災害時の電源対策というと、まずポータブル電源が思い浮かぶ。
けれど、実際に運用を考え始めると「それが空になった後どうするのか?」という壁に必ずぶつかる。
ここで現実的な選択肢として浮上するのが、車を電源化するという発想だ。
停電中でも車が動く限り、発電できる。
この一点だけで、ポータブル電源の寿命は“数時間”から“継続運用”へと性質が変わる。
車中泊 × 災害時で電源が意味を持つ瞬間

真夏の停電で一番きついのは、間違いなく暑さだ。
照明が消える不安よりも、冷房が止まる現実の方がはるかに命に直結する。
車中泊視点で見ると、ここがはっきりする。
エアコン、冷蔵保存、扇風機、スマホ、照明。
これらはすべて「電源がある前提」で成立している。
つまり災害時における電源は、快適装備ではなく“生存装備”に変わる。
ポータブル電源だけでは完結しない理由

ポータブル電源は、最初の数時間〜1日を凌ぐ装置としては非常に優秀だ。
だが一度空になると、ただの重い箱に戻る。
ソーラーパネルも有効だが、天候に左右され、夜は完全に止まる。
猛暑の停電は、だいたい「太陽が沈んだ後」に本番が来る。
そこでようやく、車というもう一つの発電装置の価値が浮かび上がる。
車充電が“本当の核”になる場面

オルタネーターは、走りながら常に発電している。
この仕組みを使えば、ポータブル電源は「使い切り」ではなく「循環資源」に変わる。
昼に走って充電し、夜に使う。
そしてまた走る。
この循環が成立した瞬間、災害時の電源は「時間制限付き装備」から「継続運用システム」へと進化する。
車中泊ユーザーが持つ“防災的アドバンテージ”

すでに車中泊をしている人間は、この循環を日常的に体験している。
冷蔵庫、照明、扇風機、充電。
すべてをポータブル電源と車の往復で成立させている。
つまり車中泊の延長線上に、かなり現実的な“災害時電源運用”がそのまま存在している。
防災は、特別なものではなく、日常の延長に組み込まれたときに一番強くなる。
この構成を自分はどう考えているか

自分が用意しているのは、「これがあれば助かるかもしれない」という理想構成ではない。
今すでに車中泊で使っているものが、そのまま防災にも転用できる構成だ。
電源も、冷却も、照明も、保存も。
すべて“普段使いの延長”で回る仕組みにしている。
その中で、車充電は間違いなく中核の役割を担っている。
車中泊 × 災害時 電源の最適解とは

特別な非常用システムを組むのではなく、
「日常で使っている電源環境が、そのまま災害時にも生きる」
この状態を作れているかどうかがすべてだと感じている。
車は走る限り電気を生む。
これは停電という前提条件を、かなり根本からひっくり返す力を持っている。
災害時の電源対策は、“備える”というより“循環させられるか”で強さが決まる。
素人だけど、検証して最適は選ぶ。
