより、寒さで目が覚めてくる感覚に近い。
4:00頃、完全に目が覚めて眠れなくなった

4:00頃には完全に覚醒し、眠れない状況になった。
ここでUSB電気毛布を使用する。
最初は体に掛ける形で使ったが、多少体幹が暖かくなるだけで、顔や肩の寒さは改善しない。
さらに時間が経つにつれ、マット側からの冷気を強く感じるようになった。
マット自体が冷たくなってきているのがはっきり分かる。
車内と外気の温度差がほぼなくなっていた
一度、車外に出て温度を確認してみた。
すると、車内と外の体感温度にほとんど差がない。
つまり、環境としては外で寝ているのとほぼ同じ状態になっていた。
厚着をしていても、断熱されていなければ意味がないことをここで実感した。
最終的にどうしたか|エンジンをかけて仮眠
この状況ではこれ以上眠るのは無理と判断し、就寝は断念。
エンジンをかけて暖房を使用し、運転席で約1時間ほど仮眠を取る形になった。
今回は「検証」としては失敗だが、結果としては十分意味のある体験だった。
今回の検証から分かった結論
マットと防寒着だけでは冬の車中泊は無理

厚着をしていても、USB電気毛布があっても、寝袋なしでは冬の車中泊は成立しなかった。
寝袋は「保温」ではなく「断熱」

今回強く感じたのは、寝袋は単なる防寒具ではなく、空気層を作る断熱装備だということ。
冬の車中泊の最低条件
- マット+寝袋がスタートライン
- その上で防寒着や電気毛布を追加する
- 特に顔など露出部の寒さ対策が重要
まとめ|やってみたから分かること

やる前は「成立するかもしれない」と思っていた。
しかし、実際にやってみると成立しなかった。
馬鹿みたいだけど、当たり前の結論を書いておく。
冬の車中泊で寝袋を省く発想はやばい。
これから冬の車中泊を考えている人の判断材料になれば幸いだ。
素人だけど、検証して最適は選ぶ。
