SHIMANO トラウトライズ S63SUL|たった3インチで投げ感が変わった話

トラウトライズ S63SULは、僕のもう一つの手持ちであるS60SULと同じシリーズのロッドだ。 スペック上の違いは、たった3インチの長さだけ。

でも実際に使ってみると、その3インチは数字以上に大きく感じた。 このロッドは、S60SULを使ったあとに触って初めて意味が分かる一本だと思っている。

目次

このロッドの立ち位置|S60SULと並べて初めて意味が出る一本

S60SULとS63SULを並べた写真

S63SULは単体で見ると、いわゆる「普通のエリアロッド」。 尖った個性があるわけでも、分かりやすく軽快なわけでもない。

ただ、S60SULと使い比べてみると、 「長さが変わると、ここまで感覚が変わるんだ」ということをはっきり教えてくれる。

基準ロッドの派生として見たS63SUL

自分にとっての基準はS60SUL。 そこから派生として触ったのがS63SULだった。

だからこそ、このロッドの立ち位置は 「基準を持ったうえで確認する一本」という感覚が強い。

スペック以上に感じた「長さ」の影響

3インチの差は数字以上に大きい

6フィートと6フィート3インチ。 言葉にすると誤差のようにも見える。

でも実際には、キャスト時の遠心力の使われ方が明確に変わる。

有効長が伸びたことで変わったポイント

63はロッドの有効長が少し伸びる分、 振ったときにルアーが前に出ていく感覚が強い。

力を入れて振らなくても、 ロッドが自然にルアーを運んでくれる。

反発する位置が竿先寄りに移った感覚

S60SULに比べると、 反発するポイントがやや竿先寄りに感じられた。

この違いが、投げ感の差として一番分かりやすく出た部分だと思っている。

キャストフィールの違い|S60SULとの最大の差

ルアーを前に「スッ」と送れる感覚

S63SULは、ルアーを「スッ」と前に送れる。 投げた瞬間に、前方向への伸びが出る。

無理に飛ばそうとしなくても、 距離が自然についてくる。

少ない力で距離が出る理由

遠心力を使いやすい分、 キャスト時に腕で補う必要が少ない。

結果として、力まずに投げられる。

海釣り経験者がしっくり来やすい理由

海釣りからエリアトラウトに入る人は、 S63SULのほうが最初はしっくり来る可能性がある。

自分自身、最初は60より63のほうが振りやすいと感じていた。

振った際のしなりのバランスが、海のルアーキャスティングロッドに近いような感触がするからだ。

実際に使って感じたメリット

プラグ系が特に投げやすかった

プラグ系のルアーは、 63のほうがキャストの再現性が高かった。

狙った距離、狙ったラインに送り込みやすい。

沖の魚を意識しやすくなる

飛距離が少し伸びるだけで、 届くレンジが変わる。

沖を意識した釣りがしやすくなったのも、このロッドのメリットだった。

キャストで無理をしなくて済む

力まずに投げられるので、 キャスト動作が楽になる。

長時間釣りをする日ほど、その差を感じた。

逆に感じたデメリット・注意点

取り回しはS60SULのほうが楽

取り回しの良さは、やはり60に分がある。

手元で完結する釣りや、 細かい操作は60のほうがやりやすかった。

たったの3インチだが、感覚は明らかに変わる。

キャストミスへの注意

このロッドは、実はキャストミスで一度折ってしまった。

魚が掛かって折れることは、まずない。 問題になるのはキャスト動作だ。

ラインのたらしを長くとりすぎてしまったのが原因(スプーンが竿先に直撃した)で、この竿自体のせいではない。

慣れないうちはどのロッドでもそうだが、キャストには気をつけたい。

普通のロッドだからこそ油断しやすい

尖ったロッドではない分、 つい雑に扱ってしまう。

それが一番危ないと学んだ一本でもある。

S60SULとどちらを基準にするか

操作性重視ならS60SUL

細かい操作や取り回しを重視するなら、 S60SULのほうが基準にしやすい。

投げ感・距離重視ならS63SUL

投げる気持ちよさや、 遠心力を使ったキャストが好きなら63。

どちらも「普通」である強さ

どちらも尖ってはいない。 だからこそ、好みと身体感覚で選んでいい。

折った経験から学んだこと

折れる原因は魚ではなくキャスト

エリアトラウトで、 魚が原因でロッドが折れることはまずない。

あるとすれば岸際の取り込み時に竿を無理に立てすぎてしまうとかだろう。

基本動作を丁寧にする大切さ

普通のロッドほど、 基本動作の丁寧さが大事になる。

基準ロッドだからこそ意識したい部分

安心感があるロッドほど、 扱いは慎重にしたほうがいい。

まとめ|長さは好みと身体感覚で選ぶもの

S63SULは、3インチの差をはっきり感じさせてくれるロッドだった。

どちらが正解という話ではない。 自分の身体感覚に合うかどうか。

比べて初めて、 自分にとっての基準がはっきりする。

素人だけど、検証して道具は選ぶ。

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この記事を書いた人

SUP釣り・海釣り・管釣り・キャンプを“素人視点で検証する”アウトドアブロガーです。
安全・快適・コスパをテーマに、実際に使ったギアだけをレビューしています。

SUPでの落水、磯の夜釣りの失敗、クーラーボックスや虫対策の検証など、一次体験ベースの情報を発信中。

素人だけど、検証して道具は選ぶ。

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