クランクで反応が出ない日がある。
レンジも合っている。速度も間違っていない。それでも追わない。
そんなとき、「スレている」と片付けてしまうことが多い。
でも実際は、スレというよりも“判断疲れ”が起きていることが多いと感じている。
今日はその話を整理してみる。
弱波動が刺さるのは“スレ”ではない

強い波動のクランクを通しても追わない日。
それは魚が賢くなったわけではない。
同じ刺激を浴び続けて、判断が早くなりすぎている状態だ。
強い波動は存在感がある。だが、存在感があるほど「見慣れやすい」。
判断が速くなった魚に対して、強い波動は逆に処理されやすくなる。
弱波動は、その処理速度を少しだけ鈍らせる。
その一瞬の遅れが、口を使う余白になる。
判断疲れという状態

魚は常にルアーを見ている。
強い波動。速い動き。同じレンジ。同じ軌道。
それが続くと、判断が省略される。
追わないのではなく、最初から除外している。
これが僕の考える“判断疲れ”だ。
スレとは違う。警戒心とは少し違う。
刺激の総量に対して、処理が最適化されてしまった状態。
だからこそ、刺激を足すのではなく、引く必要がある。
なぜ強波動だと追わなくなるのか

強波動は、状況によっては武器になる。
濁り。低活性。ボトム。
そういう日は、強さが突破力になる。
だが、クリアでプレッシャーが高い日。
同じ強さは、むしろ処理される。
存在感があるほど、違和感として認識されやすい。
強波動が悪いわけではない。
効く日と、効かない日があるだけだ。
弱波動クランクを入れるタイミング

スプーンで反応が薄い。
クランクに変えても追わない。
それでもレンジは合っている。
そんなとき、僕は波動を落とす。
- サイズを下げる
- 水押しが弱いモデルにする
- 立ち上がりが穏やかな個体を使う
速度は変えない。
レンジも変えない。
波動だけを下げる。
すると、急に追いが出ることがある。
まとめ|足すのではなく、引く

反応が出ないとき、人は足したくなる。
強く。速く。派手に。
でも、処理が速くなっている魚に対しては、逆効果になることがある。
弱波動は、弱さではない。
判断を休ませるための選択だ。
スレではなく、状態。
その状態を読むことが、次の一匹に繋がると感じている。
素人だけど、検証して最適は選ぶ。
