キャンプを始めると、必ず悩むのが「寝袋の温度表記」。
そこに書いてある数字を信じて買ったのに、実際は寒くて眠れなかった… これは初心者の“あるある”だ。
でも安心してほしい。寝袋の温度表記には正しい読み方がある。
この仕組みを理解すれば「寒くて眠れない失敗」は今日で終わる。
目次
寝袋の温度表記は3つある(まずはここを知らないと危険)
寝袋には一般的に3つの温度帯が記載されている。
- Comfort(快適温度):多くの人が快適に眠れる温度
- Limit(下限温度):男性が耐えられるギリギリの温度
- Extreme(限界温度):生命の危険が出る直前の温度
結論から言うと、買う時に見るべきは快適温度だけでいい。
限界温度を信じてはいけない。あれは“生存ライン”であって“快適に眠れる温度”ではない。
実際の気温より「5〜10℃余裕をもつ」が基本OS
キャンプ場の夜は想像以上に冷える。気象情報より5〜10℃低いと思って選ぶのが現実的。
たとえば:
- 夜間予想気温10℃ → 快適温度0~5℃の寝袋
- 夜間予想気温5℃ → 快適温度 −5~0℃の寝袋
- 冬キャンプ0℃ → 快適温度 −10℃前後を推奨
この“余裕設定”を知らないと、ほぼ確実に寒い思いをする。
やけに安い製品の「−〇〇℃」は一回立ち止まって考えよう
Amazon等でよくある、格安なのに「−20℃対応!」みたいな表記。
あれは99%が限界温度(Extreme)だけを大きく書いている。
快適温度を見ると:
- 快適温度:5〜10℃
- 限界温度:−15℃
みたいなことが普通にある。
つまり、−15℃で眠れる寝袋ではないということ。
必ず「Comfort(快適温度)」をチェックするクセをつけてほしい。
【季節別】寝袋の最適温度帯
■ 春(3〜5月)
- 快適温度:0〜5℃
- 朝方の放射冷却に注意
■ 夏(6〜9月)
- 快適温度:10〜15℃
- 最低気温が高いので薄い寝袋でOK
■ 秋(10〜11月)
- 快適温度:0〜5℃
- 昼と夜の寒暖差が大きい
■ 冬(12〜2月)
- 快適温度:−5〜−10℃
- 余裕がないと本当に眠れない
寝袋選びの“3つの失敗パターン”
■ ① 温度帯だけで選ぶ(中身が重要)
- ダウン:軽い・暖かい・収納小さい(値段高)
- 化繊:濡れに強く扱いやすい(少し重い)
■ ② 形状を無視する
- マミー型:最も暖かい(冬向き)
- 封筒型:動きやすいけど暖かさは弱め
■ ③ マットをケチる(寒さ8割は地面)
寝袋よりマットの方が重要と言われるほど。
寝袋を2ランク上にするより、断熱マット1枚足す方が暖かい。
結論:寝袋は“快適温度だけ”を信じれば失敗しない
- 夜の寒さは予想より10℃低いと思え
- 快適温度で選ぶ(限界温度は無視)
- マットが最重要
この3つのOSを守ると、冬でも驚くほど快適に眠れる。
素人だけど、検証して道具は選ぶ。
