エリアトラウトは管理された釣り場だから安心、とはよく言われる。
でも実際には、悪気はなくても「それはちょっと違う」と思われてしまう行為がいくつかある。
この記事で触れたいのは、ルール違反の一覧ではなく、知らないままやってしまいがちなズレのほう。
魚・人・釣り場、そのどこに負担がかかるか。この目線があるだけで、だいぶ変わると感じている。
フックまわりでやりがちなミス

いちばん多いのはフック関係。
- トリプルフックのまま投げてしまう
- 返し(バーブ)付きのまま使う
- サイズが大きすぎるフックを付ける
多くのエリアでは、シングルフック・バーブレスが前提になっていることが多い。
理由は魚へのダメージと安全面。
暴れたときに複数箇所へ刺さる可能性や、外すときの負担が変わってくる。
渓流用や海用ルアーをそのまま持ち込むと、フックだけ条件に合っていないこともある。
エリア用のバーブレスフックに替えるだけで、ほとんどの不安は消える。
付け替えはリングプライヤーがあれば数分で終わる。最初は面倒に感じるけれど、一度やってみると難しくない。
ネットと魚の扱いで起きやすいこと

魚をどう扱うかも、違反につながりやすい部分。
- 地面に魚を直置きする
- ラバー以外のネットを使う(ラバー指定の釣り場)
- 写真撮影で長時間空気にさらす
エリアはキャッチ&リリース前提の場所が多い。
ラバーネットが指定されているのも、魚体の保護が理由になっていることが多い。
ネットを水に浸けたまま外す、素早く戻す。
それだけでも魚の状態はかなり変わると感じる。
ルアー・小物の制限

ワームや匂い付きルアーが禁止の場所も多い。
これは「釣れすぎ防止」というより、釣りの条件を揃えるためや環境保護のためのルールに近い。
極端に大きいスナップも、前提から外れる(ルアーの動きに影響が出てしまう)
迷ったときは、一般的なエリア用ルアーと小型スナップに寄せておくと外しにくい。
スナップは#00〜#000くらいがエリアでは使いやすいサイズだ(とても小さいけれどちょうどいいサイズ)
ルールに書いていなくても空気がある

紙に書かれていないけれど、トラブルになりやすい行為もある。
- 後方確認をせずにキャストする
- 混雑時に隣のラインをまたぐように投げる
- 釣り座を広く使いすぎる
エリアは“共有の池”。
みんなで同じ水面を使っているという感覚があると、自然と動きも変わってくるはずだ。
知っておけば防げることがほとんど

違反の多くは、悪意よりも知識のズレから起きることが多い。
受付でひとつ聞くだけで済むこともあるし、事前に公式サイトを軽く見るだけでも十分なことが多い。
魚と人、どちらにも負担が少ない側に寄せておく。
それだけで、釣り場の空気はずいぶんやわらかくなるはずだ。
素人だけど、検証して最適は選ぶ。
