夜の焚き火って不思議だ。
同じ火なのに、座る位置ひとつで「最高の時間」にも「煙地獄」にもなる。
そう。焚き火は“運”じゃない。配置には明確な仕組みがある。
風、壁、角度。この3つの条件さえ読めれば、煙は避けられるし、焚き火は一気に快適になる。
焚き火の配置は「風」と「壁」で決まる
焚き火が快適になるかどうかは、火の強さよりも「風の入り方」で決まる。
風向きだけを見ても不十分で、重要なのは次の4つ。
- 風の“入り方”
- 周囲の“壁”(タープ・車・テント・木)
- 巡回風(ぐるっと回り込む微風)
- 焚き火台の高さ
この4つが組み合わさったとき、煙は一定方向ではなく“戻ってくる”。 これが煙の正体。
特にやっかいなのが巡回風。 タープの角度や木の位置で風が跳ね返り、自分の方向へ戻ってくる。
黄金の位置関係:これだけで煙はほぼ消える
■ タープの位置
風上にタープを置くと、風が反射して煙が巡回します。 理想は次のどれか。
- 風上45°にタープをズラす
- 横風に対してタープを少し斜めに構える
- 入口(メイン開口)は風下に向けない
Aフレームは風が抜けやすいけど、ヘキサは角度次第で巡回しやすい。 この違いは知っておくとかなり使える。
■ 焚き火台の置き場所
タープ中心に置いてはいけない。 ベストは「タープ前に半歩〜1歩出す」。
高さも重要で、理想は 55〜80cm。 地面が近すぎると空気が通らず煙が増える。
■ 椅子の最強ポジション
煙ゼロの席は「風上45°」。 これは本当に安定している。
風は直線ではなく、斜め後ろへ逃げる癖がある。 だから風上45°の“逃がしライン”に座ると煙がこない。
完全再現できる“配置図”まとめ
以下の3ステップだけ覚えておけば、毎回快適な配置が作れる。
- ① 風の入り方を見る(方向 × 壁 × 反射)
- ② タープを45°ズラす(巡回風を切る)
- ③ 焚き火台をタープ前に出し、椅子は45°ラインへ
これだけで煙の9割は消える。
現場で使える“配置チェック5カ条”
- 風上を背負わない(煙が戻る)
- タープは風と平行に張らない
- 焚き火台を中央に置かない
- 椅子は風上45°ライン
- 巡回風を感じたら半歩だけ移動
この「半歩ずらす」だけで煙の当たり方が劇的に変わる。 焚き火は意外と動けば解決する。
初心者がハマる“失敗配置”の典型例
- 風上にタープ(反射で煙地獄)
- 風下に座る(最悪の席)
- 焚き火台をタープ中央に置く
- 焚き火台が低すぎる
- 囲いすぎて空気が動かない
これを気をつければ煙はほぼ回避できる。
まとめ:焚き火は火を見る遊び。だけじゃなく“風を読む遊び”
配置を気をつけるだけで焚き火が変わる。
煙が消えて、熱が一定になり、焚き火の楽しさが一段上がる。
焚き火=風 × 角度 × 位置。
覚えることは少ないけど、効果はとてつもなく大きい。
素人だけど、検証して最適は選ぶ。
