まず最初に伝えておきたいのは、キャンプに「行きたくない」は完全に正しい反応だということ。
暑い、寒い、汚れる、虫、寝づらい、トイレが遠い、荷物が重い。
これを「楽しい」と感じる人が少数派で、「嫌だ」と感じるあなたの方が合理的だ。
このシリーズの2回目は、そんなあなたのための“最小外遊び対策”。
行きたくないのは“弱さ”じゃなくて、構造だ
外遊びは、脳にとって「未知の環境」。
・温度が変わる
・匂いが変わる
・音が変わる
・人が多い/少ない
・トイレの質がわからない
これらは全部、不安を強める要素だ。
だから行きたくなくて当たり前だし、あなたの性格や根性とは無関係。
まずはこれを“前提OS”としてインストールしておいてほしい。
行かない自由を守るための3原則
付き合いキャンプでも、家族イベントでも、旅行でも。
あなたの心を守る基本OSはこの3つだけ。
- 1. 行きたくない時は理由を言わず「無理しない」で断っていい
- 2. 行く場合は“自分がラクな条件”を最優先していい
- 3. 無理に好きにならなくていい。理解だけで十分
特に1つめは、言えそうで言えない人が多い。
だから僕のおすすめはこれ。
「ちょっと今、体力的に余裕ないから、今回は見送るね」
理由はぼかしていいし、言い訳もしなくていい。
“断る技術”も外遊びOSの一部だ。
どうしても行く時は「最小ルート」を選べばいい
あなたが行く時の負担を最小化するコツは、たったこれだけ。
- ・夜キャンプは避ける(虫・寒さ・不安が最大化)
- ・春・秋の“気温が優しい季節”を狙う
- ・コテージ or 屋根付きの場所を選ぶ
- ・コンクリの上(デッキサイト)を選ぶ
- ・車から近いサイトを選ぶ(荷物ストレスが激減)
- ・1泊ではなく“半日デイ”で試す
これだけ守れば、外にいる時間は半分以下のストレスになる。
そして本当に重要なのは、
「人のペースに合わせず、自分のペースでOK」
という一点。
役割を“固定する”と劇的に楽になる
グループキャンプで疲れる大きな原因は、
「何をすればいいかわからない」
この一点に尽きる。
だから「自分の役割を固定する」のが最強の心理OSだ。
- 運転担当
- 買い出し担当
- 飲み物を冷やす担当
- 焚き火の火だけ見る担当
- 写真だけ撮る担当
役割さえ決まれば、あなたは“そこだけ”やっていればいい。
あとは自然にしていればOK。
好きになる必要はない。“理解するだけ”でいい
外遊びを好きかどうかは人それぞれ。
あなたの人生の中心が家の中でも街でも、全く問題ない。
外遊びが好きな人は、ほんのわずかな「粒の瞬間」で世界が反転しただけ。
あなたにもその瞬間が来るかもしれないし、来なくても構わない。
理解は歩み寄り、好きは義務じゃない。
このシリーズで目指す場所
行きたくない人に安心してほしい。
好きな人も「そうそう、これこれ」となんかわかる。
その「交差点」をつくりたい。
次回は、「キャンプ好きは何を見ているか」へ進む。
素人だけど、検証して最適は選ぶ。
