キャンプの撤収で一番めんどくさいのが、焚き火台の片付け。
灰は舞うし、煤は落ちないし、車も手も真っ黒になる。
でも実は──焚き火台の片付けは「手順」を間違えなければめちゃくちゃラクになる。
時間にして10〜15分。道具もほとんどいらない。
焚き火台が汚れる“本当の理由”
焚き火台は構造的に汚れる宿命だ。
- 薪のヤニと油が高温で固着する
- 空気の流れが弱い焚き火台は煤が残る
- 湿った薪だとタール状の汚れが増える
- 火消しの仕方で灰が固まる
つまり、片付けは「汚れを取る」ではなく、“汚れが増えにくい焚き火のやり方”が本質。
初心者でもできる「焚き火台の片付けOS」
■ ① 焚き火は“最後の30分”が片付けの勝負
撤収予定の30分前から、太い薪は追加しない。
ここでやるのは2つだけ。
- 火床の薪をまとめて高火力で燃やし切る
- 細い薪を入れて“灰化”を促す
この時の高温燃焼で、油分や煤が一気に落ちやすくなる。
■ ② 火消し袋 or 火消し壺に“移してから”残灰を処理する
焚き火台の中で火を消すと湿気で灰が固まり、こびりつく。
- 炭・熾火は火消し袋へ(数百円の安いやつでOK)
- 焚き火台には灰だけが残る状態にする
これで焚き火台の汚れが半分以下になる。
■ ③ 残った灰は“掃く”ではなく“流す”
灰を無理に払うと舞い散って服と車内が終わる。
- 焚き火台に水を少量かけて灰をまとめる
- ウエット灰は固まるのでゴミ袋にポン
このやり方が一番汚れない。
■ ④ 片付けの最強道具は「使い捨ての食器洗いスポンジ」
金タワシで擦ると焚き火台に傷がつき、逆に汚れが入り込みやすくなる。
ベストはこれだけ:
- 100均スポンジ
- 中性洗剤
- 少量のお湯(冬は必須)
金属の煤汚れは熱で落ちやすくなるので、可能なら温水が効果抜群。
焚き火の“前”にできる片付けを楽にする工夫
■ ① アルミホイル or 灰受けシートを敷く
焚き火台の底に敷いておくだけで、灰処理が2分で終わる。
灰受けシートは耐熱で破れないので強くおすすめ。
■ ② 薪は“乾いたもの”を使う
湿った薪はタール汚れが増える最大の原因。
可能なら薪を事前に乾かしておくと焚き火台はほとんど汚れない。
■ ③ ヤニの多い針葉樹は“序盤だけ”に使う
針葉樹だけで焚き火すると、煤汚れが倍になる。
- 序盤の着火 → 針葉樹
- 後半の燃焼 → 広葉樹
これだけで片付けが劇的に楽になる。
僕の一次体験:片付けは“準備 → 火消し → 仕上げ”で決まる
昔は焚き火台の片付けに30〜40分かかっていた。
煤で手は真っ黒、車も汚れる。正直嫌だった。
でもこのオペレーションにしてから、撤収が以下の流れで終わる:
- ① 30分前に燃やし切りモード
- ② 炭だけ火消し袋に投入
- ③ 灰を濡らして固めて捨てる
- ④ スポンジでサッと拭く
時間は10〜15分。
キャンプ場でも家でも、片付けでストレスを感じなくなった。
結論:焚き火台の片付けは「工夫した人が勝つ」
焚き火台は汚れるもの──その前提を崩すなら、次の3つ。
- 燃え残りを作らない
- 灰を舞わせない
- 簡単に洗える環境を作る
このOSを覚えるだけで、焚き火後のストレスはゼロになる。
素人だけど、検証して最適は選ぶ。
