クリアポンドのサイトフィッシングでは、1投目にすでに「答えのヒント」が出ている。
魚が釣れるかどうか以前に、
その1投で状況を読めるかどうかが、その後の展開を決める。
サイトフィッシングは魚の動きがよくわかる。
ここでは、実際に1投目で必ず見ているチェックポイントを整理してみた。
① 着水直後、魚は動いたか
まず見るのは、着水直後の反応。
・着水と同時に寄ってくる
・少し間を置いてから動く
・まったく無反応
ここで重要なのは「追ったかどうか」ではなく、
魚がそのルアーを“情報として認識したか”を見ている。
寄ってくるなら高活性。
動きが鈍いなら、すでにプレッシャーがかかっていると判断する。
② 巻き始めでレンジは合っているか

巻き始め数秒で、レンジが合っているかはほぼ分かる。
・魚の目線より上を通っている
・ちょうど横を通っている
・下を抜けている
追うけど口を使わない場合、
多くは「色」より先にレンジズレが起きている。
1投目では「正解を当てにいかない」。
ズレの方向を確認するのを目的にしている。
③ スピードに反応が出たか

一定速度で巻いたとき、魚の反応はどうだったか。
・速すぎて追えない
・追うが食わない
・しっかり追い切る
ここで重要なのは、
「食ったか」ではなく追いの質だと考えている。
追いが途中で止まるなら、スピード過多。
そもそも反応しないなら、遅すぎるか興味がないと判断する。
④ ルアーの動きは嫌われていないか

派手すぎる動きは、1投目で簡単に見抜かれる。
・追うけど距離を保つ
・一定以上近づかない
・明らかに避ける
これは色の問題ではなく、
波動や動きの情報量が多すぎる状態だと考える。
この場合、同じ色でも
「どノーマルな動き」に変えるだけで反応が一変することが多い。
⑤ 魚の追い方は直線か、斜めか
追い方も重要な判断材料だ。
・真後ろから一直線に追う
・斜め後方からついてくる
・横から一瞬だけ出る
直線追いは素直。
斜め追いは迷いがある。
横から一瞬だけ出るのは警戒が強い。
この時点で、
「今日は丁寧に拾う日かどうか」が判断しやすくなる。
⑥ 回収までに反応は変化したか
1投の中でも、反応は変わる。
・手前で急に反応が出た
・沖では無反応だった
・途中から見切られた
これは、
魚がいるレンジ・距離・角度のヒントだ。
1投目で無理に釣ろうとしないことで、この情報を落ち着いて拾える。
⑦ その1投で「次に何を変えるか」が浮かぶか

最終チェックとして以下が重要と考える。
1投目を投げ終えた瞬間、
次に変える要素が頭に浮かぶか。
色なのか。
重さなのか。
スピードなのか。
動きなのか。
これが浮かばない場合、
まだ1投目を“見れていない”と判断し、2投目でイメージが湧くよう観察を続ける。
まとめ:1投目は状況を言語化するために使う

1投目は、魚を釣るための投げではないと考えている。
その日の状況を言語化するための投げだ。
ここで状況を掴めれば、
2投目以降のローテは自然に組み立てられる。
数を投げる前に、1投をちゃんと見たいといつも思っている。
素人だけど、検証して道具は選ぶ。
