キャンプでタープを張っていると、突然バタバタっと大きな音を立てて揺れ始める。
あれ、けっこう怖いし、夜に始まると眠れない。
でも実は――タープがバタつく理由はすべて“読める”。
そして静かにする方法も、決まったパターンで完全に再現できる。
タープがバタつく“本当の原因”
タープが騒ぐのは、風の強さではなく風の角度・逃げ場・張りの3つで決まる。
- ① タープ面が「風を受け止める角度」になっている
- ② 生地の緩みに風が入り、空気袋(ポケット)ができている
- ③ 張り綱(ガイロープ)の角度が浅く、テンションが伝わっていない
特に大きいのは風を受け止める角度。
どんな名品タープでも、角度が間違うと100%バタつく。
【結論】タープは“風を逃がす角度”にするだけで静かになる
たったこれだけで9割は解決する。
風を受ける → バタつく
風を逃がす → 静かになる
POINTは以下の2つのどちらか。
- ① 風に対してタープ面を「斜め」か「縦」に向ける
- ② 風上側だけ思い切って低く張る
この調整だけで、風がタープの上を抜けていき、バタつきが激減する。
張り方の“正解パターン”
キャンプ上級者がほぼ全員やっている張り方は次のとおり。
■ ① 風上を「低く」風下を「高く」する
これだけで自然に風が上へ抜ける。
逆にすると「風の受け皿」になり、一気に暴れる。
■ ② ガイロープは45°で張る(黄金角度)
- 浅い角度 → テンションが弱い
- 深すぎる角度 → 生地が歪む
45°は地面に力が一番伝わり、タープが安定する。
■ ③ ポールを“左右非対称”にする
左右を同じ高さにすると、風を真正面から受けてしまう。
どちらか一方を10〜20cm下げれば、風がすり抜けるルートが生まれる。
生地・形状での違い(意外と知られていない)
■ レクタ(四角)=風に強いが角度調整が命
面積が広い分、受風角度が合っていないと一気に暴れる。
■ ヘキサ(六角)=風を逃がしやすく初心者向け
構造的に風抜けが良いのでバタつきにくい。
■ TC生地=重くて安定、静音性も高い
Nylonは軽くてバタつきやすい。TCは重みで落ち着く。
“それでも風が強い”ときの最終オプション
- 風向きに合わせてタープを90°ずらす
- ポール1本を外しロースタイルに変える
- 風が強い日はタープを出さない判断も正しい
風速7〜10mを超えると判断は「出すかどうか」。
タープは消耗品ではなく“安全装備”として扱うほうがいい。
まとめ:タープは「風向き × 高さ × 角度」で静かになる
タープは適当に張るとバタつき、丁寧に張ると静かになる。
- 風上を低くする
- 風下を高くする
- 45°でガイロープを張る
- 生地に緩みを作らない
この4つを押さえるだけで、初心者でも“プロみたいな安定タープ”が作れるようになる。
素人だけど、検証して最適は選ぶ。
