渓流用のミノーや市販ルアーを見ると、トリプルフックが付いていることが多い。
でも、エリアトラウトに行くと「トリプルは禁止」「シングルフックのみ」と書かれていることがある。
この違いに戸惑う人は少なくないと思う。
この記事では、なぜエリアではシングルフックが基本なのかを、魚と人それぞれの視点から整理してみる。
エリアが前提にしている釣りの形

エリアトラウトは、多くの場所でキャッチ&リリースが前提になっている。
釣った魚を持ち帰ることもできるけれど、基本は「また泳いでもらう」釣り。
その前提があるから、魚へのダメージをできるだけ抑えるルールが整えられていることが多い。
トリプルフックで起きやすいこと
トリプルフックは、掛かる点が三つある。
その分フッキング率は上がるけれど、魚が暴れたときに複数箇所へ刺さりやすい。
- 口の外側にもう一本掛かる
- 目やエラ付近に触れてしまう
- 外すときに傷が広がりやすい
こうしたリスクがあるため、エリアでは基本的にシングルフックが採用されていることが多い。
安全面の理由もある

もう一つの理由は、人側の安全。
魚がネットの中で暴れたとき、トリプルフックは思った以上に引っかかる。
- ネットに絡む
- 手に触れやすい
- 隣の人に飛ぶ可能性がある
エリアは人との距離が比較的近い釣り場。
安全面を考えると、シンプルなフックの方が扱いやすいと感じる人も多い。
シングルフックの良さ

シングルフックは一本だけ。
外しやすく、魚への負担も比較的少ない。
手返しも良くなり、結果的に釣りの流れがスムーズになることもある。
最初は「掛かりにくいのでは?」と感じるかもしれない。
でも実際にやってみると、意外と普通に釣れることが多い。
トリプルが悪いという話ではない

渓流や海では、トリプルフックが当たり前に使われている。
場所が変われば前提も変わる。
エリアは管理された環境で、多くの人が同じ魚を共有する釣り。
その環境に合わせたルール、と考えると少し納得しやすいかもしれない。
まとめ

エリアでシングルフックが基本になるのは、魚と人の両方を守るため。
最初に知っておくと、現地で慌てずに済むことが多い。
ルールの背景がわかると、釣り場の空気も少しやわらかく感じられる。
素人だけど、検証して最適は選ぶ。
