災害時にヘルメットはなぜ必要か|発災直後から命を守る防災装備

防災用の装備を考えるとき、ヘルメットは後回しにされがちだ。

避難所で使うもの、作業する人向けのもの。

そんなイメージを持たれやすい。

だが実際には、ヘルメットが最も必要になるのは「発災直後」だ。

建物が完全に崩れていなくても、

落下物、剥がれた外壁、割れたガラス、崩れかけの天井。

街全体が「まだ動いている状態」になる。

目次

ヘルメットが必要になるのは、危険が見えない時間帯

災害直後の現場は、見た目以上に不安定だ。

一見立っている建物でも、

余震ひとつで、

  • 瓦が落ちる
  • 外壁が剥がれる
  • 天井材が落下する

こうしたことが普通に起こる。

危険なのは、

「すでに壊れている場所」よりも、

「これから壊れる場所」だ。

その予測は、素人にはほぼ不可能。

だからこそ、頭部を守る装備は最初から着けておく必要がある。

ヘルメットは「作業用」ではなく「生存装備」

ヘルメットというと、

重機作業や瓦礫撤去をする人の装備、

という印象が強い。

だが、災害時のヘルメットは役割が違う。

目的は、

作業効率を上げることではなく、

一瞬の事故で命を落とさないこと。

頭部への一撃は、

それだけで行動不能になる。

避難も、判断も、そこで止まる。

だからヘルメットは、

「できれば持っておきたい」装備ではなく、

「あらかじめ被っておく」装備になる。

被災地で感じた「ヘルメットがある人・ない人」の差

ボランティアとして被災地に入ったとき、

ヘルメットは必須装備だった。

それは、

危険な作業をするから、という理由だけではない。

現場では、

自分では気づけない危険が常に上から降ってくる。

落下物は、

音もなく、

前触れもなく、

突然くる。

ヘルメットがあるだけで、

致命傷が打撲で済む。

この差は、現場では非常に大きい。

避難所生活でも、ヘルメットは無駄にならない

「避難所に入ったら、もう安全」

そう思われがちだが、現実は違う。

体育館や公共施設でも、

照明器具、天井材、窓ガラス。

地震のダメージを受けた建物は、

完全に安全とは言い切れない。

余震が続く状況では、

就寝時に枕元にヘルメットを置く、

という判断が現実的になることもある。

防災用ヘルメットに求める条件

災害用として考えるなら、

高価な業務用である必要はない。

重要なのは、

  • 頭部を覆えること
  • サイズ調整ができること
  • すぐ被れること

この3点だ。

折りたたみ式や軽量タイプでも、

「何もない状態」よりは、圧倒的に安全性が上がる。

ヘルメットは「最初の一個」になり得る

防災装備を揃えようとすると、

水、食料、電源、トイレ。

どうしても後回しになる装備がある。

ヘルメットは、その代表格だ。

だが、

命を守る順番で考えるなら、

ヘルメットはかなり前に来る。

頭を守れなければ、

その先の備えは活きない。

防災装備は、

安心を積み上げるものではなく、

致命的な一撃を避けるためのもの。

ヘルメットは、

その最初の役割を担う装備だ。

素人だけど、検証して最適は選ぶ。

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この記事を書いた人

SUP釣り・海釣り・管釣り・キャンプを“素人視点で検証する”アウトドアブロガーです。
安全・快適・コスパをテーマに、実際に使ったギアだけをレビューしています。

SUPでの落水、磯の夜釣りの失敗、クーラーボックスや虫対策の検証など、一次体験ベースの情報を発信中。

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