家を出る直前に、ポータブル電源の残量を気にしたことがあると思う。
「あと6時間あれば満タンだったのに…」という、あの独特の焦り。
DELTA 3を使い始めてから、このストレスが一気に消えた。
理由はシンプルで、0→80%が約50分という“1500Wの爆速充電”があるから。
これまで「大容量モデルの方が安心」と思ってきたけれど、釣り・キャンプ・車中泊で実際に使い込むほど、1kWhクラスこそ一番ちょうど良い容量だと確信した。
この記事では、素人×検証者のフラットな視点で、DELTA 3が「最初の1台」にも「買い替え」にも最適だと感じた理由をまとめていく。
結論|“最初の1台”にも“買い替え”にも DELTA 3 が最適だった理由
結論から言うと、僕にとって EcoFlow DELTA 3(1024Wh) は一番ちょうど良い選択だと今思っている。
理由は3つだけで説明できる。
① 1500Wの爆速充電(0→80% 約50分)で「充電の心配」が消える
X-Stream で最初の80%までは1500Wで一気に入り、残り20%をゆっくり仕上げて合計56分。
前日充電を忘れても、出発前の1時間で十分間に合う。
② 1kWhクラスが“アウトドアの最適点”だった
キャンプ・車中泊・釣り・自宅の小型家電まで、狙った用途は全部こなせる。
これより小さいと物足りず、大きいと重くて運ばなくなる。実際に使うほど「このサイズが一番ラク」と実感した。
③ Anker旧世代(800Wh級)からの乗り換え効果が大きい
自分が使っていた Anker II 800(約8.3kg、最大入力120W)と比較すると、充電速度が“約10倍”で、容量も増え、使用時間も安定。
古いモデルからの乗り換えは体感差が大きい。
スペックのことはそこまで詳しくないが、結局は「どれだけ気持ちよく運用できるか」に焦点を当ててみると、DELTA 3 は、その運用感が頭一つ抜けている。
この記事でわかること
- DELTA3で実際に何ができるのか(冷蔵庫・電気毛布・調理器具・充電系のリアル運用)
- 1500W急速充電が“現場”でどう効くのか(出発前の短時間充電や停電対策の安心感)
- なぜ「1kWh級が最適」と感じたのか(体験 × 構造から見えた容量バランス)
- 釣り・キャンプ・車中泊でのリアル使用感(夏の車内・車載冷蔵庫と組み合わせた実例)
- DELTA3とDELTA2の違い(どちらを買えば後悔しない?という軸で比較)
- Anker/Dabbsson 600L(768Wh)の比較で見える“本質的な差”(旧モデルからの乗り換え体感/容量違い他機種との比較)
どんな人に向く?
僕の使い方をベースにした結論だけど、DELTA3は次のような人にかなり向いていると感じた。
- 初めてポタデンを買う人(失敗しにくい“ど真ん中スペック”が欲しい)
- 旧モデル(DELTA/DELTA2)から買い替えたい人
- DELTA3と他機種で迷っている人(Anker・BLUETTI・DELTA2)
特に「まず1台で全部こなしたい」「キャンプ・釣り・車中泊で安心感が欲しい」という人ほど、DELTA3のバランスがしっくり来ると思う。
なぜ1kWhクラスが“いちばんちょうど良い”と確信したのか

いろんなサイズのポタデンを試してきたけど、キャンプ・釣り・車中泊を全部やる自分にとっては、1kWh前後がいちばん扱いやすいと感じている。
容量・重さ・出力のバランスがちょうど真ん中にあり、「全ジャンルを1台でまかなうならココしかない」と思える帯だった。
1000Wh級は“持ち運び・容量・出力”のバランスが最適
日帰り〜1泊の釣り/キャンプなら、1kWhでほぼ全部の家電が賄える。
冷蔵庫・ライト・スマホ・電気毛布・カメラの充電など、実際に使うと「足りる安心感」が段違いだった。
2kWh以上は明確に“やりすぎ”で、運用が急に重くなる
容量は魅力だけど、重さが跳ね上がる。
特に釣りとキャンプを両方やる人間からすると、持ち運びの時点でストレスになる。
家キャンや据え置き中心ならアリだけど、外に持ち出すなら現実的じゃない。
500Wh以下は“すぐ足りなくなる”
真夏の車載冷蔵庫を半日使うと残量が一気に溶ける。
スマホやライトなら問題ないけど、冷蔵庫・電気毛布・iPad編集など、実際のアウトドア運用だと不足しやすい。
1kWhは「釣り・キャンプ・車中泊」の共通ゾーンを全部カバーする
僕のように、釣り・キャンプ・車中泊を一本化してギアを揃えている人間にとって、1kWh級はまさに“全部いける”帯だった。
用途ごとに容量を変える必要がなく、1サイズで全部通るのは非常に楽。
扱いミスや過負荷が起きにくい“素人の安全帯”
家電の出力もだいたいカバーできるし、誤って大きい家電を繋いでトラブルになるリスクも少ない。
容量・出力に余裕があるから「意図しない電圧落ち」もほぼ起きない。
初心者でも安心して扱える帯。
結果として、いろんな容量を使ってみたけど「1kWh前後が、外に持ち出すポタデンの最終解」だと強く感じている。
ポート構成と基本スペック

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| バッテリー容量 | 1,024 Wh(リン酸鉄LiFePO4) |
| 定格出力 | 1,500W(X-Boostで最大2,000W対応) |
| 満充電時間(AC) | 約56分(0 → 100%)、0 → 80%は約50分 |
| 重量 | 約12.5 kg |
| 出力ポート構成 | AC(家庭用コンセント)× 6口 USB-A × 2ポート USB-C × 2ポート(最大100W) シガーソケット × 1 DC5521 × 2 |
| 入力方式 | AC急速充電(最大1,500W) ソーラー充電(最大500W) 車載充電(シガーソケット) |
| 同時接続のイメージ | ・ポータブル冷蔵庫 ・スマホ2台+タブレット ・LEDランタン2個 ・モバイルファン or 電気毛布 → このセットを同時に動かしても、DELTA 3 は余裕がある。 容量・出力・ポート数の“全部盛り”が可能なクラス。 |
DELTA 3 は「AC/USB/DC」を全部カバーした万能ポート構成で、 冷蔵庫・ライト・スマホ・ガジェット・DC系グッズを同時に動かす アウトドア環境でも破綻しにくい安定設計。
1,024Wh・1,500Wの組み合わせは、 “1泊〜2泊のキャンプ・釣り遠征・車中泊”の中心ラインにちょうど刺さる仕様だ。

背面にAC電源ソケット、XT-60/XT150ポート、DCソケットなどが配置されている。
XT-60/XT150ポートはソーラーパネルや走行充電器(オルタネーターチャージャー)への接続に使用する。

使用しない時はカバーで閉じて運用する。
1500Wの急速充電が狂ってる:1時間でほぼ満タン
DELTA3をしばらく使ってみて、いちばん衝撃だったのが「充電の速さ」。
これはもう“急速充電”というレベルじゃなくて、“時間を取り戻す機能”に近い。
家を出る前に思い出しても普通に間に合うし、深夜の準備中に勝手に回復していく感覚がある。
家を出る直前に“ほぼ同時充電”が成立する
釣りやキャンプの朝は、準備がバタつきがち。
けどDELTA3は、出発前の1時間あれば十分。
忘れていても「まあ間に合うか」で済むのは精神的にかなり大きい。
深夜の準備中に回復していくから、余裕が段違い
寝る前に差しておけば、起きたときには満タン。
前日が忙しくても、“準備の合間で復活する”という安心感がある。
ポタデンの充電時間を気にしなくていいのは、実際かなりラクだった。
実際の時間:0 → 80% が約50分
公式スペックでは「40分で80%」、フル充電は約56分。
僕の環境でもほぼ同じで、体感値としても“1時間で戻る”印象が強い。X-Stream充電は本当に速い。
手持ちの他社500〜1000W充電と比べると、戻りの速さが別次元
僕の他の手持ちであるAnker(PowerHouse II 800/旧品で現在廃版)は最大120W入力。
半日携行で愛用しているdabbsson 600Lは600W入力。
どちらも優秀だけど、DELTA3の1500Wはまったく別世界だった。
「充電のための時間」が実質ゼロになり、ポータブル電源の扱い方そのものが変わった感覚がある。
正直、この速さだけでもDELTA3を追加で買ってよかったと思っている。
| 機種 | 容量(Wh) | 最大入力(W) | 0→80%の目安時間 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| EcoFlow DELTA3 | 1024Wh | 1500W | 約40〜50分 | 1時間で実質“満充電扱い”。X-Stream急速充電。 |
| dabbsson DBS600L | 768Wh | 600W | 約1.5〜2時間 | 半固体電池。600W入力は中速帯。 |
| Anker PowerHouse II 800(旧) | 778Wh | 120W | 約6〜7時間 | 旧世代は今では入力が超低速。 |
DELTA 3とDELTA 2の違い|どっちを選ぶ?
DELTA 2も価格が魅力的で迷った。
だけど、使い込むほど“DELTA 3との差”がハッキリ見えてくる。
僕は旧モデル(Anker II 800 → DELTA3)という流れで買い替えてきたけれど、もう一度選び直すとしても DELTA3 で正解だったと思っている。
● 1500W急速充電の差が、とにかく大きい
DELTA 2は1200W。DELTA 3は1500W。
この300W差が“速さの階層”を分けているレベルで違う。
- DELTA 2:0→80% 約50〜70分
- DELTA 3:0→80% 約40〜50分
数値上は小さく見えるけど、実際は「戻りの速さ」が別物。
深夜準備〜出発前の充電の短縮は想像以上に大きい。
● 実効容量も“地味に”差が効く
- DELTA 2:1024Wh(実効は70〜80%)
- DELTA 3:1024Wh(同容量だが出力と内部制御が新世代)
同じ数字でも、おそらくだがDELTA3のほうが安定して取り出せると思う。
特に僕がよく使うポータブル冷蔵庫や冬の電気毛布を組み合わせるときは差が出やすい。
● 旧DELTA無印(1260Wh)からは“確実に”乗り換える価値がある
無印DELTAは明らかに世代が違うスペックとなっている。
- 充電スピード
- 容量対重量
- リン酸鉄かどうか(安全性の違い)
無印DELTA → DELTA3 へのジャンプは、体感が一番大きい乗り換えルートだろう。
● 結論:どっちを選ぶ?(僕の視点)
- 初めて買うなら → DELTA 3
理由:容量・安全性・出力・充電スピードが“全部ちょうどいい”。 - 価格優先なら → DELTA 2
理由:値段の割に性能が高く、日常使い中心なら十分。
1kWhクラスを“アウトドア・釣り・車中泊”の軸で使うなら、僕はDELTA3を推す。
理由は単純で「充電が速い=不安が一つ消える」から。
手持ちの他機種との違いは?(僕の一次体験ベース)
他の手持ち機種もよく使うけど、僕がDELTA3を「いいな」と思った理由は、スペック比較よりも、現場でのストレスが一番少なかったから。
● 過去モデル(Anker PowerHouse II 800)からの乗り換えで劇的に変わった点

重複になるけどAnker II 800 → DELTA3 の乗り換えで一番驚いたのは、やっぱり“充電回復の速さが桁違い”だったこと。
- Anker II 800:最大120W。朝まで充電しても満タンにならない日がある
- DELTA3:1500W。40分で80%まで戻る
出発前の1時間で家電レベルの充電が終わってしまうので、夜の準備中に自然と回復する。
これは数字以上に「安心感」がでかい。
● 768Whクラス(Dabbsson 600L)と比べると、1日運用の余裕感が違う

Dabbsson 600L(768Wh)は軽くて扱いやすい(約8kg)が、1日中アウトドアで使うにはギリギリ帯という感覚がある。
- APL20(冷蔵庫)
- スマホ
- iPad作業
- ランタン
- 電気毛布
このあたりを全部使うと「残量どれくらいだ?」が常に気になってくる。
DELTA3になると、僕が組んでいる走行充電システムとも相まって “電力が尽きない日” が普通になる。
この余裕が1kWh帯の強さだった。

DELTA3 × 現場でどう使える?(釣り・キャンプ・車中泊)

僕がアウトドアに持ち出す時、だいたい使う組み合わせは決まっている。
- ICECO APL20(冷蔵庫)
- スマホ/iPadの充電
- ランタン・ライト
- 電気毛布(冬)
この4つを全部つないでも、DELTA3は全然余力がある。1kWh帯の“ちょうど良さ”はここで分かる。
冷蔵庫(APL20)は相性が良すぎる
APL20は実測15〜30W。DELTA3だと余裕しかない。
夏場の日帰り〜1泊は冷蔵が完全に安定した。
DELTA3の実効値が70〜80%(実質換算700〜800Wh)だとしても、丸1日の冷蔵は余裕。
スマホとiPadは「気づいたら満充電」領域
iPhoneは10W前後、iPadは13W前後。DELTA3にとっては誤差のような消費量だった。
ランタン・ライトは6〜7Wで負荷ゼロ
2つ同時点灯しても6〜7W。夜のサイト照明で電力を気にしたことがない。
冬の電気毛布(USB)は9〜10W
電気毛布だけなら一晩以上余裕で超えられる。冷蔵庫やスマホを加えても十分持つ。。
全部盛り(冷蔵庫+スマホ+iPad+ライト+毛布)

負荷が最大になる状態でも実測130W前後。

継続時間は6.3時間の表示だが、途中で満充電になる機器が多く実用時間はもっと伸びる。
更に走行充電と組み合わせると“電気が尽きなくなる”

別記事で紹介しているが、DIYでオルタネーターチャージャーを車に取り付けた。
これにより、釣りでもキャンプでも場所を移動するたびに走行充電で大きく回復する。
結果的に、外でDELTA3が空になることがほとんどなくなった。
容量の不安より、「今日は何つないで遊ぼう?」に意識が向くようになった。
DELTA3のデメリット(僕の立場で正直に)
DELTA3は全体的に完成度が高いけれど、実際にしばらく使ってみて「ここは人を選ぶな」と感じた部分も正直に書いておく。
● ① 12kgは“気軽に持てる重さ”ではない
僕は男性で普通に持てるけれど、やっぱり12kgは「よし、運ぶか…」と気持ちの準備が必要な重さ。
毎回の出し入れが多い人や、玄関から車まで距離がある家だと負担になるはず。
持ち手はしっかりしていて形状も良いので運べはするけれど、
768Whクラス(例:Dabbsson 600Lの約8kg)くらいが「気軽」と呼べるラインだといえる。
● ③ 車載スペースはまぁまぁ取る
キャンプでは問題ないけど、コンパクトカーサイズに常駐させると少し圧迫感を感じるかもしれない。
大きめの車なら問題はない。
● ④ 価格はやっぱり安くはない
性能に対して納得感はあるけれど、初めてのポタデンで「気軽に買える価格」ではないのは事実。
ただし DELTA2 → DELTA3 の進化が大きく、旧世代と比べるとコスト差以上の体感差がある。
● ⑤ 1500W急速充電は家のブレーカー条件によっては注意
古い家・アパートだと同時に大きい家電を動かすと落ちる可能性はある。
(EcoFlowアプリで充電W数を下げられるので回避は容易である)
▲ 全体としての結論:
1kWhクラスは「持てるけど軽くはない」ゾーン。
だからこそ、持ち運び頻度が少ない人・車移動が基本の人・明確な目的がある人に向いている。
素人 × 検証者 × フラット視点で感じた“本音の結論”
僕は買い替え検討の時、初めは大容量タイプにしようと考えていた。
やっぱり「大容量が正義」と思っていた。
でも紆余曲折の末 DELTA3に辿り着き、実際に使い倒してみたら、その考えがまるっと反転した。
1kWhクラスって、アウトドア全体の“中心レイヤー”なんだと心から理解した。
● 大容量派だった僕の考えが DELTA3 でひっくり返った
2kWh級も検討していたけれど、実際に使うシーンを並べていくと「12kgで持てる範囲の最大値こそ最適」だと体感した。
現場で必要なのは“数字上のMAX”じゃなく、取り回し × 出力 × 充電スピードのバランスだった。
● 釣り・SUP・キャンプを全部やる人が一番楽になるゾーン
僕みたいに、海釣り・SUP・キャンプ・車中泊を全部同じ車で回すスタイルの人は、1kWhが本当にちょうど良い。
バッテリー容量の余裕と、12kgという“まだ持てる重さ”のバランスが絶妙だった。
● 操作が簡単で家族も使いやすい
DELTA3はアプリ・本体UIともに“迷わない”。
僕が不在でも家族が普通に扱えるレベルで、
家の非常電源としての安心感も大きかった。
● 不安・危険・管理ミスが減る
1500W急速充電のおかげで、出発前の“間に合うかな問題”が消える。
深夜でも朝でも短時間で戻るから、管理に意識を割かなくて良くなった。
これは使って初めて分かるメリットだった。
● 1kWhこそアウトドアの“中心レイヤー”という確信
500Whだと足りない。2kWhはやりすぎで重い。
その中間の1kWhは、釣り・SUP・キャンプ・車中泊の全てで「ちょうどいい」ゾーンに収まる。
“1kWhは最小のストレスで最大の安心を作れる中心レイヤー”
これは現状もう揺るがない本音の結論だ。
まとめ:DELTA3は「気楽に全部を任せられる」ちょうど良い電源
僕がこのDELTA3を使ってみて、一番強く感じたのは「あれこれ考えなくていい安心感」だった。
容量・出力・重さ・充電速度の4つが、アウトドア全体の中心にピタッとハマっていて、 釣り・SUP・キャンプ・車中泊を全部またぐ僕のスタイルに、そのままスッと馴染んだ。
もちろん12.5kgは軽くはないし、もっと小型で運びやすいポタデンもある。
でも「1台で全部済ませる」「家でも使う」「停電にも備える」まで含めると、 1000Whクラスのこのサイズがやっぱり現実的で、使うほど理由が分かってきた。
結局、ポタデンはスペック表よりも、 “どれだけ気を使わずに持ち出せるか” ここが体験のほとんどを決める。
その意味で、DELTA3は僕の中で 「気楽に全部任せられる、ちょうど良いベース電源」 というポジションに落ち着いている。
あくまで僕の主観ではあるが、ポタ電探しで悩んでいる人の参考になれば嬉しい。
素人だけど、検証して道具は選ぶ。
