同じSUL表記でも別物だった話|ロッド表記を鵜呑みにしない理由

ロッドを選び始めた頃、SUL表記を見ればだいたい同じような竿だと思っていた。

SUL=柔らかい。 SUL=軽量ルアー向き。 SUL=扱いやすい。

少なくとも、大きく外すことはないだろう。 そんな安心感を、表記だけで持っていた。

でも実際に複数のSUL表記ロッドを使ってみると、 その考えはかなり雑だったと気づいた。

目次

SUL表記は「嘘」ではないが、説明しきれてはいない

最初に言っておくと、 SUL表記が間違っているわけではない。

あくまで、 メーカーごとの基準で「このくらいの硬さですよ」という目安。

ただ、その一言で説明できるほど、 ロッドの性格は単純じゃなかった。

同じSULで「これは別物だ」と感じた瞬間

長さも近く、 同じSUL表記のロッドを持ち替えたとき。

最初のキャストで、 「あ、違うな」と感じた。

どちらが良い、という話ではない。

ただ、 同じSULという共通点だけでは説明できない差が、 はっきり存在していた。

何が違っていたのか

ティップの入り方

あるロッドは、 キャスト時にすっとティップが入る。

別のロッドは、 ある程度力を乗せないと曲がらない。

同じSULでも、 「入り始める速さ」が違う。

ベリー〜バットの支え方

曲がったあと、 どこで支えてくれるかも違った。

早めに止まるロッド。 段階的に受け止めるロッド。

この違いが、 掛けてからの安心感や疲れ方に直結していた。

SULでも「柔らかさの方向性」が違う

一言で柔らかいと言っても、 その中身はかなり違う。

全体がふにゃっとする柔らかさ。 張りを残したまま曲がる柔らかさ。

どちらもSULだが、 操作感はまったく別物だった。

なぜ同じ表記でもここまで差が出るのか

設計意図の違い

メーカーが想定している釣りが違う。

スプーン中心なのか。 プラグ中心なのか。

使うラインや操作方法の想定も違う。

その結果が、 同じSULという表記の中に押し込まれている。

数字に出にくい部分の差

素材、テーパー、戻りの速さ。

カタログには出にくいが、 実釣では一番体感に出る部分だ。

表記だけでロッドを選ぶと起きやすいズレ

思っていた感触と違う。

でも、 なぜ合わないのか説明できない。

結果として、 ロッド選びが難しいものに感じてしまう。

これは、 表記を信じすぎたときに起きやすい。

表記は「入口」、判断は身体感覚

SUL表記は、 候補を絞るための入口としては十分役に立つ。

ただ、 最終判断を任せるものではない。

実際に使ってみて、 何が違ったのか。

そこを言葉にできるかどうかが大事だと思っている。

SUL表記との付き合い方

表記は切り捨てに使う

明らかに違う硬さ帯を除外する。

そのくらいの使い方がちょうどいい。

最後は基準との比較

基準になるロッドがあれば、 「これは基準より張りがある」 「これはティップが入りやすい」

そんな比較ができるようになる。

まとめ|SULは同じでも、ロッドは別物だった

SULという表記は、 共通語のようなものだ。

でも、 実際のロッドはそれぞれ方言を持っている。

表記を鵜呑みにせず、 体感で確かめる。

そう考えるようになってから、 ロッド選びはずっと楽になった。

素人だけど、検証して道具は選ぶ。

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この記事を書いた人

SUP釣り・海釣り・管釣り・キャンプを“素人視点で検証する”アウトドアブロガーです。
安全・快適・コスパをテーマに、実際に使ったギアだけをレビューしています。

SUPでの落水、磯の夜釣りの失敗、クーラーボックスや虫対策の検証など、一次体験ベースの情報を発信中。

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